みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
2026年5月、山梨県の西沢渓谷で、飼い犬が遊歩道の鎖を越えて滝に落ち、それを助けようとした女性が滝つぼに転落して亡くなるという事故が起きました。
まず、亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
このニュースを見て、しばらく頭から離れなかったんですよね。 「なぜリードをつけなかったのか」とか「そんな危ない場所に連れて行って」みたいな声もSNSでは見かけましたが、私はそういう目で見ることができなかった。
その気持ち、わかってしまうから、です。
この記事のポイント
・ペットを連れてアウトドアに行く気持ちは本当によくわかる
・ただ、山や渓谷には街中の散歩とは違うリスクがある
・「連れて行かない判断」も、愛するペットへの選択肢のひとつだと思う
それでは早速いきましょう!
私もペットと過ごしていた時間があった
私はつい最近まで、猫を飼っていました。犬ではなかったけれど、毎日一緒にいた家族です。
キャンプが好きで、外へ出かけるたびに「一緒に連れて行けたらな」と思ったことは何度もあります。猫だからアウトドアには向かないとわかっていても、その気持ちは自然に出てくるものでした。
今でも犬は好きです。キャンプ場で飼い主と一緒に歩いている犬を見ると、なんか嬉しい気持ちになる。「いい時間だな」と思って見てしまいます。
だから今回の事故を「なんでそんなことをしたのか」とは、どうしても思えなかった。
その方にも、きっといろんな思いがあったと思います。「一緒に連れて行きたかった」「喜ぶ顔が見たかった」「家に置いていくのが申し訳なかった」。そういう気持ちは、ペットを飼ったことがある人なら、きっとわかると思うから。
山は、知らない危険が多い場所だと思っている
私はキャンプをメインに楽しんでいますが、若い頃は登山もしていました。 決してベテランではなかったけれど、山には「思ったより危ないな」と感じる瞬間が何度もありました。
舗装された道と違って、濡れた岩はぬるっと滑る。 細い道でちょっとバランスを崩すと、すぐに怖い状況になる。 そして、渓谷や滝の近くは特に、足場が見た目よりずっと不安定なことが多い。
そこに飼い犬を連れて行くと何が起きるか。
犬は急に走り出すことがある。鳥の声に反応する。水の音に反応する。他の動物のにおいに引っ張られる。 そして飼い主は——反射的に助けようとしてしまう。
それは本能みたいなものだと思います。 家族が危ない目に遭いそうになったとき、考える前に手が動いてしまう。それは正しいとか間違いとかじゃない。ただ、山では、その一瞬が命に関わることがある。
キャンプに置き換えても、同じことが言えるかもしれない
最近のキャンプ場は、犬連れOKの施設がとても増えました。 川の近く、湖の近く、森の中——自然豊かな場所に設営できる環境も多い。
それ自体は素晴らしいことだと思っています。
ただ、今回の事故をきっかけに、私自身も少し立ち止まって考えました。 「ちゃんとルールや危険を把握した上で連れて行っているか」と。
犬連れOKのキャンプ場でも、すぐ近くに川があれば、犬が落ちることはあり得る。 子どもと同じように、大人の目が少し離れた瞬間に動いてしまう。
私には子どもがいます。 子どもをキャンプに連れて行くとき、「この場所は危なくないか」「川や崖から離れているか」を確認するのと同じように、ペットを連れて行くときも同じ視点が必要なんだろうと、改めて感じました。
自然の中でペットと過ごすとき、確認したいこと
・そのエリアがペット同伴を認めているか
・滝、崖、鎖場、狭い道がないか
・犬が急に動いても、止められる場所か
・リードをつけた状態で、自分が体勢を保てる道か
・「もし犬が動いたら」を想像したとき、安心できるか
「連れて行かない」も、愛情のひとつだと思う
ペットを家に置いていくことに、罪悪感を感じる人は多いと思います。 私もそうでした。出かけるたびに「ごめんね」という気持ちがどこかにあった。
でも今回の事故を見て、少し考え方が変わりました。
連れて行かない判断が、その子を守る選択になることもある。 愛しているから連れて行く。愛しているから、連れて行かない。
どちらも、同じ気持ちから来ていると思うから。
今回の事故で亡くなられた方のご家族や、悲しんでいる方々のことを思うと、言葉にしにくい気持ちがあります。
正直、何か「答え」を伝えたくて書いた記事ではないです。 ただ、同じようにアウトドアを楽しんでいる人、ペットを愛している人に、「こういうことも起きる」ということを、一緒に考えたくて書きました。
自分の命も、家族の命も、ペットの命も、大切にしながら自然を楽しめる選択ができれば、と思っています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

