

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
キャンプを始めて10年以上が経ち、これまで200万円以上をギア投資に費やしてきましたが、その中には「良い商品なのに、なぜか使わなくなってしまった」というアイテムがいくつかあります。
決して商品が悪いわけではありません。むしろ、どれも評価の高い優秀なギアばかりです。でも、キャンプスタイルの変化や個人的な好み、実際の使用感などから、自然と出番が減ってしまったんです。
今回は、そんな私の経験を正直にお伝えすることで、これからギア選びをされる方の参考になればと思います。
この記事のポイント
・良いギアでも個人のスタイルに合わないことがある実例がわかる
・購入前に考えておくべきポイントが見えてくる
・他の人の失敗談から学べる貴重な体験談
それでは早速いきましょう!
私のキャンプスタイルの変化
まず最初に、なぜこれらのギアを使わなくなったのかの背景をお話しします。
キャンプを始めた頃は「あれもこれも試してみたい!」という気持ちが強く、ブッシュクラフト系のギアやサバイバル要素の強いアイテムに憧れていました。しかし、年を重ねるにつれて「設営が簡単で、快適に過ごせる」ことを重視するようになったんです。
特に二児の父となってからは、子どもたちと安全に楽しめることが最優先。そんなスタイルの変化が、今回ご紹介するギアの使用頻度に大きく影響しました。


使わなくなったキャンプギア5選
1. DD Tarp 4×4
最初にご紹介するのは、DD Tarp の4×4サイズです。
なぜ使わなくなったのか
このタープ、本当に素晴らしい商品なんです。4メートル四方の大きなサイズで、グループキャンプでは抜群の居住性を発揮します。19箇所のアタッチメントポイントがあり、様々な設営パターンが楽しめるのも魅力でした。
しかし、私のキャンプスタイルが「設営の手軽さ重視」に変化したことで、出番が減ってしまいました。遮光性のあるタープや焚き火をする際は火の粉に強いポリコットン製タープを選ぶようになったことも理由の一つです。
こんな方にはおすすめ
- ブッシュクラフトを楽しみたい方
- 軽量を重視する方
- 設営のバリエーションを楽しみたい方
DD Tarp 4×4の特徴
・サイズ:4m × 4m(グループ用として十分な広さ)
・重量:1290g(本体のみ)
・豊富なアタッチメントポイントで多彩な設営が可能
2. DD Hammock Frontline Hammock
次は、DD Hammock のFrontline Hammockです。
なぜ使わなくなったのか
ハンモック泊への憧れから購入したこのギア。蚊帳が一体化していて、虫を気にせず眠れるのは本当に素晴らしい機能でした。
ただ、実際に使ってみると私には「窮屈に感じる」「腰が痛くなる」という問題が発生しました。体型や寝方の好みは人それぞれなので、これは完全に個人的な理由です。
また、ハンモックを設営できる適切な木が2本ある場所を見つけるのが意外と難しく、結果的に使用頻度が下がってしまいました。寝る時以外はあまり使わないのも、私のキャンプスタイルには合わなかったようです。
こんな方にはおすすめ
- 軽量キャンプを楽しみたい方
- 地面の状態を選ばず設営したい方
- ハンモック泊に興味がある方
3. コールマン エクステンションウィングキット
3つ目は、コールマンのエクステンションウィングキットです。
なぜ使わなくなったのか
これは特に悲しい話なのですが、「小川張り」をやってみたくて購入したこのキット。テントとタープを連結させる専用のアイテムです。
しかし、連結させようと思っていた当のテントとタープを手放してしまったため、一度も使わずに終わってしまいました。特定の道具がないと使えないギアの典型例だったんです。
商品自体は非常に優秀で、初心者でも簡単に小川張りができる便利なアイテムです。私の計画性のなさが原因で使わなくなってしまいました。
購入前に、長期的なギア構成を考えておくことの大切さを学びました。
👉 コールマン エクステンションウィングキット をチェックする
4. ホットサンドソロ(4w1h)
4つ目は、大人気のホットサンドソロです。
なぜ使わなくなったのか
パン1枚で手軽にホットサンドが作れるというコンセプトに惹かれて購入しました。実際、食パンの耳がカリカリに焼けて、とても美味しく仕上がります。
ただ、私の場合は3つの理由で使用頻度が下がりました:
- 量が少ない:成人男性の朝食としては物足りなく感じることが多かった
- メニューが限られる:私のレパートリーでは、作れるメニューのバリエーションが少なかった
- 安定しにくい:使用しているコンロの五徳の形状と相性が悪く、調理中に不安定になることがあった
これらは完全に個人的な事情で、商品の人気の高さを見れば、多くの方には満足していただけるギアだと思います。
ホットサンドソロの特徴
・食パン1枚で調理可能(ソロキャンプに最適)
・分離できるので洗いやすく、ミニフライパンとしても使用可能
・パンの耳を圧着する構造で具材がこぼれにくい
5. ベアボーンズ ジャパニーズ ナタアックス 2.0
最後は、ベアボーンズのジャパニーズ ナタアックス 2.0です。
なぜ使わなくなったのか
このツール、デザインが本当に格好良くて、所有欲を満たしてくれる素晴らしいアイテムです。伝統的な日本の鉈にインスパイアされたデザインは、多くのキャンパーの心を掴んでいます。
しかし、私は「薪割り用」として購入したのですが、実際には刃が薄く、太い薪を割るような用途には適していないことを後から知りました。公式サイトでも「枝打ちや木を削る、雑草を払う」用途として紹介されており、私の目的とは違っていたんです。
これは完全に私の下調べ不足が原因です。フェザースティック作りや細い薪の処理には最適なツールですが、バトニングのような使い方は絶対にNGです。
刃が薄いため、太い薪を割るバトニングには絶対に使用しないでください。刃が欠けたり曲がったりする危険があります。
失敗から学んだ購入前のチェックポイント
これらの経験から、ギア購入前に確認すべきポイントが見えてきました。


ギア購入前のチェックポイント
・自分のキャンプスタイルと本当に合っているか
・使用頻度を現実的に想定できるか
・他に必要な道具や条件はないか
・メンテナンスや保管方法に問題はないか
まとめ:良いギアでも合わないことがある
今回ご紹介した5つのキャンプギアは、どれも評価が高く、多くのキャンパーに愛用されている優秀なアイテムばかりです。私が使わなくなったのは、商品の問題ではなく、個人的なキャンプスタイルの変化や好みによるものです。
大切なのは、「人気だから」「格好良いから」ではなく、「自分のキャンプスタイルに本当に合うか」を考えること。そして、実際に使ってみて合わなかった場合は、無理に使い続けるのではなく、自分に合ったギアを見つけ直すことだと思います。
私のこんな失敗談が、皆さんのギア選びの参考になれば嬉しいです。完璧なキャンパーなんていませんし、試行錯誤しながら自分なりのスタイルを見つけていくのも、キャンプの楽しみの一つですからね。
皆さんも、「良いギアなのに使わなくなった」という経験があれば、ぜひコメントで教えてください。きっと同じような体験をした仲間がいると思います。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!