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今すぐできる!自家用車を防災シェルターにするために必要な5つのこと

災害時に車中泊避難を考えているけど、何から準備すればいいかわからない...
大丈夫です!車中泊歴15年以上の経験から、本当に必要な5つのポイントをお伝えしますね。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

最近、災害時の避難方法として車中泊が注目されていますが、実際にどんな準備をすればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。私は車中泊歴15年以上で、実際に災害も経験してきました。今回は、そんな経験から学んだ「自家用車を防災シェルターにするために本当に必要な5つのこと」をお伝えします。

この記事のポイント

・災害時に命を守る最低限の水・食料備蓄の考え方が分かる

・車中泊で健康を保つためのフラットな寝床作りの重要性を理解できる

・プライバシー確保と断熱効果を両立するカーテン選びのコツが学べる

・災害時の通信確保に欠かせないポータブル電源の選び方が分かる

・長期避難に必要な衛生用品と安全装備の準備方法が具体的に分かる

災害にも役立つキャンプギアを知りたい方はこちらの記事をチェック

それでは早速いきましょう!

なぜ車中泊避難の準備が重要なのか

災害時、避難所が満員だったり、ペットと一緒に避難したい場合、車中泊という選択肢があります。でも、普段のキャンプとは違って、災害時は物資の調達が困難になります。だからこそ、事前の準備が生死を分けることもあるんです。

私も過去に災害を経験しましたが、準備の差が避難生活の質を大きく左右することを実感しました。今回は、教えるというより、私の経験を仲間として共有するつもりでお話しします。

1. 最優先:水・食料の確保(生命維持の基本)

まず何より大切なのが、水と食料の確保です。これがなければ他の快適性なんて意味がありません。

水の備蓄量の目安

1人1日3リットル×最低3日分を基本として考えてください。飲用だけでなく、調理や衛生面でも水は必要になります。私の経験では、長期保存水のペットボトルを常備しています。

非常食選びのコツ

調理不要で高カロリーなものを選ぶのがポイントです。カロリーメイト、缶入りパン、栄養補助食品などがおすすめ。実際に食べてみて、家族が受け入れられる味かどうか確認しておくことも大切です。

3日分って、結構な量になりそうですが、車のスペース的に大丈夫でしょうか?
確かに場所は取りますが、命に関わることなので最優先で確保しましょう。後で紹介する収納のコツも参考にしてくださいね。

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2. 健康を守る:寝床のフラット化

車中泊を経験した人なら分かると思いますが、車をフラットにしても必ず凹凸があります。普段ベッドで寝ている私たちには、この凹凸が想像以上に辛いんです。

エコノミークラス症候群のリスク

災害時の車中泊で最も怖いのがエコノミークラス症候群。シートに座ったまま眠ることは絶対に避けなければなりません。フラットな寝床の確保は、快適性ではなく安全性の問題なんです。

私の解決策:ベッドキット活用

私はハイエース専用のベッドキットを使っています。導入前後で寝心地が一気に改善されました。車種によって専用品があるので、調べてみる価値は十分あります。

予算を抑えた対策方法

ベッドキットが高価な場合は、厚みのあるエアーマット(8-10cm程度)でも効果的です。100円ショップのレジャーマットを組み合わせて段差を埋める方法もあります。

座ったままの就寝は血栓のリスクが高く、命に関わる危険があります。
必ずフラットな状態で休むよう心がけてください。

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3. プライバシーと断熱:1級遮光カーテンの活用

車中泊でプライバシーを確保することは、精神的な安定に直結します。さらに、日差しを遮ることで温度管理にも効果があります。

1級遮光カーテンとは

遮光カーテンには等級があり、1級は遮光率99.99%以上を誇ります。ほぼ完全に光を遮断するため、車外から車内が見えなくなり、朝の眩しさも軽減されます。

遮光パッドとの使い分け

私も以前は遮光パッドを使っていましたが、朝の結露で剥がれてしまったり、毎回の取り付けが面倒になったりしました。カーテンなら一度設置すれば簡単に開閉できます。

ただし、パッドも断熱効果が高いので、両方を車に積んでおいて併用すると更に効果的です。

DIY設置のコツ

カーテンの取り付けは意外と簡単です。突っ張り棒やカーテンクリップを使えば、素人でも対応できます。最近はマグネット式のものもあるそうなので、そちらも検討の価値がありそうですね。

