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冬の富士山で40代男性が滑落|救助のリスクと家族を持つ者の葛藤を考える

年末年始のニュースで、冬の富士山での滑落事故を見て、複雑な気持ちになりませんでしたか?
私も同じ40代として、家族を持つ身として、色々考えさせられました。今日はそんな思いを共有させてください。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

年が明けて間もない2026年1月、富士山で痛ましい事故のニュースが相次ぎました。12月31日には神奈川県の38歳男性が突風で200m滑落し救助され、その2日前の12月29日には40代男性が滑落で亡くなっています。

正直に言います。私は北海道在住で、富士山を登ったことがありません。だから、富士山登山について偉そうなことを言える立場じゃないんです。でも、同じ40代として、冬山でキャンプすることもある者として、そして何より家族を持つ一人の人間として、このニュースは胸に刺さりました。

この記事のポイント

・冬の富士山がどれほど危険な場所なのかを知る

・救助する側のリスクと気持ちを考える

・挑戦したい気持ちと守るべきものとの葛藤を共有する

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それでは早速いきましょう!

冬の富士山で何が起きているのか

年末年始、私たちが家族と温かい部屋で過ごしている時間、富士山では命がけの救助活動が行われていました。

12月31日、大晦日の日です。神奈川県の38歳男性が突風に煽られ、200mも滑落しました。幸い救助されましたが、200mという距離を想像してみてください。ビル60階分以上の高さを転げ落ちるんです。

その2日前には、40代の男性が滑落で命を落としています。年齢を聞いて、思わず息を呑みました。同世代です。きっと家族もいただろう。お子さんもいたかもしれない。年末を家族で過ごせなかった無念さを思うと、胸が締め付けられます。

でも、なぜ閉山期間中に登るんでしょうか?
それは簡単に「ダメ」と切り捨てられる問題じゃないんです。そこには色々な思いや背景があるはずです。

冬の富士山、その圧倒的な危険性

富士山の登山道は毎年9月10日頃に閉山し、11月上旬以降は道路法により通行禁止となります。「通行禁止」という言葉は重いです。法律で禁止されているんです。

でも、冬季登山自体は全面禁止ではありません。自己責任で、事前に登山計画書を提出すれば、登ることはできます。ここが難しいところです。

冬の富士山がどれだけ過酷か、データを見てみましょう。烈風が吹き荒れ、斜面は完全に氷結します。上級者でも命を落とす難易度なんです。

私も北海道で冬キャンプをします。氷点下15度とか20度の中でテントを張ることもあります。でも、それは平地です。風を避けられる場所を選べます。富士山の頂上付近は違います。風速30m、40mの烈風が容赦なく吹き付けます。立っていることすらできません。

冬の富士山の厳しさ

・風速30m超の突風が常態化

・斜面は完全氷結で滑落のリスク極大

・上級者でも命を落とす難易度

救助する側の気持ちを考えたことがありますか

ここからは、あまり語られないけれど、すごく大切な話をさせてください。

救助する側のリスクと気持ちです。

救助隊の方々は、突風が吹き荒れる中、氷結した斜面を登って救助に向かいます。自分たちも滑落するかもしれない。凍傷になるかもしれない。それでも行くんです。なぜなら、それが彼らの仕事だから。でも、それ以上に「誰かの命を救いたい」という強い思いがあるからです。

私には忘れられない経験があります。2018年の胆振東部地震、あのブラックアウトの時です。消防や自衛隊の方々が、余震が続く中、崩れた家屋に入って救助活動をしている姿を見ました。その時の彼らの表情を、今でも覚えています。

