
「高額なテントだから、失敗したくない...」

私も北海道での初めての冬キャンプで、想像以上の寒さに震えた経験があります。
でも、安心ください!
適切なテントを選べば、マイナス20度でもとても快適な冬キャンプが実現できるんです。
今回は、実際に使い込んだテントの中から、本当におすすめできる3つをご紹介します。
この記事のポイント
・極寒環境でも使える薪ストーブテントの正しい選び方がわかる
・予算別(4万円~25万円)におすすめのテントが見つかる
・極寒キャンパーの10年以上の経験に基づく失敗しない選び方が学べる
はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。
北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なレビューとしてお届けしています。
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冬キャンプの成功は、テント選びで8割が決まると言っても過言ではありません。
それでは、具体的な選び方のポイントを見ていきましょう。
薪ストーブテントの基礎知識
薪ストーブテントの重要ポイント
・素材選び:ポリコットンやTCなどの高品質素材が必須
・換気システム:適切な空気の流れを確保できる構造
・極寒下での操作性:手袋をしたまま設営可能な設計


どれも極寒環境でしっかりと実績のある信頼できる製品です。
おすすめの薪ストーブテント3選
①ノルテント Gamme 8 PC|プロ仕様の究極の一張り

製品スペック
・価格帯:約25万円前後
・収容人数:8人用
・サイズ:直径432cm×高さ216cm
・重量:15.4kg
私が極寒の北海道で最も信頼している一台です。
-25度の環境でも、ストーブとの組み合わせで室内を20度以上にキープできました。
注目ポイントは、何と言っても熟考された換気システムです。
開口部が多く配置されているため、薪ストーブ使用時でも室内の空気を常に新鮮に保てます。
実際の使用感では、この換気性能が冬キャンプの安全性を大きく高めてくれます。


・過酷な環境でも安定した性能
・5年以上使用しても劣化が少ない耐久性
・ストーブとの相性抜群の設計
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②サーカスTC DX|コスパ最強の定番モデル

製品スペック
・価格帯:約4-5万円
・収容人数:2人用
・設営時間:約15分
・特徴:TC素材採用
10回以上の極寒キャンプで使用してきた中で、コスパの高さが光る一台です。
設営の簡単さと保温性能のバランスが秀逜で、初めての薪ストーブテントとしても最適です。
特に立てやすさは特筆すべき点です。
マイナス15度の環境下でも、15分足らずで立てることができました。


・15分程度で設営完了
・シンプルな構造で間違いにくい
・メンテナンスも比較的容易
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③ローベンス クロンダイク|家族向けテント

製品スペック
・価格帯:約8-10万円
・収容人数:6人用
・天井高:270cm
・特徴:オールシーズン対応
家族やグループでの使用に最適な一台です。
実際に4人での使用経験がありますが、薪ストーブを設置しても余裕の空間を確保できました。
立って着替えられる天井高は、長期キャンプでの大きな利点です。
また、出入り口の設計も家族での使用を考慮した使いやすい仕様となっています。
クロンダイクの魅力は、オールシーズン対応の汎用性の高さ。春や秋のキャンプでも快適に使用でき、投資効率が高いモデルです。
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予算別・用途別の選び方ガイド


予算25万円前後の場合
ノルテント Gamme 8 PCがおすすめな理由
・氷点下20度を下回る真冬の北海道でも信頼できる耐寒性能
・長期キャンプでも快適な広々空間
・プロユース向けの高い耐久性
・吹雪などの悪天候にも対応可能
私が実際に経験した使用シーン:
- マイナス25度を記録した厳冬期の北海道キャンプ
- ソロキャンプ
- 厳しい気象条件下でのキャンプ
予算5万円以内の場合
サーカスTC DXがおすすめな理由
・この価格帯とは思えない高いパフォーマンス
・シンプルで失敗の少ない設営システム
・冬キャンプ初心者に最適な価格と性能のバランス
・週末メインのキャンプに最適なサイズ感
おすすめの使用シーン:
- 初めての冬キャンプ
- 週末メインの使用
- 少人数での気軽なキャンプ


むしろ、初めての冬キャンプではコスパの良いサーカスTCから始めることをおすすめします。
予算10万円以内の場合
ローベンス クロンダイクがおすすめな理由
・4人までゆとりを持って収容可能な広さ
・立って着替えられる270cmの天井高
・オールシーズン対応の優れた汎用性
・家族キャンプに最適な居住性
最適な使用シーン:
- 家族やグループでのキャンプ
- オールシーズンでの使用
- 長期の休暇でのキャンプ
実は、この価格帯が最もコストパフォーマンスが高いと私は考えています。オールシーズン使えて、家族でも使える大きさがあり、なおかつ耐久性も十分だからです。
失敗しないための注意点
煙突開口部のチェック
薪ストーブを使用する際、煙突開口部の耐熱性は命に関わる重要なポイントです。実際に、私は火の粉による穴あきを経験しました。
特に注意すべきポイント:
- 煙突開口部の素材強度
- ストーブとの適合性
- 予備の耐火シートの準備
設営前の準備と確認


私も最初の冬キャンプで悪戦苦闘しました。
でも、適切な準備をすれば、安全に設営できます。
必須の事前準備
・常温環境での設営練習(最低3回)
・必要ギアの事前確認
・設営手順の動画撮影
適切なメンテナンス
テントの寿命を大きく左右するのが、使用後のケアです。特に冬キャンプ後は、以下の点に注意が必要です:
メンテナンスの重要ポイント
・完全乾燥を確実に行う(最低24時間)
・汚れをできるだけ落とす
・定期的な撥水加工のメンテナンス
まとめ:厳冬期の実践的選び方
10年以上の極寒キャンプ経験から、最も重視すべき3つのポイントをお伝えします:
選び方の重要ポイント
・換気システムの充実度:命に関わる重要な要素
・設営の容易さ:極寒下では単純な構造が安全
・メーカーのサポート体制:問題発生時の対応が重要
どのテントを選ぶにしても、必ず事前の設営練習を行ってください。これは私からの切実なアドバイスです。実際の現場での初設営は避けるべきです。
▼今回紹介したテント一覧
▼参考YouTube動画
この記事がみなさんのテント選びのお役に立てば幸いです。
それではまた!