〜経歴と、僕の込めた想い〜

はじめに

こんにちは!

「ポロンノゆるっとキャンプ」、略して「ポロキャン」です。

このブログは、北海道で生まれ育った40代・二児の父である僕自身のリアルな体験が、同じ道を歩む仲間の何かのヒントになれば、という想いを込めて運営しています。

当ブログのキャッチコピー

「北の大地から!『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにするコツ。」

ここでは、キラキラした理想論だけでなく、たくさんの失敗から学んだ「本当に役立つ知恵」を、同じキャンプを愛する仲間として、等身大の言葉でお届けしたいと思っています。

僕と、北海道の自然

僕のルーツは、幼い頃に過ごした北海道の大自然の中にあります。

僕の家庭は、今で言う「節約家庭」。ブランド物を買うような家ではありませんでした。その代わり、父が与えてくれたのは、お金には代えがたい自然の中での体験でした。

夏は家族で海キャンプ、冬はスキー。当時はコールマンやスノーピークといったブランドではなく、ありあわせの道具で遊ぶシンプルなものでしたが、自然の中で過ごす楽しさは、確かに僕の中に根付いていました

アウトドアから離れた時期、そして再び

大人になってからはしばらくアウトドアから遠ざかっていましたが、僕を再び自然へと引き戻してくれたのは、北海道の広大なフィールドでした。

趣味の海釣りで全道を巡り、車中泊をするように。時にはテントを張っていましたが、その道具も、ホームセンターで揃えた寄せ集め。そうやってお金をかけずに、海釣りやキャンプ、軽登山といった自分なりのアウトドアライフを満喫していました。

飛行機でどこか遠くへ行くよりも、この北海道の四季折々の道を自分の車で巡るのが、たまらなく好きなんです。

もちろん、道外や海外への憧れがないわけではありません。でも、それ以上にこの北の大地の魅力が勝ってしまう。僕の人生は、いつも北海道の自然と共にある。きっと、そういう風にできているんだと思います。

人生を変えた、一夜の経験

家族ができ、子供が生まれ、再びキャンプへの想いが静かに再燃し始めていた頃。

僕の人生の転機となる、あの出来事が起こります。

2018年9月6日、北海道胆振東部地震

あの夜、私たちの日常は、突然の暗闇と静寂に包まれました。まだ幼かった子供たちを抱え、僕が直面したのは、厳しい現実でした。

僕が体験した現実

  • 寒さ: 秋とはいえ肌寒い夜、暖を取る手段がない
  • 不便さ: お湯が出ず、シャワーは震えるほどの冷水
  • 情報への不安: スマホの充電はみるみる減り、社会から孤立していく恐怖
  • 食料のロス: 格安クーラーボックスの食材は、あっという間にダメになってしまった

「家族に、辛い思いをさせてしまった」

この悔しさと無力感が、僕のキャンプへの考え方を、文字通り180度変えたのです。

きっかけを、生涯の「好き」へ

地震という出来事は、僕を本格的なキャンプの世界へ突き動かす、あまりにも大きな「きっかけ」でした。

ギアという「備え」

まず僕が向かったのは、「もしも」に備えるためのギア選びでした。

災害時でも家族が安心して過ごせる品質を求め、永久保証のスノーピーク、利用者に寄り添うogawaなど、信頼できるブランドの製品を一つずつ揃えていきました。

気づけばギアへの投資額は200万円を超え、試したテントは国内外のブランドを合わせて10張り以上。

この金額は、僕の「好き」と「試行錯誤」の証であり、「家族を守る」という想いの形なのです。

スキルという「自信」

信頼できるギアを揃えるうちに、僕の意識は次の段階へ向かいました。それは、道具に頼るだけでなく、自分自身のスキルを高めることでした。

ソロキャンプに挑戦し、当時流行していたブッシュクラフトにも影響を受けました。今思えば、その根底には「災害時、たとえ自分一人でも家族を守れるサバイバルスキルを身につけたい」という強い想いがあったのかもしれません。

その証拠に、僕がソロキャンプを始めたのは、全てが凍てつく真冬からでしたから(笑)。

本当の「沼」へ

そして今。きっかけは地震でしたが、僕は完全に、心の底からキャンプという「沼」にのめり込んでいます。

春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、そして冬の白銀。オールシーズン、年間20回以上、僕はフィールドへ出かけます。

特に愛する冬のキャンプ

特に僕が大好きなのは、冬のキャンプです。

虫も人もいない、シンと静まり返った空気。自分の吐く息の白さと、満点の星々が輝く、どこまでも透き通った空。厳しいけれど、圧倒的に美しい。

この静けさの中に身を置く時間が、僕にとって何よりの贅沢です。

僕が「キャンプ」と「お金」の話をする理由

僕のプロフィールを見て、なぜ「キャンプ」と「お金」が一緒にあるのか、不思議に思う方もいるかもしれません。これには、僕自身の生い立ちが深く関係しています。

「節約家庭」で育った影響

先にも触れたように、僕は「節約家庭」で育ちました。そのおかげで、お金を大切にし、工夫して楽しむ知恵は身についたと感謝しています。

ですが、心のどこかで「自分はもっと自由に、好きなものを選んでみたい」という想いがあったのも事実です。

僕の理想とする家庭像

だから、自分の家庭では、僕自身が経験したような我慢はさせたくない。もちろん無駄遣いはしませんが、必要なもの、人生を豊かにしてくれるものには、気持ちよくお金を使いたい。

「締めるところは締める。でも、家族のため、自分の『好き』のためには、適度に豊かに」

これが僕の理想です。

お金と向き合う必要性

この理想と、高価なキャンプギアという現実。そして、子供たちの将来を考えた時、僕は「お金」と本気で向き合う必要性を感じました。

独学で猛勉強し、今も学び続けています。その過程では、仮想通貨投資で300万円の損失を出すという手痛い失敗も経験しました。

ですが、そのおかげで着実な長期投資の大切さを学び、NISAの素晴らしさを知ることができたのです。

このブログで、本当に伝えたいこと

正直な告白

正直に告白します。

発信を始めた当初、僕には「お金を稼ぎたい」という気持ちがありました。しかし、その動機だけでは情熱は長続きせず、2022年11月、発信は一度途絶えてしまいます。

でも、心のどこかで「やめたくない」「伝えたい」という想いは、ずっと燻り続けていました。

気づいた本当の想い

そして気づいたんです。僕が本当にしたかったのは、お金儲けじゃない。

「かつての僕と同じように、キャンプやお金のことで悩んでいる人の、何かの役に立ちたい。僕の失敗や経験が、誰かのヒントになるかもしれない」

この純粋な想いに立ち返ってから、不思議とアイデアが溢れ、筆が止まらなくなりました。この「誰かの役に立ちたい」という気持ちこそが、今、僕が途切れず更新を続けることができている最大の原動力です。

このブログで発信している内容

このブログは、そんな僕の全ての経験を詰め込んだ場所です。

主なコンテンツ

  • たくさんの失敗から学んだ、リアルなキャンプの知恵
  • 普段のキャンプが「もしも」の時に役立つ、防災のヒント
  • 旅の自由度を格段に上げる、快適な車中泊の楽しみ方
  • 300万円の失敗から得た、等身大のお金との付き合い方
  • 思い出を美しく切り取る、一眼レフカメラの楽しみ方

最後に

僕の経験が、あなたのキャンプライフを、そして毎日を、少しでも豊かにするきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。

それでは皆さん、一緒に、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

ポロンノゆるっとキャンプ

  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 北の大地でアウトドア歴10年超。ギア購入200万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

2025年6月6日