

この記事では、春キャンプの最大の難関である「昼夜の寒暖差」を快適に乗り切るための服装選びのコツを詳しく解説します。
初心者でも失敗しない春キャンプの服装術をマスターして、自然を思いっきり楽しみましょう!
春キャンプの服装で失敗しやすい3つのポイント
春キャンプは気候的に最高の季節ですが、服装選びを誤ると思わぬ体調不良に見舞われる危険もあります。
私自身、初めての春キャンプでは「昼間暖かいから大丈夫だろう」と薄着で行き、夜の冷え込みに震えた苦い経験があります。
最初に春キャンプの服装選びで特に注意すべき3つのポイントを確認しておきましょう。
春キャンプで服装選びに失敗しやすい3つのポイント
・昼夜の寒暖差が大きい(日中20℃→夜は0℃近くまで下がることも)
・天候が変わりやすく、急な雨や強風に対応できない
・日差しが意外と強く、紫外線や暑さ対策が不十分になりがち
失敗しない春キャンプの服装選びのカギは「レイヤリング(重ね着)」にあります。
適切なレイヤリングができれば、気温や天候の変化に柔軟に対応でき、1日を通して快適に過ごせるのです。
春キャンプに最適な服装の基本:3層レイヤリングシステム


理想的な春キャンプの服装は、機能の異なる3層の衣類を組み合わせる「3層レイヤリングシステム」です。
これによって、気温や活動量に応じて調節できる柔軟性が生まれます。
春キャンプに最適な3層レイヤリングシステム
・第1層(ベースレイヤー):肌に直接触れる層で、汗を吸い取り素早く乾くもの
例)速乾性ロングTシャツ、吸湿速乾インナー
・第2層(ミドルレイヤー):保温するための層で、空気を多く含む素材が理想的
例)フリース、薄手のダウンジャケット、ウールのセーター
・第3層(アウターレイヤー):風雨から体を守るための層
例)ウインドブレーカー、レインジャケット、ソフトシェルジャケット
重要なのは、これらの層を気温や活動内容に応じて調整すること。
暑くなったら脱ぎ、寒くなったら着る。この単純な原則が春キャンプでの快適さを大きく左右します。
おすすめのベースレイヤー(第1層)
ベースレイヤーは肌に直接触れる最も重要な層です。
汗をかいてもすぐに乾き、体を冷やさない素材を選びましょう。
ベースレイヤーの選び方とおすすめ素材
・綿素材は避ける(汗を吸うと乾きにくく、体を冷やす原因に)
・ポリエステルやナイロンなどの化繊素材が基本(速乾性に優れている)
・メリノウールも優れた選択肢(防臭性、保温性に優れている)
・春は長袖を選び、気温が高ければ袖をまくれるものが便利
速乾性に優れたベースレイヤーは、汗をかいた後の冷えを防ぎ、体温調節の基礎となります。
特に朝晩の冷え込む時間帯と日中の活動時の両方を考慮すると、長袖タイプがおすすめです。
▼おすすめのベースレイヤーはこちら
おすすめのミドルレイヤー(第2層)
ミドルレイヤーは保温を担当する層です。
春キャンプでは厚さの異なる複数のミドルレイヤーを用意すると便利です。
ミドルレイヤーの選び方とおすすめアイテム
・フリース:軽量で保温性が高く、春キャンプの定番
(厚さの異なる2種類を持参すると便利)
・ダウンジャケット:圧倒的な保温力、特に夜間の冷え込み対策に最適
(800フィルパワー以上の高品質なものがおすすめ)
・ウールセーター:自然素材好きにはおすすめ、濡れても保温力をキープ
私の経験では、薄手と厚手の2種類のフリースを持ってると、様々な気温変化に対応できて非常に便利です。
日中は薄手のフリースだけで過ごし、夕方から厚手のものに切り替えるといった使い方ができます。
▼おすすめのミドルレイヤーはこちら
おすすめのアウターレイヤー(第3層)
アウターレイヤーは風雨から体を守る役割を担います。
春は天候が変わりやすいため、防水性と通気性を兼ね備えたアウターが理想的です。
アウターレイヤーの選び方とおすすめ
・防水透湿素材を使用したレインウェア
(ゴアテックスなどのハイスペックなものが理想的)
・軽量なウインドブレーカー
