

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
2025年6月28日、スノーピークの定番テント「アメニティドーム」が大幅リニューアルして新登場しました。私は旧型のMサイズを愛用していたこともあり、新作の情報を見た瞬間「おお!ついに来たか」と興奮したものです。
ところが、スペックを詳しく調べてみると...正直なところ、個人的には「うーん、ちょっと残念だな」と感じる部分もありました。もちろん、素晴らしい進化を遂げた部分もたくさんあるのですが、旧型ユーザーとしては複雑な心境なんです。
この記事のポイント
・新作アメニティドームの特徴と旧型との違いが分かる
・旧型ユーザーが感じた正直な印象を知ることができる
・新作が向いている人・向いていない人の判断材料を得られる
それでは早速いきましょう!
新作アメニティドームの主な変更点

まず、新作の主要な変更点をざっくりとお伝えします。
今回のリニューアルで最も大きな変化は「アウトフレーム構造」への移行です。これまでのインナーフレーム構造から、インナーテントを外側のフレームに吊り下げる方式に変わりました。
また、サイズ展開も大きく変更され、従来のS・M・Lから「2人用」「3人用」の2サイズに再編されています。前室も左右対称のデザインとなり、両サイドからアクセスできるようになりました。
旧型ユーザーが正直に感じた「残念な点」

インナーテントの吊り下げ式への変更



旧型の最大の魅力の一つが、インナーテントを単体で「カンガルーテント」として使えることでした。夏の暑い時期、大型タープの下にインナーテントだけを設置して涼しく過ごす、なんて使い方ができたんです。
新作は吊り下げ式になったため、この使い方ができなくなってしまいました。北海道の短い夏を満喫するために、この機能をよく活用していた私としては、正直「えー、それは困るなあ」と感じてしまいました。
高さの問題と設営時の負担

新作も旧型同様、高さは抑えめの設計です。アメニティドーム3で室内高140cm、アメニティドーム2で120cmとなっています。
吊り下げ式のインナーテントを取り付ける際、この高さだと腰をかなり曲げた状態での作業になりそうです。設営は楽になったと言われていますが、実際に腰痛持ちの私のような人間には、どうなのかなあと心配になります。
前室の使い勝手についても気になる点が
・前室が広くなったのは確実にメリット
・ただし高さが低いまま移動距離が増える
・中腰での荷物の出し入れが増える可能性
価格の大幅アップ
そして最も気になるのが価格です。
- アメニティドーム2(2人用):65,780円
- アメニティドーム3(3人用):76,780円
一方、旧型は:セールで3万円前後
新作は旧型の約2倍の価格設定となっています。確かに今の物価高やスノーピークブランドを考えると「高すぎる」とは言えませんが、旧型がセールで3万円前後で手に入ることを考えると...私なら間違いなく旧型をおすすめしてしまいます。
とはいえ、新作の素晴らしい進化点も



見た目とデザインの大幅改善
新作は落ち着いたシックなカラーリングに変更され、自然に溶け込むデザインになりました。旧型の2トーンカラーも悪くありませんでしたが、新作の方が確実に洗練されています。
通気性の劇的な向上
両サイドに大きなメッシュパネルが追加され、通気性が大幅にアップしました。北海道でも夏場は結構蒸し暑くなることがあるので、この改良は素直に嬉しいですね。
前室の使い勝手向上
前室が左右対称になり、両サイドからアクセスできるようになったのも大きなメリットです。荷物の出し入れや動線が確実に改善されているはずです。
重量増加も最小限に抑えた企業努力
・機能向上にもかかわらず重量増加は約1kg程度
・収納サイズもほぼ同等をキープ
・持ち運びやすさは変わらず
これらの改良を実現しながら、重量増加を1kg程度に抑えたのは本当に素晴らしい企業努力だと思います。
新作アメニティドームはこんな人におすすめ
実際に使ったわけではないので、あくまで参考程度に聞いてほしいのですが、新作は以下のような方にはとても良い選択だと思います。
キャンプ初心者の方
アウトフレーム構造で設営が楽になり、雨天時でもインナーが濡れにくくなったのは大きなメリットです。
夏場のキャンプを重視する方
メッシュパネルの追加で通気性が大幅に向上しているため、暑い時期の快適性は旧型より確実に上です。
デザインを重視する方
シックなカラーリングと洗練されたデザインは、サイト全体の雰囲気を確実に向上させてくれるでしょう。
ただし、実際に使ってみないと分からない部分も多いです。
テントは特に「使用感」が重要なギアなので、可能であれば実物を見てから判断することをおすすめします。
私が旧型をおすすめする理由
正直なところ、現時点では私は旧型の方をおすすめしてしまいます。
理由は単純で、コストパフォーマンスの高さです。旧型でも十分に高い性能を持っており、価格を考えると圧倒的にお得だからです。
特に「これからキャンプを始めたい」「まずは手頃な価格で良いテントが欲しい」という方には、間違いなく旧型の方が良い選択だと思います。


