

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
今日は少し恥ずかしい話ですが、私自身がキャンプ沼にどっぷりハマっていた時期の体験談をお話しします。現在キャンプ沼で悩んでいる方、もしかして沼にハマっているかもしれないと不安な方に、少しでも参考になればと思います。
実は私、一時期は本当にキャンプ用品の購入が止まらない時期がありました。ガレージがキャンプ用品で埋まり、ついには専用の物置まで建てることになったんです。妻からの視線が冷たくなった時期もありましたが、そこから学んだことがたくさんあります。
この記事のポイント
・キャンプ沼の正体と危険度診断で現状をチェックできる
・実際にキャンプ沼にハマった体験談から学べるリアルな教訓
・健全なキャンプライフを送るための具体的な方法が分かる
それでは早速いきましょう!
キャンプ沼とは?止まらない物欲の正体
キャンプ沼とは、キャンプ用品への物欲が止まらなくなり、本来のキャンプを楽しむという目的から逸れてしまう現象のことです。
新しいギアを手に入れること自体が目的になってしまい、実際のキャンプ体験よりもギアのスペックやブランド、新製品の情報に心を奪われるようになります。まるで本物の沼のように、一度足を踏み入れるとなかなか抜け出せなくなってしまうんです。
私の場合、最初は「より快適なキャンプをしたい」という純粋な気持ちから始まりました。しかし、いつの間にか「あのギアがあればもっと良いキャンプができるはず」「限定品だから今買わないと」という考えに支配されていました。


【キャンプ沼危険度診断】あなたは大丈夫?
現在のあなたのキャンプ沼危険度をチェックしてみましょう。以下の項目で当てはまるものをカウントしてください。
キャンプ沼危険度チェックリスト
・新しいギア情報を毎日チェックしている
・似たような機能のギアを複数持っている
・「限定品」「新製品」という言葉に弱い
・SNSで他人のギアを見て羨ましく思うことがある
・ギアを買うこと自体が楽しくなっている
・収納場所に困っている
・家族やパートナーとギア購入で意見が合わない
・月の予算を決めているが、よくオーバーする
・宅配便が週に何度も届く
・持っているギアを全部把握しきれていない
診断結果:
- 0-2個:健全なキャンパー
- 3-5個:軽度のキャンプ沼予備軍
- 6-8個:中度のキャンプ沼状態
- 9-10個:重度のキャンプ沼、要注意
私の最盛期は、恥ずかしながら8個も当てはまっていました。
私のキャンプ沼体験談:ガレージから物置まで
ここで私の実体験をお話しします。本格キャンプを始めて1年目から、ギア購入のペースが加速していきました。
最初は「必要なものを揃えているだけ」と思っていたんです。でも気がつくと、テントだけで5張り、タープも2枚、焚き火台に至っては5台も所有していました。それぞれに「購入理由」はあったんですが、今思えば完全に沼にハマっていましたね。
一番困ったのが収納問題です。最初はガレージの一角に置いていたキャンプ用品が、どんどん場所を占領していきました。車を停めるスペースがなくなり、ついには物置を設置することに。その時の妻の表情は今でも忘れられません。
最も辛かったのは、月の予算を決めていたのに毎月オーバーしてしまうことでした。
「今月は我慢」と決めても、新製品の情報を見ると我慢できませんでした。
もちろん借金はしておらず、家計に大きな負担をかけることはありませんでしたが、妻からの視線が冷たくなった時期があったのは事実です。「また荷物が届いてる」と言われた時の申し訳なさは、今でも覚えています。
転機となったYouTube視聴者からのコメント
私のキャンプ沼からの脱却は、意外なきっかけから始まりました。それは、YouTube視聴者の方からいただいたコメントでした。
「本当にそのギア必要ですか?もう一度考えてみた方がいいのでは?」
みたいなコメントがズバリ核心を突いていました。確かに私は「本当に必要かどうか」を深く考えずに、「欲しい」という感情だけで購入していたんです。


その後、私は購入前に必ず「これは本当に必要なのか?」「今持っているもので代用できないか?」「年に何回使うのか?」を自問自答するようになりました。
健全なキャンプライフを送るための5つのコツ
キャンプ沼から抜け出して学んだ、健全なキャンプライフを送るためのコツをお伝えします。
健全キャンプライフ5つのコツ
・購入前に1週間の冷却期間を設ける
・月の予算を決めて絶対に守る
・体験にお金を使う(新しいキャンプ場、SUPなど)
・手持ちギアのメンテナンスを楽しむ
・家族や仲間との時間を最優先する
特に「体験にお金を使う」という考え方は重要です。新しいギアを買う代わりに、憧れのキャンプ場に行ったり、SUPなどのアクティビティに挑戦したりすることで、より豊かなキャンプ体験が得られます。
私もSUPを始めましたが、新しいギアを買うよりもはるかに刺激的で、キャンプの楽しみ方が広がりました。SUPボードは格安のものから始めました。
今だからこそ言える「本当の豊かさ」とは
キャンプ沼を経験した今だからこそ分かることがあります。本当のキャンプの豊かさは、高価なギアを所有することではなく、自然の中で過ごす時間そのものにあるということです。
焚き火を囲んで家族や仲間と語り合う時間、満天の星空の下で感じる静寂、不便さの中で工夫して作るキャンプ飯の美味しさ。これらは、どんな高価なギアよりも価値のある体験です。
私が気づいた本当の豊かさ
・家族との かけがえのない時間
・自然との触れ合いから得られる癒し
・シンプルな生活の中で見つける工夫の楽しさ
・仲間と共有する特別な思い出
もちろん、良いギアがキャンプを快適にしてくれることは確かです。しかし、それは手段であって目的ではありません。大切なのは、ギアに振り回されることなく、自分らしいキャンプスタイルを見つけることです。
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現在の私は、本当に必要なギアを厳選し、長く大切に使うことを心がけています。新しいギアよりも新しい体験を重視し、SUPやハイキング、星空観察など、キャンプの楽しみ方を広げることに重点を置いています。
キャンプ沼は決して悪いことではありません。
その経験があったからこそ、本当に大切なものが見えてきました。
もしあなたが今キャンプ沼にハマっているとしても、それはキャンプへの情熱の表れです。その情熱を、ギアの収集から体験の追求へとシフトしていけば、きっと今まで以上に豊かなキャンプライフが待っているはずです。
キャンプ沼の体験は、私にとって貴重な学びの時間でした。今では妻も私のキャンプスタイルの変化を理解してくれ、一緒にSUPを楽しむこともあります。物置のギアも少しずつ整理し、本当に愛用するものだけを残すようにしています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!