

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
すっかり暖かくなってきましたね。キャンプシーズンが本格化する一方で、虫たちも活動を始める季節となりました。実は先日のキャンプでも、早速蚊に刺されてしまいました(泣)。汗かきの私は、どうやら虫にとって「美味しそうな人」らしく、何度も色んな人とキャンプに行くうちに「刺されやすい人」と「そうでない人」の差を痛感しています。
本日の記事では、私のような「虫に好かれやすい人」が実践している対策をもとに、キャンプで役立つ虫対策をご紹介します。効果的なグッズの選び方から、キャンプ場での具体的な使い方まで、『ゆるっと』でも効果的な虫対策をお伝えしますよ!
この記事のポイント
・「刺されやすい体質」の原因と対策がわかる
・子供にも安心!自然派から本格派まで効果的な虫除けグッズの選び方がわかる
・絶対に準備しておきたい虫刺され後の応急処置アイテムがわかる
それでは早速いきましょう!
キャンプで気をつけたい虫たち
まずは「敵を知る」ことから始めましょう。春から活動を始める主な虫たちをチェックしておくと、対策も立てやすくなります。
春から現れる主な虫たち
ポイント
・蚊:5月から徐々に活動を始め、6月以降本格化
・ブヨ(ブユ):5月中旬から梅雨時期に特に活発に
・マダニ:春から秋にかけて活動、5月から要注意
・ハチ(特にスズメバチ):女王蜂が巣作りを始める時期
・チャドクガ(毒蛾の幼虫):4月から5月に発生


過去に渓流沿いのキャンプ場でブヨに刺された時は、目が覚めるほどの痒みと腫れに悩まされました。特に水辺のキャンプ場では要注意です。
なぜ私だけ刺される?虫に好かれやすい人の特徴
「同じ環境なのに、私だけ刺される…」という経験はありませんか?実は虫、特に蚊は「おいしそうな人」を見分ける能力を持っています。
虫に好かれやすい人の特徴
・二酸化炭素をたくさん排出する人(呼吸が多い運動後など)
・汗をかきやすい体質の人(私がまさにこれ!)
・乳酸菌など特定の成分を含む体臭がある人
・O型の血液型の人(研究では刺される確率が高いとの報告も)
・妊婦さん(体温が高く、二酸化炭素排出量も多い)
・黒や紺など暗い色の服を着ている人
私は特に汗かきなので、夏場のキャンプでは常に「虫のターゲット」になっていました。また、無意識に黒系の服を選んでいたことも、虫を引き寄せる原因だったようです。


ポロキャン流!3つの虫対策防衛戦略
さて、私が実践している虫対策を3つの防衛線に分けてご紹介します。一つの対策だけでは完璧ではないため、複数の対策を組み合わせるのがポイントです。
【第一防衛線】虫を引き寄せない工夫
まずは虫を寄せ付けないための基本的な対策です。
ポイント
・明るい色の服を選ぶ(白・ベージュ・黄色など)
・長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
・香りの強い柔軟剤、シャンプー、化粧品は避ける
・甘い飲み物や食べ物の管理を徹底(蓋付きボトルの使用など)
・水たまりや湿った場所の近くにテントを張らない
正直明るい色の服で虫刺されが減った経験はありませんが、夕方以降は、必ず長袖・長ズボンに着替えるようにしています。
マダニ対策には特に注意が必要です。
登山やキャンプで草むらを歩く際は、ズボンの裾を靴下に入れるなど、肌の露出を徹底して減らしましょう。
私も過去にキャンプ場でマダニに刺されたことがあります…。
【第二防衛線】私が愛用する虫除けグッズ3選
次に、実際に使っている虫除けグッズをご紹介します。子供がいるので、安全性と効果のバランスを考えて選んでいます。
1. 子供にも安心な自然素材の虫除けスプレー
ポイント
メリット
・子供や肌の弱い人でも使いやすい
・天然精油の香りでリラックス効果も
・服や肌に直接スプレーできる
デメリット
・効果の持続時間が短い(1〜2時間程度)
・効果は化学成分タイプより弱い印象
・汗をかくとすぐに効果が薄れる
正直なところ、自然素材のスプレーだけでは効果は限定的です。でも子供と一緒のキャンプでは、まず最初にこれを全身にスプレーし、必要に応じて他の対策と併用しています。
2. パワー森林香(屋外用蚊取り線香)
ポイント
メリット
・屋外専用で効果範囲が広い
・電源不要で手軽に使える
・コスパが良い(1つ500円程度)
デメリット
・風の影響を受けやすい
・雨の日は使いにくい
・煙が気になる人もいる
私のキャンプでは必須アイテムです!タープの四隅に置くと、かなり効果的に虫を寄せ付けない気がします。特に風の弱い日は効果抜群。1つだけでなく複数使うことで効果範囲が広がるそうです。


