みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
2月の北海道。日中は0度から10度前後まで上がる日も増えてきました。「マイナス10度の極寒は脱したかな」と思える瞬間もあります。
そんな時期になると、キャンパーの頭に浮かぶのが暖房器具の選択。「そろそろコンパクトなガスストーブでもいいんじゃない?」という誘惑です。
でも、私はまだ石油ストーブ派。というより、この時期こそ石油ストーブが活きる場面が多いと感じています。
今回は、2月のキャンプでなぜ私がガスではなく石油を選ぶのか、その理由を3つお伝えします。
この記事のポイント
・2月の寒暖差に対応できる石油ストーブの安定感
・低温環境でも火力が落ちない石油の優位性
・長時間運転とランニングコストで見る実用性
それでは早速いきましょう!
理由①:寒暖差が激しい2月こそ、安定した暖房力が必要

2月の北海道、そして東北や北陸など寒冷地のキャンプは、一見すると「春の気配」を感じさせます。
日中は5度、暖かい日なら10度近くまで上がることも。雪も少しずつ溶け始め、「もう真冬ほど本気の装備はいらないかな」と思わせる空気感です。
でも、夜は別物。
日が落ちると一気に氷点下。マイナス5度になることも珍しくありません。この寒暖差こそが、2月キャンプの最大の特徴です。
ガスストーブは確かに手軽で、点火も早く、携帯性にも優れています。暖かい時期や短時間の使用なら、これほど便利なものはありません。
しかし、空間全体を安定して温め続ける力では、石油ストーブに軍配が上がります。
石油ストーブが向いているシーン
・ファミリーキャンプで幕内空間が広い
・夜から朝まで長時間滞在する
・ツールームテントなど大型幕を使用している
特に、私のように家族でキャンプをする場合、子どもが寝ている間も安定した暖かさを保ちたいもの。夜中に「寒い」と起こされるのは避けたいですよね。
石油ストーブなら、輻射熱と対流熱で幕内全体をじんわり温めてくれます。この「じんわり」が、2月の夜を快適に過ごすカギになります。
理由②:低温でも火力が落ちない安心感
ガスストーブの弱点、それは低温環境での出力低下です。
特にCB缶(カセットボンベ)を使うタイプは、気温が0度から10度くらいになると、火力が不安定になることがあります。OD缶でも、氷点下ではパワーダウンを感じる場面があります。
考えてみてください。暖房器具が最も必要なのは、寒い時です。
なのに、寒くなると火力が落ちる。これでは本末転倒ですよね。
一方、石油(灯油)は低温による出力低下がほとんどありません。マイナス10度でも、0度でも、安定した火力を維持してくれます。
石油ストーブの安定性
・気温に左右されず一定の火力を維持
・夜間の気温低下にも対応できる
・調整幅が広く、微調整がしやすい
私は現在、2種類の石油ストーブを使い分けています。
真冬用の大容量タンクモデル(6キロワット以上)と、春先でも使える少しコンパクトなモデル。2月はちょうど、この2つを使い分ける時期です。
👉 高火力・大容量タンクモデル(6キロワット以上)をチェックする
大型のツールームテントなら、まだ6キロワットクラスの出力がある方が安心。逆に、ソロやデュオで小型幕なら、少し抑えたモデルでも十分暖かく過ごせます。
ただし、幕内の広さと気温によって必要な出力は変わります。無理に小さくしすぎると、結局寒くて使い物にならないので、ここは慎重に選びたいポイントです。
理由③:ランニングコストと長時間運転の実用性
意外と見落とされがちですが、ランニングコストも重要な判断材料です。
ガス缶は手軽で便利ですが、灯油に比べると単価が高くなりがちです。特に、連続使用が長時間になると、ボンベの消費が早く、コストがかさみます。
一方、灯油は最近価格が落ち着いてきたこともあり、コスト面での優位性が高まっています。
ランニングコスト比較のポイント
・灯油はガス缶より単価が安い