(コンパクトに収納でき、突然の風や小雨に対応できる)
・ソフトシェルジャケット
(軽い雨や風に対応でき、動きやすさと保温性を兼ね備える)
特に春キャンプでは、急な雨に備えてレインウェアは必須アイテムです。
ポケットに入るほど小さく収納できるタイプなら、常に持ち歩いても負担になりません。
▼おすすめのアウターレイヤーはこちら
▼真冬でも通用するレイヤリングについて知りたい方はこちら
時間帯別・春キャンプの最適コーディネート
ここからは、1日の時間帯ごとに最適な服装の組み合わせを紹介します。
春キャンプでは日中と朝晩で大きく気温が変わるため、時間帯別の服装計画が重要です。


朝(5時〜9時頃)の服装
春の朝は特に冷え込みが厳しく、場所によっては0℃近くまで下がることも。
朝食の準備や片付けなど動き回ることが多いため、動きやすさと保温性を両立させましょう。
春キャンプの朝に最適な服装
・ベースレイヤー:長袖の吸湿速乾インナー
・ミドルレイヤー:厚手のフリースまたは薄手のダウンジャケット
・アウターレイヤー:ウインドブレーカーまたは軽量ダウン
・その他:ニット帽、手袋、厚手の靴下
朝は想像以上に冷え込むことが多いので、少し暑いかなと思うくらいの装備で出発するのがおすすめです。
動き始めて体が温まってきたら、順次脱いでいけば快適に過ごせます。
日中(10時〜15時頃)の服装
日中は気温が上昇し、20℃前後になることも珍しくありません。
特に日向にいると汗ばむことさえあるため、レイヤーを調整して快適に過ごしましょう。
春キャンプの日中に最適な服装
・ベースレイヤー:長袖の吸湿速乾インナー
(暑い日は袖をまくるか、予備の半袖インナーに着替える)
・ミドルレイヤー:薄手のフリース
(気温によっては不要、手元に置いておく)
・アウターレイヤー:基本的には着用せず、風が強い場合のみ使用
・その他:帽子(日差し対策)、サングラス、日焼け止め
日中は紫外線が意外と強いので、日焼け対策も忘れずに。
特に標高の高いキャンプ場では、気温が低くても紫外線量は多いことを覚えておきましょう。
夕方〜夜(16時〜就寝)の服装
日が傾き始めると急速に気温が下がります。
焚き火をする場合も、全身が温まるわけではないので、しっかりとした防寒対策が必要です。
春キャンプの夕方〜夜に最適な服装
・ベースレイヤー:長袖の吸湿速乾インナー
(汗をかいていたら乾いた予備のものに着替える)
・ミドルレイヤー:厚手のフリース+ダウンジャケット
(気温によっては両方重ねる)
・アウターレイヤー:風を通さないタイプのジャケット
・その他:ニット帽、手袋、ネックウォーマー、厚手の靴下
夜は想像以上に冷え込むことを覚えておきましょう。
「少し肌寒いかな」と感じたら、すぐに重ね着するのが春キャンプを快適に過ごすコツです。体が冷えきってからでは回復に時間がかかります。
▼夜の冷え込み対策におすすめのダウンジャケットはこちら
▼バルトロライトジャケットのレビュー記事はこちら
春キャンプの服装選びで押さえるべき5つの注意点
春は特有の気象条件や自然環境があります。服装選びの際は、寒暖差対策だけでなく、以下の点にも注意しましょう。急な天候変化や虫、花粉など、事前に対策しておくことで、快適なキャンプが楽しめます。
1. 急な雨への備え
春は天候が変わりやすく、晴れていてもにわか雨に見舞われることがあります。
雨対策のポイント
・高品質なレインウェア(上下セット)を必ず持参
・小さく折りたためるポンチョ型レインウェアも便利
・防水スプレーで靴やバッグを事前に撥水処理しておく
・雨の日用に予備の靴下を多めに持っていく
濡れた服は体温を急速に奪うため、雨具は妥協せず良いものを選びましょう。
特に春のキャンプでは、晴れていても念のためにレインウェアをリュックに入れておくことをおすすめします。
▼コンパクトに収納できるレインウェアはこちら
2. 強風対策
春は「春一番」に代表されるように、突然の強風が吹くことがあります。
風は体感温度を大きく下げる要因になります。
