みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
焚き火って、なんでこんなに好きなんだろうと自分でも思います。キャンプ歴が長くなっても、現地に着いてから薪を組む瞬間のあの感じは変わらない。今すぐやりたいって気持ちは今でも普通にあります。
ただ、今年のGWは北海道も風が強かったんですよね。湖周辺とか開けたサイトは特に。ある程度の風の中でも焚き火を続けている人たちがいる一方で、火の粉が横方向に流れていくのを見て「あ、あれはちょっとな」と思う場面もあったりして。昔の自分もそっちだったので強くは言えないんですが。
さらに2026年からは、林野火災注意報・林野火災警報という制度が全国的に始まっています。聞き慣れない言葉ですが、キャンプとも無関係ではなくて。この記事では、制度の話と、強風の日に焚き火をどう判断するか、そして道具の選び方まで見ていきます。
この記事のポイント
・2026年から始まった林野火災注意報・警報は、キャンプの焚き火にも関係する場合がある
・焚き火台を使っていても、強風時は火の粉・炭・灰が飛ぶリスクはゼロではない
・「やめる判断基準」を事前に持っておくと、迷う時間が減る
・深型・筒型の焚き火台は風への耐性が高い傾向がある
・焚き火シートと火消し壺は、マナーよりも先に安全の話として持っておきたい
それでは早速いきましょう!
2026年から「林野火災注意報・警報」の運用が始まった
聞いたことがある方もいると思いますが、2026年から林野火災注意報・林野火災警報という仕組みが全国的に動き始めています。
ざっくり言うと、乾燥や強風で山火事のリスクが高まっている日に、自治体や消防が「今日は火の扱いに特に注意して」と知らせる制度です。
大事なのは、警報が出た場合はキャンプ場でも焚き火などの裸火が禁止になるケースがある、という点です。実際に林野火災警報の発令時に、薪火・焚き火台を含む裸火を全面禁止としているキャンプ場の案内が出ています。一方で注意報は罰則はなく、火の使用を控えるよう努めるレベルです。
2026年5月11日には北広島市でも林野火災注意報が発令されており、「たき火などの火の粉で山火事に発展する可能性があるため、火の使用を控えてください」という告知が出ていました。北海道の話なので、道内キャンパーには身近な話になってきています。
キャンプに出かける前に、その日の注意報・警報の発令状況を確認する習慣、そろそろ持っておく必要があるかもしれません。
林野火災警報が発令されている場合、キャンプ場によっては焚き火・炭火・ガス火など火気全般を禁止しているケースがあります。
キャンプ前に予約先のキャンプ場と、地元自治体・消防の情報を確認しておくことをお伝えしておきます。
「焚き火台を使ってるから大丈夫」が通じない場面がある
焚き火台は、地面を直接焼きにくくするための道具です。ただ、強風の日の火の粉・灰・炭の飛散を防ぐ道具ではありません。
今年1月にSNSで話題になった京都のキャンプ場の事例では、風速6mの中で焚き火をしていた方が少し席を外した隙に、強風でイスが倒れて焚き火台に接触し、火の粉が乾いた芝生へ燃え広がったとされています(SNS上の投稿情報)。火の粉がどこに飛ぶかは、風次第でコントロールできないことがよくわかる話です。
私自身も北海道の湖周辺で焚き火をしていたとき、火を消さないままテントに入ることが正直気になった経験があります。距離が離れていても、強風のときは炭も飛ぶことがある。頭ではわかっていても、焚き火の前にいると判断が甘くなるんですよね。
芝生の焦げ跡問題も、今の時代は特に注目されています。これはマナーの話というより、自分のサイトが原因で隣に何か起きたときの話になってくるので、少し違う目線で考えておく必要があると思っています。
焚き火をやめる判断基準、持っておくと楽になる
「このくらいなら大丈夫かな」と迷う瞬間は、誰にでもあると思います。私もそうです。ただ、基準をあらかじめ持っておくと、現地での迷い方が変わってくるので、ひとつの目安として見てもらえると。
焚き火をやめる目安
・林野火災警報が発令されている → キャンプ場の指示に従い、基本はやらない
・林野火災注意報が発令されている → 控える(努力義務)
・強風注意報が出ている → 避けた方が安全と思っておく
・火の粉が横方向に流れている → 中止を考えるサイン
・芝生・落ち葉・枯れ草が乾いている → かなり危険な状態と見ておく
・周囲にテント・タープ・車が近い → リスクが上がる
・キャンプ場から「火気注意」が出ている → 指示に従う
「林野火災警報は、乾燥+強風注意報が重なった場合に発令される」という運用になっている地域が多いです。つまり、強風注意報が出ている日はすでに警報に近い状態にある、という見方もできます。
風が強い日に合いやすい焚き火台は「深型・筒型」
やめる判断の話をしてきましたが、「それでもやりたい日もある」という気持ちは正直あります。そういう日のために、焚き火台の選び方で風への耐性を上げるという話も添えておきます。
Solo Stove(ソロストーブ)のレンジャーに代表される深型・筒型の焚き火台は、炎の上部が内側に絞られた設計になっていて、火の粉が外に飛びにくい傾向があります。完全ではないですが、浅い皿型に比べると風の影響を受けにくいと言われていて、燃焼効率が高いので薪の消費が少ないという面もあります。
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ただし、焚き火台を変えることで安心しすぎるのは注意が必要です。道具の選択はあくまで補助で、判断基準と組み合わせて使うのが前提です。
焚き火シートと火消し壺は「安全」の道具として持っておく
焚き火シートを持っておく理由として「芝生保護のマナー」として語られることが多いんですが、私にとってはむしろ「地面に落ちた炭や火の粉が拾いきれなかったときの保険」という感覚の方が近いです。
選ぶときの目安として、以下を参考にしてみてください。
焚き火シートを選ぶときの目安
・素材:ガラス繊維(グラスファイバー)またはシリコンコーティング系が耐熱性高め
・サイズ:焚き火台の直径の1.5〜2倍を目安に
・端部の処理:ほつれにくい縫製のものが扱いやすい
・厚み:薄すぎるものは耐熱性が下がるので注意
火消し壺については、撤収時の炭処理が主な使い方ですが、これも安全の話です。「完全に消えたつもりでも熱が残っている」ことは普通にあります。蓋付きの火消し壺があれば酸素を遮断して確実に消火できるので、撤収時の不安がかなり減ります。
持ち運びを考えると、スタッキングできるタイプかどうかも確認しておくと便利です。
炭がしっかり収まる容量かどうかは、自分が普段使っている薪・炭の量と照らし合わせてみてください。
まとめ
GWや春キャンプの強風の日に、焚き火をするか迷っているという方に向けて書いてきました。
正直に言うと、焚き火は今でも大好きで今すぐやりたいという気持ちは変わっていないです。ただ、2026年から制度が変わったこと、強風下での火の粉・炭の飛散リスク、芝生への延焼事例は、知っておいた方が現場での判断が変わってくると思って。
向いている人の条件としては、注意報・警報が出ていない日に、焚き火シートと火消し壺を用意した上でやる、というのが安全マージンとして合いやすいと思います。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!





