「10万円以上するポータブル電源、本当に買う価値があるの?」
最近、防災やアウトドアでの需要が高まっているポータブル電源。
でも、高額な投資だけに、購入を躊躇している方も多いのではないでしょうか?


この記事のポイント
・4年間でのポータブル電源の進化を具体的に解説
・雪中での実際の使用感を紹介
・想像以上に使いやすい重量感と持ち運びやすさ
・防災用としての実用的な活用法
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それでは早速いきましょう!
EcoFlow DELTA 3 Plusの驚異的なスペック

まずは、この製品がどれほどの性能を持っているのか、具体的に見ていきましょう。
基本スペック
・バッテリー容量:1,024Wh(最大5kWhまで拡張可能)
・定格出力:1,800W(X-Boost:2000W/瞬間最大電力:3000W)
・充電時間:AC充電で56分で満充電(80%まで40分)
・重量:12.5kg
・サイズ:398×200×284mm
・バッテリータイプ:LiFePO4(リチウム鉄リン酸)
・サイクル寿命:4,000回(80%容量維持)


実際の使用目安
・スマートフォン充電:約92回分
・ノートPC:約37回分
・電気毛布(30W):約27時間
・ドライヤー(1200W):約0.7時間
・電子レンジ(500W):約0.8時間
・車載冷蔵庫(45W):約18時間
充実の出力ポート

多彩な出力ポート
・AC出力:6ポート搭載
・USB-A:2ポート(最大36W)
・USB-C:2ポート(最大140W)
・DC出力:2ポート(12.6V、3A)
・車載出力:1ポート(最大126W)
これだけの出力ポートがあれば、家族全員のデバイスを同時に充電することも可能です。
キャンプなどでも、複数の電化製品を同時に使用できる余裕があります。
安全性への徹底したこだわり
安全設計のポイント
・LiFePO4バッテリー採用で高い安全性
・4,000回の充放電サイクルで80%容量維持
・低温環境での性能低下を最小限に抑制
・様々な保護機能を標準搭載
・アプリによる詳細なモニタリング機能
特に注目したいのは、LiFePO4バッテリーの採用です。一般的なリチウムイオンバッテリーと比べて、安全性が高く、寿命も長いのが特徴です。4,000回もの充放電サイクルに耐えられるため、毎日使用しても10年以上使える計算になります。
▼EcoFlow DELTA 3 Plusの詳細・最新情報はこちらから
4年前のポータブル電源との比較で見える進化

私が4年前に使っていたsuaoki G500と、今回購入したEcoFlow DELTA 3 Plusを比較してみましょう。
基本スペック比較
【suaoki G500】
・バッテリー容量:500Wh
・定格出力:300W(最大600W)
・充電時間:約8時間(AC充電)
・重量:約6.8kg
・ソーラー充電:1つのPVポート搭載
【EcoFlow DELTA 3 Plus】
・バッテリー容量:1,024Wh
・定格出力:1500W(X-Boost:2000W/瞬間最大電力:3000W)
・充電時間:56分(AC充電)
・重量:12.5kg
・ソーラー充電:2つのPVポート搭載


4年間での主な進化ポイント
・バッテリー容量:約2倍に増加
・定格出力:6倍の出力が可能に
・充電時間:約1/8に短縮
・同時使用:より多くの機器が使用可能
・管理機能:スマートフォンアプリ連携
特に充電時間の短縮は、使い勝手を大きく向上させてくれました。
G500でも十分使えましたが、DELTA 3 Plusではより多くの選択肢が広がります。
1. 「重い」と思いきや…意外な使用感!
事前情報では「12.5kgは重いかも…」と心配していましたが、実際に手にしてみると意外な発見が!
持ち運びやすさの秘密
・両サイドに大きな取っ手を装備
・片手でも持ち上げやすい重量バランス
・2人で持てば余裕の軽さ
・表面の素材が滑りにくい
特に嬉しかったのは、女性の私でも片手で持ち運べるということ。
これなら災害時やキャンプでの移動も安心です。
2. 進化した充電・出力性能



