みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
正直に言うと、私も今年の秋頃からほとんどキャンプに行けていません。北海道ではクマの出没が本当に多くて、澄み渡った夜空を見ながら焚き火をして、そのあと薪ストーブの炎を見ながらぬくぬくする、そんな時間が恋しくてたまりません。
でも、キャンプに行けないストレスからか、今年は特にノースフェイスを中心にアウトドアアパレルを散財しまくっています。そして毎日Amazonをメインにギアやアパレルの価格をチェックしているうちに、面白いことに気づいたんです。
この記事のポイント
・キャンプブーム終息で中古市場が過剰在庫、新品価格は原材料高で上昇という二極化が起きている
・クマ出没の影響でキャンプ場の安全対策コストが増大し、料金が上昇傾向にある
・憧れのブランド品が大型セール時に格安で手に入るチャンスが増えている
・賢くセールを活用すれば、初心者でも良いものを安く揃えられる時代になった
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それでは早速いきましょう!
キャンプブーム終息で起きた価格の二極化
2024年から2025年にかけて、キャンプギア市場には大きな変化が起きています。オートキャンプ白書2024のデータによると、キャンプ歴1年未満の新規参入者が16%まで低下し、ブーム前の水準を下回りました。
つまり、コロナ禍で始めた「にわかキャンパー」の約22%がキャンプをやめてしまったんです。彼らが使わなくなったギアは、ブックオフなどのリサイクルショップに大量に流れ込み、中古市場は過剰在庫状態になっています。
中古市場の現状
・ほぼ新品のテントや寝袋が棚に入りきらないほど山積み
・数回しか使われていない高品質なギアが格安で手に入る
・新品の半額以下で機能的に遜色ない製品が購入可能
一方で、新品価格は原材料高や円安の影響で上昇しています。アルミニウムやポリエステル、ナイロンといった主要素材の国際価格が高止まりし、メーカー各社は値上げに踏み切らざるを得ない状況です。
スノーピークが2024年に価格改定と一部製品の廃盤を実施したのは、この厳しい市場環境を象徴する出来事でした。
クマ出没がもたらしたキャンプ場料金の上昇
2023年から現在にかけて、北海道や東北地方でのクマ出没は深刻な問題となりました。私も実際に、今年の秋頃からキャンプに行くのが怖くて、家で焚き火の炎を恋しく思いながら過ごす日々が続いています。
知床財団の報告によると、電気柵は設置して終わりではなく、漏電を防ぐための下草刈り、電圧の定期的チェック、冬期の撤収と春の再設置など、継続的な管理が必要です。札幌市や日高市が電気柵購入補助金制度を設けていることからも、そのコストの大きさがわかります。
実際、2023年の釣り人襲撃事件を受けて営業休止を余儀なくされた朱鞠内湖畔キャンプ場は、2024年6月に部分的な営業再開を果たしましたが、厳格なルールの適用やエリアの制限、監視体制の強化が図られました。
キャンプ場の安全対策コスト
・電気柵の設置と維持管理で数百万円〜数千万円規模
・専門スタッフの配置による人件費の増大
・DNA分析などの科学的調査費用の発生
これらのコストは最終的に、キャンプ場の利用料金値上げという形で利用者に転嫁されています。環境保全協力金や安全対策費として、従来の料金に数百円から千円程度が上乗せされるケースが増えているんです。
カウンターアソールト(クマ撃退スプレー)は現在2万円前後まで価格が高騰しています。
かつては1万円前後で購入できましたが、円安と需要急増で慢性的な品薄状態が続いています。
北海道でキャンプをする際は、必ず携帯することをおすすめします。
毎日の価格チェックで見つけた賢い買い物術
キャンプに行けない日々が続く中、私は毎日Amazonを中心にギアやアパレルの価格をチェックしています。そして、面白い発見がいくつもありました。
ノースフェイスは運が良ければ今季モデルもセール価格で
ノースフェイスは、タイミングさえ合えば今季モデルでもセール価格で購入できるチャンスがあります。特にAmazonのタイムセールやプライムデー、ブラックフライデーなどの大型セール時には、30%から50%オフになることも珍しくありません。
私も今年、散財しまくっているのは主にノースフェイスのアパレルです。円安で輸入ブランドの価格が10%から20%上昇している中、セールを活用すれば定価より遥かに安く手に入れられるんです。
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ogawaのテントが格安で手に入るチャンス
老舗ブランドogawaのテントは、名作テントも含めて今格安で購入できる状況です。キャンプブーム終息により、メーカー側も在庫処分を進めているため、通常では考えられない価格で販売されていることがあります。
特にティエラシリーズやアポロンなどの人気モデルが、セール対象になっているのを見かけることが増えました。これは、ブーム期に増産した在庫を整理している影響だと考えられます。
サバティカルやゼインアーツも大型セールで安く
以前は入手困難だったサバティカルやゼインアーツといった人気ブランドも、大型セールの時期には定価より安く購入できるようになっています。
人気ブランドのセール戦略
・ブーム終息で需要が落ち着き、在庫が確保しやすくなった
・メーカー側も定期的にセールを実施して販売促進を図っている
・Amazon、楽天などのECサイトで価格競争が起きている
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石油ストーブも手に入れやすくなった
以前は冬のこの時期になると売り切れになっていることが多かった石油ストーブも、今年は比較的手に入れやすい状況です。これもキャンプブーム終息の影響で、冬キャンプ人口が減少したことが要因の一つだと考えられます。
フジカハイペットやアルパカストーブといった人気モデルも、以前ほど入手困難ではなくなっています。
元から安いブランドは値上がりの影響が強い
一方で、元から価格が安いブランドは、原材料高の影響をより強く受けている印象があります。
高価格帯のブランドはセールで大幅値引きができる余地がありますが、もともと薄利で販売していたブランドは、コスト上昇分をそのまま価格に転嫁せざるを得ない状況です。
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2025年は「賢く買う」時代
キャンプブーム終息と原材料高、そしてクマ出没という複数の要因が重なった2025年のアウトドア市場は、確かに激動の価格変動の時代です。
でも、私が毎日価格をチェックして感じているのは、うまくセールを活用すれば、初心者も含めていいものが安く手に入れやすい時代になったということです。
賢い買い物のコツ
・Amazonのタイムセールやプライムデー、ブラックフライデーを狙う
・中古市場をチェックして、ほぼ新品のギアを格安で手に入れる
・憧れのブランドは大型セール時に一気に揃える
・日々の価格変動をチェックする習慣をつける
クマの活動が落ち着いて、また安心してキャンプに行けるようになるまで、私は賢くギアを揃えながら、その日を楽しみに待つつもりです。
皆さんも、この価格変動の時代をチャンスと捉えて、憧れのギアを手に入れてみてはいかがでしょうか。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

