春・夏・秋の快適キャンプ

秋キャンプの盲点!暖房器具だけじゃ足りない「結露・底冷え・隙間風」対策の話

秋キャンプって暖房器具と防寒対策さえしっかりすれば快適に過ごせますよね?
実はそれだけじゃ不十分なんです。私も最初はそう思ってたんですが、結露・底冷え・隙間風への対策も同じくらい重要だって気づきました。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

秋キャンプを始めたばかりの頃、私は「暖房器具と寝袋さえしっかりしていれば大丈夫でしょ」と軽く考えていました。でも実際にキャンプ場で夜を迎えると、テント内で雨のように結露が滴り落ちてきたり、コットで寝ていても背中が冷たくて眠れなかったり、隙間風で暖めた空気が一瞬で奪われたり…。北海道で何度も秋キャンプを経験して、ようやく「あ、これって暖房だけの問題じゃないんだ」って気づいたんです。

今回は、そんな私の失敗経験から学んだ「秋キャンプで本当に必要な3つの対策」をお伝えします。これはあくまでも北海道キャンパーである私の個人的な意見ですが、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

この記事のポイント

・秋キャンプは結露・底冷え・隙間風への対策が快適性を大きく左右する

・結露対策にはポリコットンテントと適度な換気が効果的

・底冷え対策は防寒対策の中で最も重要度が高い

・隙間風を防ぐだけでテント内の暖かさが劇的に変わる

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それでは早速いきましょう!

なぜ暖房器具と防寒対策だけでは足りないのか

秋キャンプを始めたばかりの方が最初に気にするのは「寒さ対策」ですよね。私もそうでした。薪ストーブやポータブル電源を使った暖房器具、真冬用の寝袋、厚手のダウンジャケット…。装備だけはバッチリ揃えて、意気揚々とキャンプ場に向かいました。

でも実際に過ごしてみると、思っていたほど快適じゃない。むしろ「あれ?こんなに寒いの?」って驚くことの方が多かったんです。暖房器具はしっかり動いているのに、なぜか体が冷える。寝袋も高性能なはずなのに、朝方は寒くて目が覚める。そんな経験を何度も重ねるうちに、気づいたんです。

秋キャンプの快適性を左右するのは、暖房器具や防寒着の性能だけじゃない。テント内の環境そのもの、つまり「結露」「底冷え」「隙間風」への対策が同じくらい、いやそれ以上に重要なんだって。

対策①:結露対策 - テント内が雨のように濡れる恐怖

私が初めて秋キャンプで結露を経験したのは、ポリエステル生地のテントを使っていた時でした。夜中、何か冷たいものが顔に当たって目が覚めたんです。最初は「雨?でも天気予報は晴れだったのに…」と思ったんですが、よく見るとテントの内側から水滴が滴り落ちていました。

そうです、これが結露でした。テント内の湿った空気が冷たい外気で冷やされて、水滴となってテント内に降り注ぐ。ギアも寝袋も顔も、全部濡れてしまって本当に不快でした。換気のことなんて全く考えていなかったんです。

結露って完全に防ぐことはできないんですか?
完全に防ぐのは難しいですが、大幅に軽減することはできます。私の経験では、ポリコットンテントに変えてから結露が滴ってギアが濡れることはなくなりました。

私が実践している結露対策

あの経験以来、私は寒い時期にはポリコットンテントしか使わなくなりました。確かに重いし、乾燥の手間もかかります。でも、雨や雪の日でも、結露が滴ってギアが濡れるなんてことは一度もありません。ポリコットン生地は吸湿性が高く、結露を軽減してくれるんです。

もちろん、適度な換気も大切です。ベンチレーションは必ず開けておく。これだけで、テント内の湿気がこもりにくくなります。一酸化炭素中毒のリスクも減らせるので、一石二鳥ですね。

