

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
今回は、私のキャンプスタイルを劇的に変えてくれたアイテム「EcoFlow WAVE 3」についてお話しします。夏の暑さに悩まされ続けてきた私が、ついに快適なキャンプライフを手に入れることができた実体験をお伝えしていきます。
この記事では、実際にノルテント8PCというドームテントで使用した詳細なレビューと、メリット・デメリットを正直にお伝えします。
この記事のポイント
・EcoFlow WAVE 3の詳細スペックと実際の冷却効果が分かる
・大型テント(ノルテント8PC)での実使用レビューが読める
・扇風機から乗り換えるべき理由と注意点が明確になる
それでは早速いきましょう!
EcoFlow WAVE 3とは?製品詳細を徹底解説
まずは、EcoFlow WAVE 3がどんな製品なのか、詳しくご紹介します。
基本スペック一覧
EcoFlow WAVE 3は、冷房・暖房・除湿・送風の4つの機能を備えたポータブルエアコンです。キャンプや車中泊での快適性を大幅に向上させることを目的として設計されています。
主要スペック
- 冷房性能:1.8kW(6140 BTU)
- 暖房性能:2.0kW(6824 BTU)
- 適用面積:約6畳(約10m²)
- 本体サイズ:519 × 297 × 336 mm
- 本体重量:約15.6kg
- 運転音:44-58 dB(おやすみモード時44dB)
- 電力消費:冷房時640W、暖房時606W(DC使用時)
別売専用バッテリーパックの詳細
- 容量:1,024Wh
- バッテリータイプ:リン酸鉄リチウムイオン(LFP)
- バッテリー重量:約9.7kg
- 稼働時間:2-8時間(使用モードによる)
- 充電時間:AC充電で約2時間


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なぜWAVE 3を選んだのか?私の悩みと決断理由
扇風機では限界だった夏キャンプ
これまで夏のキャンプでは扇風機を使用していましたが、いくつかの問題がありました。
扇風機の限界
- 風が当たっている場所しか涼しくならない
- 首振り機能の有無で効果に差が出る
- 家族で取り合いになることがある
- 根本的に温度を下げることができない
特に、ファミリーキャンプでは子どもたちが扇風機を独占してしまい、親は暑い中我慢することも多々ありました。
ハイエース車中泊の過酷な現実
ハイエース(レジアスエース)での車中泊を経験している方なら分かると思いますが、普通の車より断熱性が低いハイエースは温度管理が本当に大変です。
ハイエースの温度問題
- 夏は蒸し風呂状態
- 冬は極寒環境
- エンジンをつけ続けるのは燃料消費と一酸化炭素中毒のリスク
こうした課題を解決するため、冷房・暖房両方に対応できるEcoFlow WAVE 3の導入を決断したのです。
WAVE 3を選んだ3つの理由
・冷房と暖房の両方に対応している
・バッテリー駆動でどこでも使用可能
・約6畳まで対応で大型テントでも効果が期待できる
ノルテント8PCでの実使用レビュー|29℃の日中でも20℃以下の快適空間
実際に、ノルテント8PC(Gamme8 PC)でEcoFlow WAVE 3を使用してみました。このテントは直径4.32m、高さ2.16mの大型ドーム型テントで、最大8人まで収容可能な広々とした空間です。
冷却効果の実測結果

使用条件
- 外気温:約29℃(日中)
- テント:ノルテント8PC(約18.5m²の広さ)
- 使用時間:連続5時間
結果
- テント内温度:20℃以下をキープ
- 快適性:非常に良好
- 電力消費:安定した稼働
外気温29℃という暑さの中でも、テント内を20℃以下に保つことができたのは正直驚きでした。ノルテント8PCは約18.5m²という広さがあるため、WAVE 3の適用面積(約10m²)を超えていますが、十分な冷却効果を実感できましたよ。


排気ダクトの重要性を実感

最初は排気ダクトを使用せずに使ってみましたが、排気から相当な暖気が出ました。
排気ダクトなしのデメリット
- 排気の暖気でテント内温度が上昇
- 冷却効率が大幅に低下
- 電力消費が増加
排気ダクトの設置は面倒に感じるかもしれませんが、冷却効果を最大限に発揮するためには絶対に必要だと実感しました。
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排水管理の実際