風対策のポイント
・風を通さない素材のアウターを選ぶ
・フードつきのジャケットが便利
・首元の開きを調節できるハイネックタイプがおすすめ
・耳を覆うタイプの帽子や、ネックウォーマーも有効
風が強い日は、ちょっとした隙間から冷気が入り込み、体温を奪っていきます。
防風性の高いアウターで体をしっかりガードしましょう。
3. 花粉対策
春キャンプで意外と見落としがちなのが花粉対策です。
花粉症の方は特に注意が必要です。
花粉対策のポイント
・花粉が付着しにくい化繊素材の服を選ぶ
・帽子や眼鏡で顔周りを保護
・マスクを着用(特にテント設営・撤収時)
・花粉症の薬を持参
・テント内に花粉を持ち込まないよう、外で衣服の花粉を払い落とす
キャンプ場は自然の中にあるため、街中より花粉の影響を強く受けます。
花粉症の方は万全の対策で備えましょう。
4. 虫対策
春の後半になると、徐々に虫も活動を始めます。
特に5月頃には蚊やブヨなどの虫が出てくることも。
虫対策のポイント
・長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
・明るい色の服は虫を寄せ付けにくい
・虫除けスプレーを持参
・夕方以降は特に注意(虫が活発になる時間帯)
虫刺されは痒みだけでなく、場合によってはアレルギー反応を引き起こすこともあります。
特に子供連れの場合は注意しましょう。
5. 紫外線対策
春は気温が低くても紫外線量は多く、日焼けのリスクがあります。
紫外線対策のポイント
・UVカット機能付きの服を選ぶ
・つばの広い帽子をかぶる
・サングラスで目を保護
・日焼け止めを定期的に塗り直す
日焼けは肌へのダメージだけでなく、体力も奪います。
特に標高の高いキャンプ場では、平地より紫外線量が多いことを念頭に置いておきましょう。
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春キャンプの服装お買い物リスト
最後に、春キャンプに適した服装のお買い物リストをまとめました。
これから春キャンプを始める方は、このリストを参考に準備してみてください。
春キャンプ服装チェックリスト
・ベースレイヤー
- 長袖吸湿速乾インナー(2枚以上)
- 速乾性ロングタイツ(1枚)
・ミドルレイヤー
- 薄手フリース(1枚)
- 厚手フリースまたはダウンジャケット(1枚)
・アウターレイヤー
- 防風・防水ジャケット(1枚)
- レインウェア上下セット(1セット)
・小物類
- ニット帽
- 手袋
- ネックウォーマー
- 靴下(厚手3足、薄手2足)
- つばの広い帽子
- サングラス
特に初めての春キャンプでは、防寒対策を重視して準備することをおすすめします。
「暑くても脱げるが、持っていないと着られない」という原則を覚えておくと安心です。
▼春キャンプおすすめのアイテムはこちら
まとめ:服装選びで春キャンプを快適に!
春キャンプは年間を通じて最も気持ち良い季節ですが、服装選びには注意が必要です。
特に昼夜の寒暖差への対策が重要なポイントとなります。
春キャンプの服装選び・まとめ
・3層レイヤリングシステムを基本に考える
・朝晩の冷え込みを甘く見ない(予想以上に寒い)
・天候変化に備え、レインウェアは必須
・「暑くても脱げるが、持っていないと着られない」が鉄則
・汗をかいたら速やかに乾いた服に着替える
・コットン(綿)素材は避け、速乾性素材を選ぶ
これらのポイントを押さえて準備すれば、春の美しい自然を存分に楽しむことができます。
寒さや雨で体調を崩すことなく、快適なキャンプライフを満喫してください!


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服装さえ適切に準備できれば、春キャンプは初心者にもおすすめのシーズンです。
桜や新緑、春の星空など、この季節ならではの自然の美しさをぜひ体験してみてください。
快適な春キャンプライフをお楽しみください!
それではまた!