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【2025年最新】秋の熊対策は命に関わる|冬眠前が一番危ない理由と北海道キャンパーの実践的備え

秋のキャンプって熊が怖くて...冬眠前が危ないって本当ですか?
その不安、すごくよくわかります。実は2025年は過去最悪の熊被害が出ていて、特に秋は本当に危険なんです。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

北海道でキャンプを楽しんでいる私ですが、正直に言います。今年の秋は、これまでで一番熊が怖いと感じています。

実は先月、いつも行くキャンプ場近くで熊の目撃情報があり、予定していたソロキャンプを急遽中止したんです。200万円以上かけて集めたギアも、命あってのものですから。

この記事のポイント

・2025年は過去最悪の熊被害で死者7人、被害者108人という深刻な状況

・10月から11月の冬眠前は熊が最も活発で危険な時期である理由が分かる

・北海道キャンパーが実践している具体的な熊対策と必須グッズが分かる

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それでは早速いきましょう!

なぜ秋の熊はこれほど危険なのか

「冬眠前が一番危ない」というのは、残念ながら本当です。むしろ今年は想像以上に深刻な状況になっています。

熊は冬眠に備えて10月から11月にかけて「ハイパーフェージア」と呼ばれる過食状態に入ります。この時期の熊は、脂肪を蓄えるために昼夜を問わず食べ物を探し回るんです。

私も10年以上北海道でキャンプをしていますが、今年ほど熊の出没情報が多い年はありませんでした。札幌市内でも西区や南区で連日のように目撃情報が出ており、親子連れのヒグマまで確認されています。

さらに深刻なのは、今年は全国的にブナやミズナラの実が大凶作だということ。餌不足の熊は人里に降りてくる頻度が高まり、「常識が通用しないクマ」の行動が増えているんです。

2025年は4月から9月までの間に108人が熊の被害に遭い、7人が命を落としています。
これは過去最多の数字で、特に北海道、東北地方での被害が集中しています。
市街地への出没も増加しており、キャンプ場だけでなく日常生活でも警戒が必要です。

北海道の熊出没の現実

ここで北海道の具体的な状況をお話しします。

10月だけでも、札幌市では西区山の手、西区西野、南区真駒内などで複数回ヒグマが目撃されています。糞や爪痕、枝が折られた痕跡も頻繁に見つかっており、熊の活動が非常に活発であることが分かります。

千歳市でも10月中旬に水明郷や蘭越で複数の目撃情報がありました。私がよく行くキャンプ場の近くでもあるため、本当に身近な脅威として感じています。

実は私、数年前に一度だけ知床でヒグマを見たことがあります。

その瞬間、背筋が凍りました。あの時は熊鈴を持っていたものの、正直「本当にこれで大丈夫なのか」と不安でいっぱいでした。

絶対に持つべき熊対策グッズ

最近の私は熊対策グッズを徹底的に見直しました。命を守るための投資は惜しんではいけません。

熊鈴は基本中の基本

熊鈴は熊に自分の存在を知らせる最も基本的なアイテムです。熊は基本的に人間を避けたがるので、音で存在を知らせることが重要です。

私が使っているのは大きめの鈴で、風でも鳴るタイプです。

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熊スプレーは最後の砦

熊スプレーは万が一遭遇してしまった時の最終手段です。北海道のヒグマは本州のツキノワグマより大型で危険なため、必ず携帯すべきアイテムです。

ただし、使用期限があることと、風向きによっては自分にかかる可能性もあるので、使い方をしっかり確認しておく必要があります。私も使い方を復習しています。

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火薬の破裂音は声より確実

火薬の破裂音と匂いでクマを威嚇する装備です。登山や林道の巡回で使用されることが多く、特に熊の生息密度が高いエリアでは有効です。

ただし、音に慣れたクマには効果が薄いこともあるので、過信は禁物です。あくまで「複合的な対策の一部」として考えるのが良いでしょう。

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グッズは揃えたけど、実際にキャンプする時はどう行動すればいいんですか?
行動面での対策も同じくらい重要です。私が実践している方法をお伝えしますね。