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結露対策のポイント

・ポリコットン素材のテントを使う

・ベンチレーションを開けて換気する

・テント内の湿気を増やさない工夫をする

対策②:底冷え対策 - 寒い時期のキャンプで最も重要だと感じる理由

個人的に、底冷え対策は寒い時期のキャンプで一番大事だと感じています。なぜなら、どんなに暖かい防寒着を着ようが、暖房器具を使おうが、寝袋を使おうが、椅子や寝床と体が接している部分が冷たかったら何の意味もないからです。

私は以前、コットのみで寝ていたことがあります。薪ストーブも使って、真冬用の寝袋も使って、完璧だと思っていました。でも現実は厳しかった。背中が冷たくて、本当にほとんど寝られなかったんです。そんな苦い記憶が何度もあります。

どれだけ高性能な装備を揃えても、底冷え対策を怠ると快適なキャンプは実現できません。
地面からの冷気は想像以上に体温を奪います。

底冷え対策の具体的な方法

今では、コットの上に厚手のマットやムートンラグを重ねて使っています。椅子に座る時も、座面に毛布やラグを敷いています。これをしないと、体が冷たくなって、キャンプを楽しむどころじゃなくなるんです。

床と体の間に何層もの断熱材を入れる。これが底冷え対策の基本です。地面からの冷気を遮断することで、初めて暖房器具や寝袋の性能が活きてくるんです。

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底冷え対策のポイント

・コットの上にも厚手のマットを重ねる

・椅子の座面にも毛布やラグを敷く

・地面と体の接点に複数の断熱層を作る

対策③:隙間風対策 - テント内の暖かさを守るために

最後に隙間風対策です。換気の意味でも適度な隙間は大事なんですが、隙間風がビュンビュン入ってくるテントははっきり言って寒いです。

家で例えるとわかりやすいんですが、少し窓を開けただけで、あっという間に室内が冷えますよね?テントも同じです。むしろテントは断熱材も何もないので、家以上に影響が大きいんです。隙間があるだけで、せっかく暖めた空気が一瞬で奪われてしまいます。

私が実践している隙間風対策

私の場合、床にグランドシートをしっかり敷いて、底冷え対策と隙間対策を兼ねています。テントの裾をグランドシートで押さえることで、地面からの冷気と隙間風の両方を防げるんです。

スカート付きやフロアのテントテントを使うのも効果的です。テントの裾部分に布が垂れ下がっていて、地面との隙間を塞いでくれる。これだけで、テント内の暖かさが全然違います。

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隙間風対策のポイント

・グランドシートで地面との隙間を塞ぐ

・スカートやフロア付きのテントを選ぶ

・換気とのバランスを考えながら対策する

まとめ:3つの対策で秋キャンプの快適性がグッと上がる

秋キャンプは暖房器具や寝袋を含む防寒対策も大事ですが、結露・底冷え・隙間風への対策を気をつけるだけで快適性がグッと上がります。これは私が北海道で何度も失敗を重ねて学んだことです。

秋キャンプ快適化の3つの対策

・結露対策:ポリコットンテント+適度な換気

・底冷え対策:マットの重ね敷き+座面への断熱

・隙間風対策:グランドシート+テントスカートまたはフロア

もちろん、考え方は人それぞれです。これはあくまでも私一人の経験から得た対策なので、「へぇ、そういう考え方もあるんだ」くらいに受け止めてもらえれば嬉しいです。

換気は必ず適度に行い、一酸化炭素中毒には十分気をつけてください。
暖房器具を使う際は、換気と安全確認を忘れずに。

秋のキャンプは本当に気持ちいいです。虫も少ないし、紅葉は美しいし、焚き火も楽しめる。でもだからこそ、寒さで不快な思いをするのはもったいない。この3つの対策を意識するだけで、秋のキャンプがもっと快適になると思います。

皆さんも自分なりの対策を見つけて、素敵な秋キャンプを楽しんでくださいね。

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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

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  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 北の大地でアウトドア歴10年超。ギア購入200万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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