
どうやって整理すればいいんでしょうか?

実は、ちょっとした工夫と適切なアイテム選びで、驚くほど収納が楽になるんです。
今回は10年の経験から得た、具体的な収納術をお伝えしますね。
この記事のポイント
・キャンプギア収納の基本原則がわかる
・自宅での具体的な収納方法が学べる
・キャンプ場での効率的な持ち運び方がわかる
・実際に使って良かったおすすめアイテム8選を紹介
はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。
北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なレビューとしてお届けしています。
これまでの経験を活かして、キャンプギアの収納に悩む方に向けて、具体的な解決策をご紹介していきますね。
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それでは早速いきましょう!
1. キャンプギア収納の基本原則
収納の3つの基本原則
・カテゴリーごとの明確な分類
・使用頻度に応じた収納場所の決定
・取り出しやすさとしまいやすさのバランス
実は、多くの方が「とりあえず押し込む」という収納をしがちです。
でも、ちょっとした工夫で劇的に改善できるんです。
私の経験で見つけた最適な分類方法を次のセクションでご紹介します。半分以下の時短になりました!
続いて、具体的な分類方法と収納のコツをお伝えしていきます。
カテゴリー分類の具体的な方法


基本の4分類
・調理道具(バーナー、クッカー、食器など)
・焚き火道具(焚き火台、火バサミ、薪など)
・寝具類(シュラフ、マット、枕など)
・設営道具(ペグ、ハンマー、ランタンなど)

この分類方法のポイントは、キャンプ場での使用順序を考慮している点です。
設営から撤収まで、スムーズな流れを作ることができます。
使用頻度による収納場所の決定
ここからが極寒の北海道で培った、実践的なノウハウです。
収納場所の決め方
・頻繁に使うギア → 取り出しやすい手前に配置
・シーズン限定のギア → 奥や上部に配置
・緊急用品・予備 → すぐ確認できる位置に配置
私の場合、冬の極寒キャンプ用のギアは夏場は上部に、夏用のギアは冬場は奥に収納しています。
これだけでもスペースを効率的に使えるんです。
特に寝袋やテントなどの高価なギアは、必ず湿気対策をして収納してください。カビの発生は想像以上に早いです!
2. 自宅での収納方法
基本的な収納スペースの確保


限られたスペースでも工夫次第で、驚くほどスッキリ収納できます。
住環境別の収納スペース活用法
収納スペース別のポイント
・ガレージ収納:大型ギアの保管に最適、ただし湿気対策が必須
・マンション収納:クローゼットや押入れの上部空間を最大限活用
・ベランダ収納:防水コンテナで天候に影響されない保管が可能
実は、私も以前はマンション住まいでした。その経験を活かした具体的な収納術をお伝えします。
ガレージがある場合の収納術


ガレージ収納のコツ
・壁面にフックやラックを設置して縦方向に収納
・床から30cm以上の高さにコンテナを設置して湿気対策
・シーズンオフのギアは天井収納を活用
マンション・アパートでの収納術
限られたスペースでこそ、収納の工夫が効果を発揮します。
スペースを最大限活用するコツ
・クローゼットの上部にメッシュラックを設置
・ベッド下収納を活用したギアの分散配置
・収納ボックスは縦積みより横並びを基本に
季節に応じた収納の切り替え
北海道での経験から得た、とても重要なノウハウをお伝えします。
季節の変わり目(春・秋)が収納の見直しのベストタイミング。この時期に収納の総点検と再配置を行うことで、一年を通して効率的な収納が実現できます。
季節別の収納ポイント
・春:防寒ギアを上部・奥に、春キャンプ用品を手前に
・夏:雨具と暑さ対策グッズを取り出しやすい位置に
・秋:防寒ギアを徐々に手前に移動
・冬:保温・防寒用品を最も取り出しやすい位置に
3. キャンプ場への持ち運び方


私が200万円以上のギア投資で学んだコツをお伝えしますね。
積み込みの黄金ルール
効率的な積み込みの3原則
・重いものは必ず下に(テント、タープ、焚き火台など)
・壊れやすいものは上に(ランタン、調理器具など)
・最初に使うものは取り出しやすい位置に(設営道具など)
実は、多くの方が見落としがちな「逆算の収納」という考え方があります。
撤収時の順番を考えながら積み込むことで、次回の設営がスムーズになります。この「逆算の収納」を意識するだけで、準備時間が大幅に短縮できます!
カテゴリー別の持ち運びコツ
持ち運び方のポイント
・調理道具:専用のコンテナに食器類は布で仕切りを作る
・焚き火道具:薪は必ず防水シートで保護
・寝具類:圧縮バッグで容量を最小限に
・設営道具:小物類は透明なケースで見える化
4. おすすめの収納アイテム8選