実践的な熊対策の行動ルール

食料とゴミの管理は徹底的に

熊は嗅覚が非常に優れています。私は食料を車の中に保管し、ゴミは密閉できる容器に入れて絶対にテントの外に放置しません。

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複数人での行動を心がける

ソロキャンプが好きな私ですが、今年の秋はグループキャンプに切り替えました。複数人で行動すると熊に遭遇するリスクが下がりますし、万が一の時も助け合えます。

一人で散策する時は、必ず誰かに行き先と帰る時間を伝えるようにしています。

夜間の行動は最小限に

秋の熊は昼夜を問わず活動しますが、特に夜間は視界が悪く危険です。

周りを歩く必要がある時は、周りに配慮しながら明るいライトを必ず持って行きます。

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私が実践している熊対策チェックリスト

・キャンプ前に必ず現地の熊出没情報を確認する

・熊鈴、熊スプレー、ホイッスル、ヘッドライトを必ず携帯する

・食料とゴミは完全に密閉して車内に保管する

・できるだけ複数人で行動し、一人の時は誰かに行き先を伝える

・日没後は基本的にテント内で過ごす

もし熊に遭遇してしまったら

最も重要なのは「遭遇しないこと」ですが、万が一の時の知識も必要です。

熊を見かけたら、絶対に走って逃げてはいけません。熊の逃走本能を刺激してしまいます。ゆっくりと後ずさりしながら距離を取り、大きな声は出さずに落ち着いて対処します。

熊が近づいてきた場合は、熊スプレーを構えて準備します。約5〜7メートルの距離になったら顔に向けて噴射します。ただし、これは本当に最後の手段です。

私は幸いまだ熊スプレーを使ったことはありませんが、毎回キャンプ前に「もし遭遇したらどうするか」をシミュレーションしています。

熊に遭遇した時は、絶対に走って逃げないでください。
ゆっくりと後ずさりし、熊から目を離さずに距離を取ることが基本です。
大声や奇声は熊を刺激する可能性があるため避けましょう。

私が今年のキャンプで変えたこと

正直に言うと、今年は秋のソロキャンプを諦めました。

10年以上楽しんできた秋の静かなキャンプ。紅葉を眺めながら焚き火を囲む時間は最高の贅沢でした。でも、命には代えられません。

今は家族や仲間と一緒に、人が多いキャンプ場を選ぶようにしています。少し賑やかになりましたが、安全を考えれば当然の選択です。

完璧なキャンパーを目指す必要はありません。自分の命を守ること、家族や仲間と安全に楽しむこと。それが何より大切だと、今年は特に強く感じています。

まとめ:秋のキャンプは慎重に

2025年の秋は、過去に例を見ないほど熊の被害が深刻化しています。「冬眠前が一番危ない」というのは事実であり、特に10月から11月は最大限の警戒が必要です。

秋の熊対策まとめ

・2025年は過去最悪の熊被害が発生中、死者7人・被害者108人

・秋は熊が冬眠前の過食状態で最も活発、北海道でも連日目撃情報

・熊鈴・熊スプレー・ホイッスル・ヘッドライトは必須アイテム

・食料とゴミの管理徹底、複数人での行動、夜間外出を控えるのが基本

・無理をせず、安全第一でキャンプを楽しむことが最も重要

熊対策グッズへの投資は、命を守るための保険です。私も最初は「そこまで必要かな」と思っていましたが、今では絶対に欠かせないアイテムになっています。

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秋のキャンプは本当に美しい季節です。でも、安全あってこその楽しさです。慎重すぎるくらいでちょうどいい。それが北海道で10年以上アウトドアをしてきた私の実感です。

皆さんも、しっかりと対策を取って、安全に秋のアウトドアを楽しんでくださいね。

それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

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  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 北の大地でアウトドア歴10年超。ギア購入200万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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