もっとコスパ重視なら、他のエントリーモデルも検討を
実は、アメニティドーム以外にも、スノーピークには素晴らしいエントリーモデルがいくつかあります。私個人としては、これらの選択肢も強くおすすめしたいんです。
エントリーパックTT
まず紹介したいのが「エントリーパックTT」です。これはテント「ヴォールト」とヘキサタープがセットになった商品で、コストパフォーマンスが本当に素晴らしいんです。
4人まで対応可能で、テントもタープも単体使用ができます。設営も比較的簡単で、初心者の方でも安心して使えるように設計されています。セール時期を狙えば、さらにお得に手に入ることが多いので、定期的にチェックしてみてください。
ランドネスト M テントタープセット
こちらも、テントとタープがセットになった商品です。自立式の逆Y字フレームで設営が非常に簡単なのが特徴です。
通気性も良好で、ファミリーからデュオ、ソロまで幅広く対応できる汎用性の高さが魅力です。多用途で使いたい方には特におすすめです。
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エントリーパックTS
私も購入したテントでアメニティドームMとメッシュシェルターがセットになったこちらの商品は、より快適なキャンプを求める方におすすめです。
シェルターとテントをドッキングすることで、広いリビング空間を確保できます。北海道のような寒い地域でも使いやすく、冬キャンプを視野に入れている方には特に良い選択だと思います。
エントリーモデルを選ぶメリット
・一式揃えても新作アメニティドーム単体より安い
・セール時期を狙えば更にお得に購入可能
・スノーピーク品質で耐久性も安心
これらの商品は、どれもスノーピークの品質基準をクリアしており、初心者でも安心して使えます。特にセール期間中は驚くほどお得になることがあるので、急いでいない方はタイミングを見計らって購入するのがおすすめです。
期間限定の「野遊びセット」も見逃せない選択肢
さらに、もう一つ紹介したいのが、スノーピークが限定で販売している「野遊びセット」です。これは私が特に初心者の方におすすめしたい、コストパフォーマンス抜群の商品なんです。
野遊びセットとは何か?
野遊びセットは、アメニティドームと快適キャンプに必要なオプション装備をお得にまとめたセット商品です。新春初売りや雪峰祭といった特別なタイミングで、期間限定・数量限定で販売されます。
アメニティドームとヘキサタープがセットになった商品も登場します。これなら、日差しや雨対策も万全で、より快適なキャンプが楽しめます。
まさに「一石二鳥」ならぬ「一石三鳥」の商品と言えるでしょう。テント、タープ、オプション装備が一度に揃い、しかもお得という、初心者キャンパーにとって夢のような内容です。
なぜ野遊びセットがおすすめなのか?
単品でこれらを揃えようとすると、結構な金額になってしまいます。でも野遊びセットなら、通常価格より大幅に安く、必要なものが一度に手に入るんです。
特に初心者の方にとって嬉しいのは「何を買えばいいか分からない」という悩みが解決されること。スノーピークが「これがあれば快適にキャンプできますよ」という組み合わせを提案してくれているので、買い忘れや相性の心配がありません。
まとめ:結局どちらを選ぶべき?
選択の判断基準
・コスパ重視・初心者の方 → 旧型やエントリーモデルがおすすめ
・最新機能・デザイン重視 → 新作がおすすめ
・カンガルーテント使用したい → 旧型一択
新作アメニティドームは確実に進化したテントです。ただし、旧型も決して劣っているわけではありません。むしろ、価格を考慮すると旧型の方が魅力的に感じてしまうのが正直なところです。
さらに、もっとコストパフォーマンスを重視するなら、エントリーパックシリーズも非常に魅力的な選択肢です。特に初めてキャンプを始める方には、一式揃えられるセット商品をおすすめします。
大切なのは、自分のキャンプスタイルと予算に合った選択をすることです。どれを選んでも、スノーピーク品質できっと満足できるキャンプを楽しめるはずです。
この記事は実際に新作を使用せず、スペック情報に基づいた個人的な感想です。
購入前には必ず実物を確認し、ご自身の判断で決めることをおすすめします。
皆さんはどちらを選びますか?ぜひコメントで教えてくださいね。
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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!