価格も機能も様々で迷ってしまいます。

予算と使用目的に応じて、最適なものを選んでいきましょう!
ハードコンテナ部門
キャンプギアの収納で最も重要なのは、耐久性と使いやすさのバランスです。
まずは、実際にヘビーユーザーから高い評価を得ているハードコンテナからご紹介します。
1. スノーピーク シェルフコンテナ25
基本スペック
・サイズ:325×520×210mm(内寸:290×405×195mm)
・重量:3.6kg
・最大積載量:20kg/個(3段まで積重ね可能)
・材質:本体/スチール、ハンドル/竹・ステンレス、脚/ポリカーボネイト
メリット
・竹製ハンドルで持ちやすく、デザイン性も抜群
・3段まで積重ね可能で、縦方向の収納効率が良い
・スチール製で耐久性が高く、長期投資として優秀
・キャンプ場では棚としても使える実用性
デメリットと対策
・価格が高め → 長期使用を前提とした投資として検討
・重量が3.6kgと重い → 設営・撤収時は2人で持ち運び
・車載時にハンドルが邪魔に → ハンドルの向きを統一して収納
使用用途のおすすめ:
テーブルウェアの収納に最適です。キャンプ場では調理台としても活用でき、自宅では見せる収納としても使えます。
▼ スノーピーク シェルフコンテナ25の詳細はこちら
2. GORDON MILLER スタッキングトランクカーゴ50L
基本スペック
・サイズ:W60×H35.7×D39cm(有効内寸:W50.4×H32.5×D30.6cm)
・容量:約50L
・重量:約2,670g
・材質:ポリプロピレン
・耐荷重:フタ天面100kg(3段まで積重ね可能)
メリット
・フラットな天板でミニテーブルとしても使用可能
・50Lの大容量で調理器具一式が収納可能
・耐荷重100kgで椅子としても使える実用性
・価格が手頃で複数購入もしやすい
デメリットと対策
・プラスチック製で高級感に欠ける → ステッカーなどでカスタマイズ
・長期使用での経年劣化が気になる → 直射日光を避け、温度変化の少ない場所で保管
・デザインが無骨 → ガレージや屋外収納用途に特化して使用
・内部の小物が散らかりやすい → 自作の仕切りボードを追加
特におすすめの使用シーンは以下の3つです。
おすすめの使用シーン
・調理器具一式をまとめて収納
・キャンプ場での作業台として活用
・ガレージでの定位置収納用として
▼GORDON MILLER スタッキングトランクカーゴ50Lの詳細はこちら
3. トラスコ トランクカーゴ50L
基本スペック
・サイズ:W610×D390×H355mm
・容量:約50L
・重量:約3.2kg
・材質:PP(ポリプロピレン)
・耐荷重:100kg(平地スタッキング時)