充電の革新性
・満充電まで1〜2時間
・ソーラー充電中でも電化製品が使用可能
・充電中の発熱も最小限
・複数の充電方法に対応
災害時の心強い味方:実体験から語る防災性能
2018年の北海道胆振東部地震で経験した大規模停電。当時は充電切れのスマートフォンで情報収集もままならず、不安な思いをした記憶が今でも鮮明です。
そんな経験から、DELTA 3 Plusの防災性能について、詳しく検証してみました。


災害時の電力確保
・スマートフォン充電(約92回分)
→ 家族全員の通信手段を数日間確保可能
・冷蔵庫(150W)を約6.5時間稼働
→ 食品の保存が可能
・LED照明(10W)を約100時間点灯
→ 長時間の照明確保が可能
・ノートPC(約37回分の充電)
→ 災害情報の収集や連絡手段として
災害時に特に役立つ3つの機能
防災性能のポイント
- 急速充電機能
・復旧時に56分で満充電
・計画停電にも柔軟に対応可能 - ソーラー充電対応
・天候が良ければ継続的な電力確保
・110Wパネルで効率的な充電が可能 - アプリでの電力管理
・残量監視で計画的な電力使用
・消費電力の可視化で適切な配分
停電時は電力の「見える化」が重要です。アプリで消費電力を確認しながら使用することで、限られた電力を最大限活用できます。また、複数の出力ポートを活用すれば、スマートフォンの充電をしながら冷蔵庫を運転するなど、効率的な電力活用が可能です。
災害に備えた日常的な準備のコツ
日頃の備えのポイント
・定期的な充電状態の確認
・必要な変換アダプターの確保
・設置場所の事前確認
特に重要なのは、万が一の際の給電優先順位を家族で共有しておくことです。
実際の使用感
先日、北海道での0℃雪中環境下で実際に使用してみました。
低温環境でも性能低下を感じることなく、快適に使用できました。
実際の使用パターンと電力消費
・夜:電気毛布での就寝(約8時間使用)
・朝:ドライヤー使用(約10分)
・終日:スマートフォン、タブレットの充電
→これらを使用しても、バッテリー残量は半分程度を維持。
低温での性能低下も感じられませんでした。
冬のキャンプでは電気毛布の使用が電力消費の中心となります。しかし、DELTA 3 Plusなら余裕を持って一晩中使用できました。予想以上に低温に強く、0℃環境でも安定した性能を発揮してくれます。
導入コストと長期的なメリット


コストパフォーマンス分析
・通常価格:149,600円(税込)
・セール価格(取材時点):89,760円(税込)
・1回の充電コスト:約50円
・1日1回の充電で年間約18,250円
・4,000回の充放電サイクル=約11年使用可能
・1回あたりの減価償却費:約37円(セール価格の場合)


最新モデルを選ぶメリット
・最新の急速充電技術による短時間充電
・高出力機器への安定した電力供給
・優れた低温性能と安定性
・複数機器の同時使用が可能
・長寿命設計(4,000回の充放電サイクル)
・アプリ連携による詳細な電力管理
まとめ:EcoFlow DELTA 3 Plusは買って良かったのか?
4年間使用したsuaoki G500から乗り換えて、正直なところ「もっと早く買い替えれば良かった」というのが率直な感想です。
特に、電気毛布やドライヤーが使える安心感は、冬のキャンプの質を大きく向上させてくれました。
購入をおすすめする人
・キャンプでより快適な環境を求める人
・災害への備えを本気で考えている人
・高出力の電化製品を使いたい人
・充電の手間を最小限にしたい人
慎重に検討したほうが良い人
・軽量性を最優先する人
・低出力の機器しか使用しない人
・予算を抑えたい人
通常価格は149,600円(税込)と決して安くありませんが、セール時には最大50%オフの89,760円程度で購入できることもあります。
長期的な使用を考えると、この価格でも十分な価値があると私は感じています。
▼EcoFlow DELTA 3 Plusの詳細・最新価格はこちら
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ポータブル電源は、使い方次第で生活の質を大きく向上させてくれる製品です。
特にEcoFlow DELTA 3 Plusは、その高性能と使いやすさで、私の期待をはるかに超えてくれました。
ぜひ、みなさんも自分のライフスタイルに合わせて、選択してみてください。
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それではまた!