使命感と、そして不安。家族のことも心配だったはずです。でも、救助活動を続けていました。

救助隊の方々にも家族がいます。
私たちの判断一つが、誰かの家族を危険にさらすかもしれないんです。

救助費用の議論、その奥にあるもの

山梨・静岡両県では、閉山期の救助費用有料化を2025年から検討しています。

「自己責任なんだから、費用は本人が負担すべき」という意見。確かに一理あります。でも、警察による救助は法的に無償です。政府も慎重な姿勢です。

この議論、実は単純な「お金」の話じゃないんです。その奥には「ルールを守ることの大切さ」と「社会的責任」の問題があります。

私たちキャンパーも考えるべき問題です。昨年、北海道ではクマ出没が相次ぎました。私も何度かキャンプを中止しました。残念でしたが、それが正しい判断だったと思っています。

でも、挑戦したい気持ちも分かるんですよね...
そうなんです。その気持ち、私も持っています。だからこそ、葛藤するんです。

挑戦したい気持ちと、守るべきものと

正直に言います。冬の富士山、登ってみたいという気持ち、少しは分かります。

人それぞれ、色々な境遇があります。色々な価値観があります。そして、何かに挑戦したいという気持ちは、とても人間らしくて、尊いものだと思います。

40代になって、子どもができて、仕事の責任も増えて。気づいたら「安全第一」「リスク回避」が口癖になっていました。でも、心のどこかで「まだ挑戦できる」って思いたい自分もいるんです。

ただ、同時にこうも思います。

家族の顔が浮かぶんです。子どもたちの寝顔が。もし自分に何かあったら。妻や子どもたちがどんな思いをするか。そして、自分を救助するために危険を冒す救助隊の方々のことも。

40代家族持ちの葛藤

・まだ挑戦したいという思い

・家族を悲しませたくないという思い

・誰かに迷惑をかけたくないという思い

ルールの向こうに見えるもの

「閉山期間は通行禁止」というルール。これは単なる規則じゃないんです。

過去の痛ましい事故から学んだ教訓です。誰かの命と引き換えに作られたルールなんです。

私たちは、そのルールを守ることで、自分の命だけじゃなく、救助する人の命も、家族の幸せも守っているんだと思います。

北海道でキャンプする時、私はクマ対策を徹底します。鈴を鳴らし、食料管理を厳格にします。面倒です。でも、それは自分のためだけじゃない。もし自分がクマに襲われたら、救助に来る人を危険にさらすかもしれない。そう思うと、手を抜けないんです。

私たちができること

この記事を書きながら、何度も手が止まりました。

「お前に何が分かる」って言われるかもしれない。富士山も登ったことないくせにって思われるかもしれない。

でも、伝えたいんです。同じ40代として、家族を持つ者として、アウトドアを愛する一人として。

挑戦することは素晴らしい。でも、それは誰かの犠牲の上に成り立つものであってはいけないと思うんです。

私たちができること。それは、ルールの意味を理解すること。そして、自分の判断が誰かに影響を与えるかもしれないと想像すること。

今回の事故から考えたいこと

・ルールは誰かの命を守るために存在する

・自己責任の向こうには社会的責任もある

・挑戦と安全のバランスを常に考える

まとめ|それぞれの選択を尊重しながら

今回の事故で亡くなった40代男性のご冥福を心からお祈りします。そして、救助された方の一日も早い回復を願っています。

私はこの記事で「冬の富士山に登るな」と言いたいわけじゃありません。それぞれの価値観、それぞれの挑戦があるから。

ただ、選択する時に、ちょっとだけ立ち止まって考えてほしいんです。

自分のことだけじゃなく、救助する人のことも。家族のことも。そして、ルールの向こうにある、過去の教訓のことも。

40代になって、色々なものを背負うようになりました。それは重荷でもあるけれど、同時に大切なものでもあります。

安全性と挑戦のバランス。誰かに迷惑をかけないという配慮。それらを考えながら、それでも前を向いて進んでいく。それが、今の私たちの「挑戦」なのかもしれません。

この記事が、何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

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  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 40代2児の親。北海道アウトドア歴10年超。ギア・アパレル購入300万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。車中泊や防災(被災経験あり)のネタも多めです。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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