特に耐久性は抜群で、アウトドアでの使用に最適です。
メリット
・プロ仕様の堅牢性で末永く使える
・防水性能が高く、急な雨でも安心
・シンプルで実用的なデザイン
・価格が手頃で、コストパフォーマンスが高い
デメリットと対策
・デザイン性が控えめ → 機能重視の用途で使用
・重量がやや重い → 移動時は台車を活用
・ロック部分が硬い → 定期的な注油でメンテナンス
工具箱メーカーならではの特徴として、パーツの補修や交換が可能なのが大きなメリット。
長く使い続けられる点で、実は総合的なコストパフォーマンスは非常に高いんです。
▼トラスコ トランクカーゴ50Lの詳細はこちら
ソフトコンテナ部門
ソフトコンテナの特徴
・使用しない時は折りたためてコンパクト
・軽量で持ち運びが容易
・車載時のスペース効率が良い
・収納場所を選ばない
4. WHATNOT 収納コンテナ
基本スペック
・サイズ:W45×D35×H30cm(折畳時:H10cm)
・容量:約40L
・重量:約1.2kg
・材質:ポリエステル(撥水加工)
・耐荷重:約15kg
メリット
・撥水加工済みで急な雨でも安心
・サイドポケット付きで小物収納が便利
・開口部が大きく出し入れがしやすい
・カラーバリエーションが豊富
デメリットと対策
・耐久性がハードコンテナより劣る → 荷物の詰めすぎに注意
・底面の強度が弱い → 底板を自作して補強
・形が不安定になりやすい → 専用のインナーケースを活用
アウトドアギアブランドらしい、機能的なデザインが特徴的なモデルです。
撥水性能と収納力のバランスが取れており、多くのキャンパーから高評価を得ています。
▼WHATNOT 収納コンテナの詳細はこちら
5. ChillCamping キャンプ収納ボックス60L
基本スペック
・サイズ:W65×D40×H35cm
・容量:60L
・重量:約1.5kg
・材質:1680Dオックスフォード(防水加工)
・耐荷重:約20kg
メリット
・大容量でもコンパクトに折りたため
・丈夫な持ち手で重い荷物も安心
・防水性能が高く、アウトドアに最適
・内部の仕切りが付属
特に寝袋やウェアなど、かさばるけど軽い荷物の収納に最適です。
シーズンオフの保管にも便利なアイテムです。
▼ChillCamping キャンプ収納ボックス60Lの詳細はこちら
6. ラーテルワークス CAMP GEAR BAG
基本スペック
・サイズ:W40×D30×H25cm
・容量:約30L
・重量:約850g
・材質:1000Dコーデュラナイロン
・ポケット数:18個
メリット
・18個のポケットで小物整理が容易
・高強度な素材で耐久性抜群
・ショルダーストラップ付属
・仕切り板が取り外し可能
デメリットと対策
・価格が高め → 小物収納専用として使用
・ポケット過多で慣れが必要 → 収納マップを作成
・サイズが小さめ → 大物は別収納を検討
アウトドアギアに特化した設計で、細かな道具の収納に重宝するモデルです。
18個のポケットを備えた機能的な設計は、道具の管理が楽になると高評価です。
▼ラーテルワークス CAMP GEAR BAGの詳細はこちら
収納ケース部門
収納ケースは、自宅保管からキャンプ場での使用まで、幅広く活躍する便利なアイテムです。
特に見た目の統一感と使い勝手のバランスが重要になってきます。
7. 無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス
基本スペック
・サイズ:約幅60×奥行39×高さ37cm
・容量:約50L
・重量:約2.7kg
・材質:ポリプロピレン
・耐荷重:約100kg(スタッキング時)
メリット
・シンプルで使いやすいデザイン
・スタッキング可能で省スペース
・価格が手頃で複数購入もしやすい
デメリットと対策
・防水性が低い → 防水スプレーで表面加工
・取っ手が細い → 持ち運び時は必ず両手で
・直射日光で劣化 → 屋内保管を徹底
実は無印良品の収納ボックス、見た目以上の実力があるんです。
私も最初は「普通の収納ボックスでしょ」って思っていたんですが、想像以上の使い勝手の良さに驚きました。
▼無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックスの詳細はこちら
8. ニトリ 頑丈アクティブストッカー
基本スペック
・サイズ:W46×D63.5×H35.5cm
・容量:約70L
・重量:約3kg
・材質:ポリプロピレン
・耐荷重:約40kg
メリット
・大容量でも手頃な価格
・キャスター取付可能(別売)
・開口部が広く出し入れが簡単
・ロック機能付きで安心
デメリットと対策
・サイズが大きい → 車載時は要スペース確認
・プラスチック臭が気になる → 使用前の天日干しを推奨
・強度が一般的 → 重量物は避けて使用
コストパフォーマンスの高さで注目を集めている収納ボックスです。
キャスターオプションにも対応しており、大容量なのに扱いやすいと評判です。
▼ニトリ 頑丈アクティブストッカーの詳細はこちら
5. 収納の失敗談と解決策
キャンプ道具の収納は、ちょっとした工夫で劇的に改善できます。
よくある失敗例と、その具体的な解決策をご紹介します。
よくある失敗パターンと解決策
・詰め込みすぎて取り出せない → コンテナの容量は7割までを目安に
・重いものを上に置いて破損 → 重量バランスを意識した収納を徹底
・濡れたまま収納してカビ発生 → 撤収時の水分ケアと定期的な換気を実施
・小物類が散乱 → 小分けケースを活用した整理整頓


特に以下の3点は必ず意識してくださいね。
収納の3つの黄金ルール
・使用頻度で収納場所を決める
・カテゴリーごとに分類して収納
・定期的なメンテナンスを欠かさない
まとめ
この記事のまとめ
・収納アイテムは用途に応じて適切に選択
・基本的な収納ルールを守ることが重要
・定期的なメンテナンスで長く使える
・季節に応じた収納の切り替えを忘れずに
キャンプギアの収納は、快適なアウトドアライフの基盤となります。
この記事で紹介した方法やアイテムを参考に、ぜひ自分に合った収納スタイルを見つけてください。
▼おすすめのキャンプギア収納は、こちらのYouTubeチャンネルでもご紹介しています 。
今回紹介した商品一覧
スノーピーク シェルフコンテナ25
GORDON MILLER スタッキングトランクカーゴ50L
トラスコ トランクカーゴ50L
WHATNOT 収納コンテナ
ChillCamping キャンプ収納ボックス60L
ラーテルワークス CAMP GEAR BAG
無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス
ニトリ 頑丈アクティブストッカー
それではまた!