カーテン設置のメリット

・完全なプライバシー確保

・日差しや外光の完全遮断

・断熱効果による温度管理

・簡単な開閉で利便性が高い

・一度設置すれば長期間使用可能

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4. 現代の必需品:大容量ポータブル電源

災害時にスマートフォンなどの通信手段を確保することは、本当に重要です。さらに、今の時期なら扇風機やポータブルクーラー、余裕があればポータブル冷蔵庫まで使えると、避難生活の質が格段に向上します。

ポータブル電源の進化

今のポータブル電源は以前と比べて大容量でも安く購入できるようになりました。1000Whでも10万円を切ることが多くなっています。出力も高いので、電気ポットや電気コンロも使える製品が増えています。

容量切れの心配を解決

「ポータブル電源の容量が尽きたら使えなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、今はオルタネーター充電器やソーラーパネルで解決できます。

▼オルタネーター充電器やソーラーパネルの使用レビューはこちら

私のおすすめ:エコフロー製品

私の場合、電化製品関係はエコフローで揃えています。劇的に快適性が上がりました。ポータブル電源だけでなく、周辺機器も含めて統一すると使い勝手が向上します。

1000Whってどのくらい使えるものなんでしょうか?
スマホ充電なら約100回、50Wの電気毛布なら約16時間使えます。災害時なら2-3日は十分持ちますよ。

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愛用中のポータブル電源を比較しているレビュー記事はこちら

5. 長期避難に備える:衛生用品と安全対策

長期避難で見落としがちなのが衛生面と車両トラブルへの備えです。公共施設が使えなくなる可能性を考えて、しっかりと準備しておきましょう。

簡易トイレと衛生用品の準備

1人1日5回×最低3日分を目安に簡易トイレを準備しましょう。凝固剤と処理袋がセットになったものが便利です。恥ずかしがらずに、しっかりと準備することが大切です。

ウェットティッシュ、アルコール消毒液、歯ブラシ、タオルなど、普段当たり前に使っているものが災害時には貴重になります。女性の方は生理用品も忘れずに。

ジャンプスターターで安心確保

災害時は車のバッテリーが上がりやすい状況が多いんです。私も時々お世話になってます(笑)。エアコンをつけっぱなしにしたり、普段より電装品を使ったりしますからね。

現代のリチウムイオン電池式なら手のひらサイズでも十分な始動能力があります。あなたの車のエンジン排気量に対応したピーク電流値(ガソリン車なら排気量1000ccあたり200A程度)を目安に選んでください。

その他の必需品

耐久性の高いゴミ袋を複数サイズ用意しておきましょう。汚物処理だけでなく、雨具代わりにもなる優れものです。

ジャンプスターターって、普通の人でも簡単に使えるものなんですか?
最近のものは説明書通りにケーブルをつなぐだけで使えますよ。一度練習しておけば安心です。

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まとめ:準備は今からでも遅くない

車中泊防災準備の5つのポイント

・水・食料:1人3日分の基本備蓄を確実に

・フラット寝床:健康リスク回避のための必須対策

・遮光カーテン:プライバシーと断熱の両立

・ポータブル電源:通信確保と生活の質向上

・衛生用品と安全対策:トイレから車両トラブルまで幅広くカバー

今回紹介した5つのポイントは、私の15年以上の車中泊経験と実際の災害体験から厳選したものです。もちろん、人によって必要なものは変わるかもしれませんが、まずはこの5つから始めてみてください。

完璧を目指さなくても大丈夫。できるところから少しずつ準備を進めていけばいいんです。災害はいつ起こるか分からないからこそ、今日から始められることを一つずつ実行していきましょう。

私の経験が、皆さんの防災準備の参考になれば嬉しいです。質問があれば、コメントでお気軽にどうぞ!

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車をより快適にするポータブル冷蔵庫のレビューはこちら

それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

▼私が厳選したキャンプ用品一覧

  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 北の大地でアウトドア歴10年超。ギア購入200万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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