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【実体験】キャンプ場のマダニに要注意!刺された時の対処法と予防策を徹底解説

キャンプ場でマダニに刺されるって本当にあるんですか?
はい、実際に私も刺されました。でも適切な知識があれば予防も対処もできるので安心してください。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

北海道も今週からまた30度を超える暑さになってきましたね。こんな時は木陰や湖、川のほとりで涼しくキャンプを楽しみたくなります。さらに子供たちは夏休み真っ盛り!存分に外遊びを楽しませてあげたい季節です。

でも、そんな楽しいキャンプの時期だからこそ注意しなければならないのが「マダニ」です。

実は私自身、数年前にキャンプでマダニに刺された経験があります。一泊キャンプから帰ってきた時に偶然発見し、幸いすぐにレーザー治療で除去できましたが、ずっと気づかなかったと思うとゾッとしました。

この記事のポイント

・マダニはキャンプ場にも生息している危険な害虫

・刺されても痛みがなく気づきにくいのが特徴

・適切な対処法と予防策を知れば安全にキャンプを楽しめる

キャンプで遭遇する野生動物についての記事はこちら

それでは早速いきましょう!

マダニとは?なぜキャンプで注意が必要なのか

マダニは、ダニの一種で体長2~10mm程度の吸血性の害虫です。普通の家ダニとは全く別物で、野外に生息し、人間や動物の血を吸って生きています。

特に危険なのは、マダニが様々な感染症を媒介することです。重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ライム病など、重症化すると命に関わる病気を運んでくることがあります。

多くの人が「マダニは山奥にいるもの」と思いがちですが、実はキャンプ場のような人が管理している場所にも普通に生息しているんです。

マダニが活発になる時期

マダニは春から秋(3月~11月)にかけて活動が活発になります。特に5月から10月は気温と湿度が高く、繁殖・吸血行動が盛んになるため最も注意が必要です。

まさに今の時期が一番危険な季節なんですね。

私のマダニ被害体験談

数年前の夏、一泊二日のキャンプから帰宅した時のことです。シャワーを浴びる前にふと左の股の部分に黒い小さな塊があることに気づきました。

最初は「何かのゴミかな?」と思ったのですが、よく見ると足があって動いているんです。その瞬間「これはマダニだ!」と気づいてゾッとしました。

刺されている時の感覚

驚いたのは、刺されている時に全く痛みや違和感を感じなかったことです。もしシャワー前に偶然見つけなければ、そのまま気づかずに過ごしていたでしょう。

見つけにくい場所に潜む

私の場合は股の部分という非常に見えづらい場所でした。マダニは暖かくて血管が近い場所を好むため、このような部位を狙ってくるんです。

当時はサンダルにズボンというスタイルだったので、おそらくサンダルの下から侵入してきたのではないかと推測しています。

自分で取ろうとは思わなかったんですか?
いえ、事前にマダニは自分で取ってはいけないと知っていたので、すぐに病院に行きました。

幸い、翌日すぐに皮膚科を受診してレーザー治療で除去してもらうことができました。その後、感染症の症状も現れることなく回復しています。

キャンプ場に潜むマダニの実態

キャンプ場でマダニが多い場所

・草むらや低木の茂み

・動物が通る獣道付近

・河川敷や湖畔の草地

・管理が行き届いていない区画サイト周辺

マダニは草の上(地面から30cm~1m以内)に潜んでいることが多く、人間や動物が通りかかるのを待ち構えています。成虫になると1.5m以下の草木にも上ることがあります。

キャンプ場では特に以下のような状況で遭遇しやすくなります:

夏場の草むらでの活動

子供たちが虫取りをしたり、大人がキャンプ設営で草むらに入ったりする際に、衣服に付着してそのまま皮膚に到達します。

ペットとの散歩

犬などのペットも草むらを歩き回るため、ペット経由で人間に移ることもあります。

夜間のトイレや散策

キャンプ場の共用トイレまでの道のりや、夜間の散策で草むらを通る際も要注意です。

マダニに刺された時の正しい対処法

最も重要なのは、絶対に自分で取ろうとしないことです。
無理に引き抜くと口器だけが皮膚に残り、感染症のリスクが高まります。

すぐにやるべきこと

  1. 慌てずマダニが付いている状態を保つ マダニを見つけても、焦って取ろうとしてはいけません。
  2. 速やかに医療機関(皮膚科)を受診 平日なら皮膚科、休日なら救急外来でも対応してもらえます。
  3. 医師による専門的な除去処置 医師が適切な器具を使って安全に除去してくれます。

