

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
今日は、ソロキャンプで私が大切にしている「そっと見守る」マナーについてお話ししたいと思います。
人それぞれキャンプの楽しみ方があって、正解なんてないというのが私の考えです。でも、一人の時間を求めてソロキャンプに来ている方に対して、どんな配慮ができるかな?って考えたことを、押し付けがましくならないよう、優しくお伝えできればと思います。
この記事のポイント
・ソロキャンパーが求めている「一人の時間」への理解が深まる
・相手の気持ちを尊重した距離感の取り方がわかる
・自分らしいソロキャンプスタイルを見つけるヒントが得られる
それでは早速いきましょう!
ソロキャンプに求めるもの、人それぞれの想い
ソロキャンプを始めて5年程度になりますが、私自身、このスタイルを選ぶ理由は「ゆっくりのんびり、誰にも気を遣わずに過ごしたい」という想いからなんです。
北海道の自然の中で、焚き火を眺めながら一人でコーヒーを飲む時間。この静寂と自由が、私にとってソロキャンプの醍醐味なんですよね。
でも、同じソロキャンパーでも、いろんな楽しみ方があることも知っています。キャンプ場で他のキャンパーとの交流を楽しみにしている方もいれば、私のように「できるだけ一人の時間を大切にしたい」と考える方もいます。


「善意」と「配慮」のバランス、私なりの考え方
正直にお話しすると、私もキャンプ中に他のソロキャンパーやギア好きの方から話しかけられることがあります。
その時の気持ちって、ちょっと複雑なんですよね。相手が善意で話しかけてくれているのは分かるし、嫌だというわけではありません。時には楽しい会話になることもあります。
でも、基本的には「誰からも話しかけられずに、しっぽりと過ごしたい」というのが本音なんです。
この経験があるからこそ、私は他のソロキャンパーには基本的に話しかけないようにしています。特に女性のソロキャンパーの方が楽しそうに過ごしている時は、本当に困っていそうな状況以外は関わらないようにしています。
私が心がけていること
・相手が一人の時間を楽しんでいるかを観察する
・本当に困っていそうな時以外は声をかけない
・ソロキャンパーの近くには極力テントを立てない
確かに、慣れていない方を見ると「助けてあげたい」という気持ちが湧いてくることもあります。でも、ソロキャンパーの多くは、いろんな困難を自分で乗り越えることも含めて楽しんでいる方が多いんじゃないかなと思うんです。
その楽しい時間を、私は邪魔したくないんですよね。
明らかに危険な状況や、助けを求められた場合は別です。
安全に関わることは、遠慮なく声をかけるべきだと思います。
「そっと見守る」距離感、設営場所からの配慮

私がもう一つ大切にしているのが、設営場所での配慮です。
フリーサイトで他にソロキャンパーの方がいる時は、できるだけその方の近くにはテントを立てないようにしています。これも「一人の時間」を尊重したいという思いからです。
もちろん、混雑していてやむを得ない場合は別ですが、十分なスペースがある時は意識的に距離を取るようにしています。


実際に、キャンプ場で他のソロキャンパーを観察していると、それぞれの楽しみ方が見えてきます。
読書に没頭している方、写真撮影を楽しんでいる方、ただ焚き火を眺めてぼんやりしている方...。みんな、自分なりの「一人時間」を大切にしているんですよね。
そんな時間を大切にしたいという気持ちは、きっと多くのソロキャンパーに共通する想いだと思います。
キャンプ場での「空気を読む」コツ
北海道のキャンプ場を回っていて気づいたのは、相手が交流を求めているかどうかって、なんとなく雰囲気で分かるということです。
例えば:
交流をあまり求めていないサイン
- サイト内でひっそりと過ごしている
- 読書や作業に集中している
- 意図的に他のキャンパーと距離を取っている
- 目が合っても軽く会釈程度で済ませている
交流を楽しみたいサイン
- 共有スペースでよく見かける
- ギアが目につく場所に綺麗に並べられている
- 他のキャンパーに積極的に挨拶をしている
- オープンな雰囲気でサイト作りをしている
もちろん、これも絶対ではありませんが、相手の雰囲気を感じ取ることは大切だと思います。
私が実践している観察ポイント
・相手のサイトレイアウトや過ごし方を遠くから観察
・共有スペースでの振る舞いをさりげなくチェック
・挨拶をした時の反応や雰囲気を大切にする
女性ソロキャンパーへの特別な配慮

特に気をつけているのが、女性のソロキャンパーへの配慮です。
最近、女性の一人キャンプがブームになっていますが、男性から声をかけられることを困惑に感じる方も多いという話をよく聞きます。
私も男性として、この点はとても意識しています。明らかに困っている様子や、危険な状況でない限り、基本的には関わらないようにしています。
女性ソロキャンパーの多くは、一人の時間を求めてキャンプに来ているはずです。その貴重な時間を、見ず知らずの男性に邪魔されたくないと思うのは当然ですよね。


これは私の個人的な考えですが、ソロキャンプをする女性の多くは、きっといろんな困難を自分で乗り越える力を持っていると思うんです。そのチャレンジ精神や自立心を尊重したいんですよね。
「ゆるっと」でも思いやりを忘れずに
私のキャンプスタイルは「ゆるっと」がモットーですが、他のキャンパーへの思いやりは忘れないようにしています。
一人の時間を大切にしたいからといって、周りに無関心でいいわけではありません。適度な距離感を保ちながら、お互いが気持ちよく過ごせる環境を作ることが大切だと思います。
私なりの「思いやりの距離感」
・軽い挨拶は交わすが、長話は避ける
・相手のプライベート空間を意識して行動する
・困っている様子の時は、遠慮なく声をかける
最近は、こうした「そっと見守る」マナーを心がけるキャンパーが増えてきているように感じます。SNSでも「一人の時間を尊重し合おう」という声をよく目にするようになりました。
これって、ソロキャンプ文化が成熟してきている証拠なのかもしれませんね。
もちろん、交流を楽しみたいキャンパー同士が出会えることも素晴らしいことです。
大切なのは、相手の気持ちを理解しようとする姿勢だと思います。
まとめ:一人ひとりのキャンプスタイルを尊重し合う
今回お話しした内容は、あくまでも私個人の考えと経験に基づくものです。正解は一つではないし、人それぞれ違って当然だと思います。
でも、もし皆さんが私と同じように「一人の時間を大切にしたい」と思うソロキャンパーなら、今日のお話が少しでも参考になれば嬉しいです。
今日のまとめ
・ソロキャンパーそれぞれの楽しみ方を理解し尊重する
・相手の雰囲気や状況を観察して適切な距離感を保つ
・「そっと見守る」ことも大切な思いやりの形
ソロキャンプの魅力は、自分らしい時間を過ごせることです。その貴重な時間を、みんなで大切にし合えるキャンプ場になったら、きっともっと素敵な体験ができると思います。
皆さんも、自分なりの「思いやりの距離感」を見つけて、より豊かなソロキャンプライフを楽しんでくださいね。
👉 私が愛用しているソロキャンプテントのレビュー記事はこちら
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんのソロキャンプが、心から満足できる特別な時間になることを願っています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!