3. モスキートランタン(電池式虫除け器)
ポイント
メリット
・ランタンと虫除け機能が一体化
・煙が出ないので食事中も快適
・テント内でも使いやすい
デメリット
・電池交換が必要
・薬剤マットの交換コストがかかる
・屋外の広い場所では効果が限定的
ランタンとしての機能と虫除け効果が一体化したアイテムで、特にテント内や食事テーブル周りに置くと重宝します。
【第三防衛線】それでも刺された時の応急処置セット
万全の対策をしていても、残念ながら刺されてしまうことはあります。特に私のような「虫に好かれる体質」の場合は、応急処置の準備も大切です。
必携!虫刺され応急処置セット
・ポイズンリムーバー(ブヨやハチに刺された直後に)
・虫刺され用かゆみ止めクリーム
・冷却シート(腫れを抑える効果あり)
・清潔な水と石鹸(刺された部分を洗浄用)
・ピンセット(マダニ除去用の細いもの)
特にブヨに刺されると、翌日から痒みと腫れがひどくなります。ポイズンリムーバーで早めに毒を吸い出すと症状を軽減できることもあるそうですよ。


虫対策の効果を高める3つのコツ
これまで紹介した対策をさらに効果的にするためのコツをご紹介します。
1. 時間帯を意識する
虫の活動は時間帯によって変わります。特に夕方から夜にかけては蚊の活動が活発になるので、この時間帯は特に注意が必要です。
ポイント
・早朝と夕方:ブヨが最も活発(日中の曇りの日も注意)
・夕方から夜:蚊が最も活動的になる時間帯
・日中:ハチの活動が活発
夕方になったら長袖・長ズボンに着替え、虫除けスプレーを塗り直すことをお忘れなく。先日のキャンプでも、夕方になってから急に蚊が増えて慌てて対策した経験があります。
2. 複数の対策を組み合わせる
ポイント
・虫除けスプレー+パワー森林香の併用
・明るい色の服+長袖長ズボン+虫除けスプレー
・テント内にはモスキートランタン+虫の侵入を防ぐジッパー管理
一つの対策だけに頼らず、複数の防衛線を構築することが重要です。私は特に汗かきなので、虫除けスプレーはこまめに塗り直しつつ、パワー森林香も常に燃やしています。
3. キャンプ場選びも重要
ポイント
・渓流沿いや湿地は虫(特にブヨ)が多い傾向
・標高の高いキャンプ場は比較的虫が少ない
・風通しの良いサイトを選ぶ
・木陰と日向が選べるサイトが理想的
北海道でキャンプをする際は、湿気の多い渓流サイトと、風通しの良い高原サイトでは虫の量に大きな差があることを実感しています。季節や目的に合わせて選ぶといいでしょう。
子供連れキャンプの虫対策ポイント
最後に、子供連れキャンプならではの虫対策ポイントをご紹介します。
ポイント
・子供用の虫よけスプレーは年齢に合ったものを選ぶ
・天然成分タイプでも肌荒れが心配な場合は事前にパッチテストを
・虫よけパッチやリストバンドタイプも選択肢に
・蚊取り線香やランタンは子供の手の届かない場所に
・虫刺されのかゆみ対策は子供用のものを準備
我が家では、サッカリンやディートを含まない、イカリジン製剤の子供用虫よけを使っています。香りも優しく、子供が嫌がらずに使えるのがポイントです。
虫除け成分「ディート」は小さな子供への使用制限があります。
6ヶ月未満の乳児には使用不可、6ヶ月〜2歳未満は1日1回まで、2〜12歳は1日1〜3回までが目安とされています。子供用は必ず年齢制限を確認しましょう。
まとめ:『ゆるっと』でも効果的な虫対策
刺されにくくなる3つの防衛戦略
・【第一防衛線】明るい色の服、長袖長ズボン、香りの強い製品を避けるなど虫を引き寄せない工夫
・【第二防衛線】虫除けスプレー、パワー森林香、モスキートランタンなど複数の虫除けグッズを併用
・【第三防衛線】ポイズンリムーバーや虫刺され用かゆみ止めなど応急処置セットの準備
私のような「虫に好かれる体質」でも、これらの対策を複合的に行うことで、キャンプでの虫被害を少しは減らすことができました。もちろん完璧ではなく、それでも刺される時は刺されますが(笑)、以前と比べると快適になっています。
キャンプでの時間をより快適に過ごすために、ぜひ今回ご紹介した『ゆるっと』虫対策を試してみてください。自分に合った方法を見つけることが一番大切です。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!