この記事のポイント
・実際の震災経験に基づいた実践的なアイテム選び
・日常のキャンプでも使える防災アイテムを厳選紹介
・北海道の寒冷地ならではの知見を詳しく解説


今回は、その経験を元に、本当に使えるアイテムをご紹介します。
キャンプギアの多くは、実は非常に優れた防災グッズでもあります。
特に北海道のような寒冷地では、普段のキャンプで使用している防寒アイテムが、いざという時の命綱になることも。
寒冷地では、保温・暖房機能を持つアイテムを優先的に準備することをおすすめします。電気に依存しない熱源の確保が重要です。
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それでは早速行きましょう!
1. フェーズフリーって何?
フェーズフリーとは
・普段使いできて、災害時にも役立つアイテムの考え方
・キャンプ道具は、まさにこの概念に合致する
・日常的な使用で、使い方に慣れておける点が大きな利点
私も以前まで知らなかった考え方なんですが、キャンプ道具って、まさにこの「フェーズフリー」の代表例なんです。
週末はレジャーを楽しみ、いざという時は生活を支える。
震災を経験して、この考え方の素晴らしさを実感しました。

2. 災害時に役立つキャンプギア6選
2-1. ハクキンカイロ


真冬の北海道で経験した震災時、このハクキンカイロは大活躍でした。
電気が使えない中、唯一頼れる熱源として大活躍したんです。
特に印象的だったのが、子どもたちの手足を温められたこと。
使い捨てカイロだと、どんどん新しいものに交換しなければならず、備蓄の限界もありました。
ハクキンカイロのメリット
・ベンジンさえあれば繰り返し使える経済性
・コンパクトで持ち運びやすいサイズ感
・使い捨てと比べて長時間の保温が可能
・備蓄スペースを取らない実用性
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2-2. 金属製湯たんぽ

電気毛布とかの方が便利じゃないんでしょうか?

特に金属製は直火でも温められる利点があって、停電時には電気毛布より断然重宝しました。
実は、この湯たんぽとの出会いは冬キャンプがきっかけでした。
電源のない環境で、シュラフの中に入れておくだけで快適な睡眠が取れる。
そして震災時、この経験が想像以上に役立ったんです。
金属製湯たんぽの強み
・直火やカセットコンロで直接加熱可能
・耐久性が高く、長期使用できる点
・電源不要で停電時でも使える安心感
・保温時間が長く、朝まで温かさをキープ
キャンプでの使用感から言うと、大容量タイプがおすすめです。
確かに重さは気になりますが、長時間の保温が可能で、特に厳冬期は重宝します。
震災時も、この容量のおかげで一度の準備で一晩中温かく過ごせました。
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2-3. 大容量保温ジャグ


普段はキャンプで大活躍のこのアイテム。
実は防災面でも優れものなんです。
震災時、私が特に重宝したのは、お湯を沸かせるタイミングが限られる中で、長時間温かさをキープできる点でした。
朝一番にお湯を沸かして入れておけば、夕方まで温かい飲み物が楽しめたんです。
大容量保温ジャグの活用ポイント
・一度の保温で長時間持続する省エネ性
・家族分の飲み物を確保できる大容量
・丈夫な作りで災害時も安心
・保冷性能も高く、夏場の防災にも対応
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2-4. 石油ストーブ


以前は冬キャンプのキャンプ用に使っていましたが、今では我が家の防災装備の要として、給油して備蓄しています。
震災時は、このストーブのおかげで室温を保ち、その上で温かい食事も作ることができました。
反射式ストーブの利点
・電気不要で停電時でも使用可能
・暖房と調理を1台で実現できる多機能性
・灯油は長期保存が可能
・比較的大きな空間も暖められる暖房能力
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2-5. カセットコンロ


震災発生後、このコンロで温かいご飯を作れた時の感動は今でも忘れられません。
普段はキャンプで使っているものですが、災害時、家族分の食事を作れるこの安心感は何物にも代えがたいものでした。
カセットコンロの災害時活用ポイント
・シンプルな構造で故障のリスクが少ない
・ガスボンベは場所を取らず備蓄しやすい
・室内でも換気をしっかりすれば使用可能
・幅広い調理に対応できる汎用性
キャンプでの使用経験から、予備のボンベは最低でも5本以上の備蓄をおすすめします。
我が家は常に10本前後をキープしています。使用期限が長いので、ローリングストック方式で管理しやすいのも特徴です。
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2-6. ポータブル電源&ソーラーパネル


スマートフォンが使えないストレスは想像以上でした。
キャンプ用に持っていたものの、正直、普段はそれほど使用頻度は高くありませんでした。
でも、震災時にその真価を実感。特に、ソーラーパネルとの組み合わせで、電気が復旧するまでの数日間を何とか乗り切れたんです。
ポータブル電源セットの重要ポイント
・情報収集・通信手段の確保が可能
・LED照明など、必要最小限の電気機器が使える
・ソーラーパネルがあれば電力の持続的確保が可能
・静音で室内でも使用できる利点
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3. 準備しておくべき追加アイテム


追加推奨アイテム
・LEDランタン(予備電池は必須です)
・クッカーセット(家族の人数分あると◎)
・シュラフ(寝袋)(避難所生活でも快適に)
・ウォータータンク(20L程度がおすすめ)
・ファーストエイドキット(意外と使います)
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まとめ
防災グッズは、使い方を知らないと意味がありません。普段のキャンプで使用することで、いざという時にも確実に使いこなせるようになります。
キャンプ道具は、レジャーとしての楽しみと、防災としての安心、両方を同時に手に入れられる素晴らしいアイテムです。
特に北海道のような寒冷地では、防寒対策は生死に関わる重要な要素。
今回ご紹介したアイテムは、どれも実際の震災で効果を発揮したものばかりです。
ぜひ、これを機会に、キャンプ道具の防災活用について考えてみてください。
そして何より、実際にキャンプで使ってみることをおすすめします。
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使い方を知っているという安心感は、災害時に大きな差となって現れるはずです。
それではまた!