みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
2026年1月11日、京都府のキャンプ場で起きた芝生着火の事故を見て、改めて強風時の焚き火の怖さを痛感しました。私自身、北海道という風の強い地域でキャンプをしているので、他人事ではありません。今回は、この事故を教訓に、強風時の焚き火がなぜ危険なのか、そしてどう対策すべきかを、私なりに調べてまとめました。
正直に言うと、私も過去に「このくらいの風なら大丈夫だろう」と安易に考えていた時期がありました。でも、今回の京都の事故や、林野火災警報の運用開始を機に、改めて認識を新たにしなければと思っています。
この記事のポイント
・2026年1月に京都で発生した事故の実態が分かる
・風速別の危険度と具体的な中止基準が理解できる
・林野火災警報の新制度と安全対策が学べる
それでは早速いきましょう!
京都のキャンプ場で起きた衝撃の火災事故
2026年1月11日、京都府のキャンプ場で、焚き火による芝生への着火事故が発生しました。当日の風速は約6m/s。決して台風のような強風ではありません。でも、この「ちょっと強めの風」が、わずか1-2分で大惨事寸前の状況を生み出したのです。
Instagram の投稿によると、椅子が風で倒れたことで火の粉が地面に飛び散り、乾燥した芝生に即座に着火。炎は瞬く間に広がり、テントや車の目前まで迫りました。幸い、周囲のキャンパーたちが協力して消火活動を行い、大惨事は免れましたが、一歩間違えば取り返しのつかない事態になっていたでしょう。
私はこの事故を見て、本当に背筋が凍る思いでした。なぜなら、北海道でキャンプをしていると、風速6m/s程度の風は珍しくないからです。「このくらいなら...」という油断が、どれほど危険か。改めて思い知らされました。
風速6m/sは「やや強い風」程度。でもこの程度の風でも、乾燥した芝生では1-2分で急速に延焼します。
けが人が出なかったのは、周囲のキャンパーの迅速な対応があったからこそです。
なぜ強風時の焚き火がこれほど危険なのか
強風時の焚き火が危険な理由は、主に3つあります。
1. 火の粉の飛散距離が劇的に伸びる
普段の焚き火では、火の粉は焚き火台の周辺に落ちるだけです。しかし、風速5m/s以上になると、火の粉が数メートル先まで飛んでいきます。テント、車、隣のサイトの装備...どこに着火してもおかしくありません。
2. 乾燥した芝生や枯れ草への着火スピードが異常に速い
今回の京都の事故でも、静岡県のキャンプ場で起きた類似事故でも、共通しているのは「乾燥した芝生への着火」です。特に冬から春にかけての乾燥期は、芝生が完全に乾いています。ここに火の粉が落ちると、まるで導火線に火がついたかのように、あっという間に燃え広がるのです。
静岡県の事例では、風速6m/s超の強風下で焚き火の火が芝生と下草に燃え移り、なんと芝生1600㎡が焼損しました。サッカーコート約5分の1の広さです。これがどれだけ恐ろしいことか、想像できるでしょうか。
3. 瞬間風速は平均風速の1.5〜2倍になる
これが最も見落とされがちな危険要素です。天気予報で「風速5m/s」と表示されていても、実際には瞬間的に7.5〜10m/sの風が吹くことがあるのです。
2026年1月4日、北海道石狩市で発生した住宅火災では、最大瞬間風速17.3m/sの強風が火災を拡大させ、住宅10棟以上と車2台が焼損しました。これはキャンプの焚き火とは直接関係ない火災ですが、強風がいかに火災を拡大させるかを示す恐ろしい事例です。
強風時の焚き火が危険な3つの理由
・火の粉の飛散距離が数メートルに及ぶ
・乾燥した芝生や枯れ草への着火スピードが異常に速い
・瞬間風速は平均風速の1.5〜2倍になる可能性がある
風速別の危険度と中止基準
では、具体的にどのくらいの風速で焚き火を中止すべきなのでしょうか。専門家の意見や過去の事例から、以下のような基準が推奨されています。
風速3m/s:軽く注意が必要 木の葉が揺れる程度の風です。この段階ではまだ焚き火は可能ですが、火の粉の飛散に注意し、周囲の可燃物を遠ざけておく必要があります。
風速5m/s:火の粉飛散リスクが急増 小枝が揺れる程度の風です。この段階で火の粉がテントや草木に飛び散るリスクが大きく増します。耐火シートの使用と周囲の枯草除去が必須です。個人的には、この段階で焚き火の中止を検討すべきだと思いました。
風速7m/s以上:即座に中止 大きな枝が揺れ、風に向かって歩きにくくなる程度の風です。この段階では山火事の可能性が高く、焚き火を中止すべきです。
キャンプ場によっては独自の焚き火制限ルールを設けているところもあります。必ず事前にキャンプ場のルールを確認してください。
林野火災警報という新しい制度