もし自分で取ってしまった場合

虫体は捨てずに保管しておき、受診時に医師に見せてください。後の診断の参考になります。

受診後の経過観察ポイント

・発熱(38度以上)

・全身のだるさや倦怠感

・関節痛や筋肉痛

・発疹の出現

・吐き気、嘔吐、下痢

・リンパ節の腫れ

これらの症状は1週間~3週間後に現れることがあるため、しばらくは体調の変化に注意深く観察することが大切です。

効果的なマダニ予防策

私がマダニに刺された経験を踏まえ、現在実践している予防策をご紹介します。

服装での予防

マダニ対策の服装

・長袖・長ズボンの着用(暑くても我慢)

・ズボンの裾を靴下やブーツにしっかり入れる

・明るい色の服を選ぶ(マダニを発見しやすい)

・首周りもタオルやネックゲイターでガード

行動での予防

私が特に気をつけているのは以下の点です:

・草が生い茂っている場所には極力近づかない ・テント設営は草むらを避けて開けた場所を選ぶ ・子供たちにも草むらでの遊びを控えるよう伝える ・ペットの散歩も舗装された道を選ぶ

キャンプ後の全身チェック

これは私がマダニ被害以降、必ず行っている習慣です。

  1. 入浴前の全身確認 家族でお互いに見えにくい場所をチェックし合います。
  2. 特に重点的にチェックする部位
    • 首周り、耳の後ろ
    • 脇の下、股の周辺
    • 膝の裏、足首周り
  3. 衣服の確認 着ていた服もしっかりと確認し、洗濯前に虫がついていないかチェックします。
虫除けスプレーは効果ありますか?
ディート系の虫除けスプレーはマダニにも一定の効果があるそうです。

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子供たちを守るための特別な注意点

夏休み中の子供たちは特に注意が必要です。好奇心旺盛で草むらや茂みに入りたがるため、親としてしっかりと対策を講じる必要があります。

子供向けの対策

・キャンプ場では「草むらは危険な場所」ということを事前に説明 ・虫除けスプレーをこまめに塗り直してあげる ・遊んだ後は必ず大人が全身をチェック ・明るい色の服を着させて、マダニを発見しやすくする

楽しみながら学ばせる

マダニの話は怖がらせすぎず、「自然の中で遊ぶ時のルール」として教えることが大切です。適切な知識があれば、安全にキャンプを楽しめることを伝えましょう。

まとめ:知識があれば怖くない!安全なキャンプを楽しもう

マダニ対策の要点まとめ

・マダニはキャンプ場にも普通に生息している

・刺されても痛みがないため気づきにくい

・絶対に自分で取らず、必ず医療機関を受診

・長袖・長ズボンでの予防が最も効果的

・キャンプ後の全身チェックを習慣化する

私自身の体験談をお伝えしましたが、適切な知識と対策があればマダニを過度に恐れる必要はありません。

確かにマダニは危険な害虫ですが、それ以上にキャンプは素晴らしい体験を与えてくれます。子供たちには自然の中で思いっきり遊んでもらいたいですし、私たち大人も美しい景色と爽やかな空気を満喫したいものです。

こういった知識があるかないかで早期対処や予防につながります。
せっかくのレジャーを安全に楽しむために、ぜひ参考にしてください。

今年の夏も、しっかりと対策をして素敵なキャンプライフを満喫しましょう。マダニ対策グッズや虫除けスプレーなどは、事前にしっかりと準備しておくことをおすすめします。

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皆さんもマダニ体験や対策方法があれば、ぜひコメントで教えてください。情報を共有して、みんなで安全なキャンプを楽しみましょう!

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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

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  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 北の大地でアウトドア歴10年超。ギア購入200万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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