

この記事では、春キャンプで大活躍する暖房器具、フジカハイペット(灯油ストーブ)とイワタニFORE WINDS(ガスヒーター)を比較し、あなたに最適な選択肢を見つける方法をお伝えします。
朝晩の冷え込みが気になる春のキャンプシーズン。
特に北海道や標高の高いキャンプ場では、快適な睡眠や夜の団らんのために、暖房器具は必須アイテムとなっています。
私自身、両方の暖房器具を実際のキャンプで使い比べてみて、それぞれの良さと注意点を体感してきました。
今回はあなたのキャンプスタイルに合った選び方をご紹介しますね!
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それでは早速いきましょう!
フジカハイペットとイワタニFORE WINDSの基本スペック比較

基本性能比較
・火力:フジカハイペット 2.5kW > イワタニFORE WINDS 1.28kW
・重量:フジカハイペット 約5.6kg ≫ イワタニFORE WINDS 約0.82kg
・使用可能環境:フジカハイペット(換気必須でテント内OK)vs イワタニFORE WINDS(屋外専用)
・燃料タイプ:フジカハイペット(灯油)vs イワタニFORE WINDS(カセットガス)
一目瞭然!フジカハイペットは高火力だけど重い、イワタニFORE WINDSは軽いけど火力は控えめという特徴があります。
それぞれの詳細を掘り下げていきましょう。
フジカハイペット(灯油ストーブ)の魅力と弱点
フジカハイペットの3大メリット
フジカハイペットの最大の魅力は、なんといっても強力な暖房能力です。
2.5kWという火力は、気温によっては広めのテントスや複数人でのキャンプでも十分な暖かさを提供してくれます。
さらに、石油ストーブならではの特長も見逃せません。
フジカハイペットのメリット
・高い暖房能力(2.5kW)で広い空間も暖められる
・天板があるので簡単な調理や湯沸かしができる一石二鳥の便利さ
・ランニングコストが安い(8時間使用で約280円)
私が特に気に入っているのは、天板の上で調理できることです。
寒い夜、アツアツのおでんを天板の上に置いて食べるのは、本当に贅沢なひとときです。

フジカハイペットの注意点
一方で、フジカハイペットには注意すべき点もあります。
フジカハイペットの注意点
・重量約5.6kgでやや持ち運びが大変
・灯油の取り扱いや保管に手間がかかる
・点火にはマッチやチャッカマンが必要
テント内で使用する場合は必ず換気を行い、一酸化炭素チェッカーを設置しましょう。
命に関わる事故につながる恐れがあります。
▼フジカハイペッドをより詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック
イワタニFORE WINDS(ガスヒーター)の魅力と弱点
イワタニFORE WINDSの3大メリット
イワタニFORE WINDSは、そのコンパクトさと使いやすさで多くのキャンパーから支持を集めています。
イワタニFORE WINDSのメリット
・超軽量(約0.82kg)で持ち運びが楽々
・カセットガスの交換が簡単で手が汚れない
・角度調整ができ、暖かさを効率的に届けられる
先日のソロキャンプでは、荷物を極力減らしたかったので迷わずイワタニFORE WINDSを選びました。バックの中に簡単に収まるサイズ感は本当に助かります。
イワタニFORE WINDSの注意点
便利なイワタニFORE WINDSですが、いくつか気をつけるべきポイントもあります。
イワタニFORE WINDSの注意点
・火力が比較的低め(1.28kW)で広いスペースには不向き
・屋外専用でテント内では使用できない
・ランニングコストが高め(8時間使用で約600円)


▼イワタニFORE WINDSをより詳しく知りたい方はこちらをチェック
8時間キャンプでの燃料コスト徹底比較
春キャンプでは、夕方から朝までの約8時間、暖房器具を使用するケースが多いでしょう。
その場合の燃料コストを比較してみました。
8時間使用での燃料コスト比較
・フジカハイペット:灯油約2.1リットル(約280円)
・イワタニFORE WINDS:カセットガス約3本(約600円)
→ フジカハイペットは約320円お得!
長期キャンプを計画している方や、コスト面を重視する方には、フジカハイペットの方が経済的かもしれません。
キャンプスタイル別おすすめ選び方
あなたのキャンプスタイルに合わせて、最適な暖房器具を選びましょう。
ソロキャンプ・デュオキャンプにおすすめ
少人数キャンプならイワタニFORE WINDS
・軽量で持ち運びしやすい
・1〜2人の小さなスペースなら火力も十分
・燃料も1〜2本で済むためコスト増も許容範囲
ファミリーキャンプ・グループキャンプにおすすめ
大人数キャンプならフジカハイペット
・高火力で広いスペースも暖かく
・天板で調理もできるため用途が広がる
・長時間使用でもコストパフォーマンスが高い
先日、友人家族とのキャンプでフジカハイペットを使ったところ、「子どもがいると温かさが安心できる」と大好評でした。特に朝方の冷え込みが厳しい日には、起きてすぐに暖を取れる便利さは想像以上でしたよ。


北海道キャンパー視点で見るおすすめシーン
北海道での春キャンプ経験から、それぞれの暖房器具が活躍するシーンをご紹介します。
フジカハイペットが大活躍するシーン
・4月初旬の雪解けキャンプ(気温変化が大きい時期)
・標高の高いキャンプ場での利用
・長時間の暖房が必要な連泊キャンプ
・寒さに弱い家族連れのキャンプ
イワタニFORE WINDSが便利なシーン
・5月のゴールデンウィークキャンプ(比較的温暖な時期)
・荷物を最小限に抑えたいバックパッカースタイル
・短時間の利用で済む日帰りキャンプ
・夜の焚き火タイムの補助暖房として
春キャンプでは天候の変化が激しいため、毎日の最低気温をチェックし、適切な暖房器具を選びましょう。
標高が高いキャンプ場では、平地より5〜10℃ほど気温が低いことを想定しておくと安心です。
まとめ:あなたに最適な春キャンプ暖房器具の選び方
春キャンプでの暖房器具選びのポイント
・人数と使用スペース:少人数なら「イワタニFORE WINDS」、大人数なら「フジカハイペット」
・キャンプスタイル:ミニマル志向なら「イワタニFORE WINDS」、快適さ重視なら「フジカハイペット」
・気温条件:寒冷地や早春なら「フジカハイペット」、比較的温暖なら「イワタニFORE WINDS」
・予算:初期コストは「イワタニFORE WINDS」が安いが、長期的には「フジカハイペット」がお得
春キャンプを快適に過ごすためには、適切な暖房器具の選択が欠かせません。
今回ご紹介したフジカハイペットとイワタニFORE WINDSの特徴を参考に、あなたのキャンプスタイルに合った選択をしてみてください。
どちらの暖房器具も、春の変わりやすい気候に対応する心強い味方になってくれます。
安全に使用して、快適な春キャンプをお楽しみください!
▼春キャンプのストーブ選びで悩んでいる方はこちらもチェック
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それではまた!