使用中はそれなりの量の結露水が発生します。私は常に自動排水設定にして、排水キャップを開けた状態で使用しました。
地面でのキャンプ
- 排水チューブなしの方が効率的
- 嵩張らずにすっきり
車中泊の場合
- 排水チューブは必須
- 水が車内に漏れる危険性を回避

使用環境に応じて排水方法を工夫することで、より快適に使用できました。
排水管理を怠ると水漏れの原因となるため、使用前に必ず排水設定を確認しましょう。

専用バッテリーか外部ポータブル電源か?私の選択理由
EcoFlow WAVE 3には専用バッテリーパック(1,024Wh)が別売りで用意されていますが、私は持っていません。
外部ポータブル電源を選んだ理由
エコフローデルタ3 1500の優位性
- 容量:1,536Wh(専用バッテリーより大容量)
- 汎用性:他の機器にも使用可能
- 重量分散:持ち運び時に分けて運べる
専用バッテリーのメリット
- 本体と一体化できるコンパクト性
- 専用設計による最適化
- 持ち運び時の一体感
私の場合、すでにエコフローデルタ3 1500を所有していたため、追加投資を避けることができました。また、より大容量なので長時間の使用も安心です。
電源選択のポイント
・既存のポータブル電源がある場合は流用を検討
・専用バッテリーは一体感があるが容量は控えめ
・長時間使用なら大容量の外部電源がおすすめ
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WAVE 3のメリット・デメリット|正直レビュー
実際に使用してみて感じたメリット・デメリットを正直にお伝えします。
メリット
圧倒的な冷却・暖房性能
- 短時間での大幅な温度変化を実現
- 大型テントでも十分な効果
- 冷暖房両対応で年中使用可能
優れた携帯性と設置の簡単さ
- 工事不要で即使用開始
- 車からテントへの移動も現実的
- ダクト接続だけの簡単セットアップ
スマート機能の利便性
- アプリでの遠隔操作
- 自動モードによる温度管理
- おやすみモードでの静音運転
デメリット
重量とサイズ
- 本体15.6kg + バッテリー9.7kg = 25kg超
- ミニマルキャンプには不向き
- 持ち運びにはそれなりの労力が必要
運転音の問題
- 完全無音ではない
- 静かな自然環境では気になる可能性
- おやすみモードでも一定の音は発生
電力消費と稼働時間
- 高負荷時は電力消費が大きい
- 専用バッテリーだけでは長時間使用に限界
- 大容量ポータブル電源が実質必須


こんな人におすすめ・おすすめしない人
おすすめする人
カーキャンプ・ファミリーキャンプ愛好者
- 車での移動が前提
- 快適性を重視
- 家族での利用
車中泊・バンライフ実践者
- 温度管理が重要
- 長期間の旅行
- 電力系統を充実させている
ペット連れキャンパー
- ペットの安全管理が必要
- 温度に敏感な動物との旅行
- ペットケアモード活用
おすすめしない人
ミニマルキャンパー・バックパッカー
- 軽量性を最重視
- 公共交通機関での移動
- 装備を最小限に抑えたい
予算を抑えたいキャンパー
- 初期投資を最小限にしたい
- 基本的な装備のみで満足
- 自然のままの環境を好む
音に非常に敏感な人
- 完全な静寂を求める
- 機械音が苦手
- 自然音のみを楽しみたい
購入前チェックポイント
・車での運搬が可能か
・十分な電力供給システムがあるか
・運転音に対する許容度はどうか
まとめ|WAVE 3で手に入れた快適キャンプライフ
EcoFlow WAVE 3を導入したことで、私のキャンプスタイルは劇的に変わりました。29℃の暑い日中でも、ノルテント8PCという大型テント内を20℃以下に保つことができ、これまでの「暑さ我慢キャンプ」から「より快適なキャンプ」へと進化することができました。
確かに重量や音の問題、電力管理の必要性など、注意すべき点もあります。しかし、それらを上回る快適性の向上を実感できたのも事実です。
特に、これまで扇風機の取り合いで家族間にストレスがあった我が家にとって、全体を均一に冷却できるWAVE 3は救世主的な存在となりました。今後は車中泊でのレビューも予定しており、さらなる活用の可能性を探っていきたいと思います。
暑さに悩まされることなく、本当の意味で「季節を選ばないキャンプ」を実現したい方には、EcoFlow WAVE 3は間違いなくおすすめできる製品です。
購入を検討される方は、まず電力供給システムの充実から始めることをおすすめします。
WAVE 3の真価は適切な電力管理があってこそ発揮されます。
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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!