・タンク容量が大きく、一晩持つ
・夜中に燃料を気にせず眠れる
ガスストーブは確かに短時間使用なら便利です。朝だけ、夕方だけ、といった使い方ならコスパも悪くありません。
でも、2月の夜はまだ長い。夕方から翌朝まで暖房を使いたい場面では、石油の方が燃料持ちが良く、ストレスがありません。
夜中に「あれ、もうガス切れそう?」と心配するのは、せっかくのキャンプの楽しみを削ぎます。
石油ストーブなら、タンクを満タンにしておけば、朝までぐっすり。この安心感は、特にファミリーキャンプでは大きいです。
灯油もガスも一酸化炭素中毒のリスクはあります。
必ず一酸化炭素チェッカーを用意し、定期的に換気を行ってください。
安全対策は絶対に妥協しないこと。
ガスストーブが向いているのはこんな人
ここまで石油ストーブの良さをお伝えしてきましたが、ガスストーブにも確実に向いている場面があります。
否定するつもりは全くありません。むしろ、条件が合えばガスの方が快適なケースもあります。
ガスストーブが向いている条件
・最低気温が安定して5度以上
・ソロや少人数での短時間滞在
・軽量・コンパクト重視のスタイル
・撤収前の短時間だけ暖を取りたい
特に、春が本格化してくる3月後半から4月にかけては、ガスストーブの出番が増えてきます。
朝晩だけちょっと冷える、という程度なら、即暖性の高いガスの方が使いやすい。石油ストーブは着火・消火に手間がかかる分、短時間利用には向きません。
でも、2月はまだ「寒さに勝つフェーズ」です。
夜の気温が本当に緩んでから、ガスに切り替えても遅くはありません。
石油ストーブのデメリットも正直に
ここまで石油ストーブの良さを語ってきましたが、デメリットもあります。正直にお伝えします。
1. 重い・かさばる 車積載前提です。徒歩やバイクキャンプには非現実的。
2. 灯油の管理が必要 給油、持ち運び、匂い対策。手間は確実にあります。たまに灯油をこぼしてしまうリスクもあり、一度染み込むとなかなか取れません。
3. 換気必須 一酸化炭素リスクは常について回ります。自己責任と対策が必須。
ただ、これらのデメリットはきちんと管理すれば対処可能です。
特に国産の石油ストーブは、こぼれにくい設計になっているものが多く、扱いやすさが向上しています。アルパカなどの海外製も決して悪くありませんが、初心者なら国産を選ぶのも一つの手です。
薪ストーブはどうなの?という疑問に答えると
「薪ストーブという選択肢もあるのでは?」という声もあるかもしれません。
確かに薪ストーブは雰囲気も良く、暖かさも抜群です。
ただし、2月という時期は火力調整の難しさが際立ちます。
真冬なら「とにかく燃やして暖まる」でいいのですが、2月は寒暖差が激しい。暑すぎたり、すぐ火が弱まったり、調整が難しいんです。
私も薪ストーブは持っていますが、この時期は使用頻度が減ります。どちらかというと、石油ストーブの方が実用的だと感じています。
まとめ:2月はまだ冬の延長線上
2月のキャンプは、確かに春の気配を感じる瞬間があります。
でも、夜はまだ冬です。
だから私は、まだ石油ストーブ派。
ガスに切り替えるのは、本当に夜が緩んでから。最低気温が安定して5度を超え、氷点下の心配がなくなってからでも遅くありません。
こんな人は石油ストーブを検討してみてください
・ファミリーで大型幕を使っている
・夜間の安定した暖かさを重視したい
・長時間運転でもコストを抑えたい
・氷点下の夜でも安心して眠りたい
無理に買い替える必要はありません。
でも、「今年の2月はどうしようかな」と悩んでいる方は、一度石油ストーブの選択肢も見てみてください。
春になれば、ガスストーブの出番も増えます。それまでは、石油で安心・安全に。
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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!