2026年1月1日から、全国の消防で「林野火災警報」の運用が開始されました。これは、2025年2月に岩手県大船渡市で発生した大規模林野火災を教訓にした新しい制度です。
林野火災警報の発令基準
警報は、気象庁の強風注意報が発表され、さらに以下のいずれかの条件を満たした場合に発令されます:
・前3日間の降水量が1mm以下、かつ前30日間の降水量が30mm以下 ・乾燥注意報が発表されている
主に1〜5月の乾燥・強風期に発令されることが多く、山林や原野が対象となります。
警報時の制限内容
林野火災警報が発令されている間は、以下の行為が義務として禁止されます:
・山林での火入れ ・煙火の使用 ・屋外での火遊び・たき火
そうです、キャンプ場での焚き火も対象です。違反した場合は罰則もあります。
実際、2026年1月10日には静岡県などで林野火災警報が発令された事例がありました。
林野火災警報が発令されたら、キャンプ場での焚き火も禁止です。
違反すると罰則の対象になります。必ず自治体の情報をチェックしてください。
周知方法
林野火災警報は、消防ののぼり旗、車両巡回、SNS、メールなどで周知されます。キャンプに出かける前に、必ず目的地の自治体のホームページや公式SNSをチェックすることをおすすめします。
強風時でもキャンプを楽しむための安全対策
では、強風が予想される日はキャンプを諦めるしかないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。焚き火を諦めれば、安全にキャンプを楽しむことは可能です。
1. ガスストーブやガスバーナーに切り替える
焚き火の代わりに、ガスストーブやガスバーナーを使えば、調理も暖も取れます。火の粉が飛ぶ心配もありません。
私はSOTOのレギュレーターストーブを愛用していますが、テントの中であれば安定して使えます。焚き火のような雰囲気は味わえませんが、安全第一です。
2. どうしても焚き火をする場合の必須対策
風速5m/s以下で、かつ林野火災警報が発令されていない場合に限り、以下の対策をすべて実施した上で焚き火を行ってください:
焚き火時の必須安全対策
・耐火シートを焚き火台の下に必ず敷く
・焚き火台の周囲2メートル以内の枯れ草や可燃物を完全に除去する
・風上側に風よけを設置する(ただし可燃性のものは避ける)
・バケツに水を入れて常備し、いつでも消火できる状態にする
・消火器を準備する
耐火シートは、焚き火の必須アイテムです。地面への熱ダメージを防ぐだけでなく、万が一火の粉が落ちても燃え広がりにくくなります。
また、小型の消火器も車に常備しておくことを強くおすすめします。火災は初期消火が肝心です。
3. 常に風速をモニタリングする
焚き火を始める前だけでなく、焚き火中も定期的に風速をチェックしてください。天気は刻一刻と変わります。風が強くなってきたら、すぐに消火する勇気も必要です。
4. 周囲への配慮を忘れない
今回の京都のキャンプ場の火災では、周囲のキャンパーたちが協力して消火活動を行いました。もし一人だったら、大惨事になっていたかもしれません。
焚き火をする際は、周囲のキャンパーに一声かけておくのも良いかもしれません。「風が強くなったら声をかけてください」と伝えておけば、お互いに安心です。
まとめ:焚き火の楽しさより、安全が何より大切
キャンプの醍醐味の一つが焚き火であることは、私も十分理解しています。炎を見ながらゆっくり過ごす時間は、何物にも代えがたいものです。
でも、今回の京都のキャンプ場の芝生着火の事故が教えてくれたのは、「ちょっとした油断が大惨事につながる」という厳しい現実です。風速6m/s、乾燥した芝生、そしてわずかな火の粉。この3つが揃っただけで、1-2分で延焼寸前まで至るのです。
私も、これまで「このくらいの風なら大丈夫だろう」と思っていたことがありました。でも、これからは違います。風速5m/sを超えたら、迷わず焚き火を中止します。林野火災警報が発令されたら、絶対に焚き火はしません。
強風時の焚き火 重要ポイントまとめ
・風速5m/s以上では焚き火を中止する
・林野火災警報発令時は絶対に焚き火禁止(罰則あり)
・どうしても焚き火をする場合は耐火シート、周囲枯草除去、消火器準備が必須
・代替手段としてガスストーブ使用も検討する
・風速アプリなどでモニタリングを行う
キャンプは楽しい思い出を作る場所であって、悲しい事故を起こす場所ではありません。焚き火の楽しさより、安全が何より大切です。
この記事が、一人でも多くのキャンパーの安全意識向上につながれば幸いです。そして、もし周りに「風が強い日でも平気で焚き火をしている」という方がいたら、ぜひこの記事を共有してあげてください。
実際に試してみた感想や、「私はこんな対策をしています」というアドバイスがあれば、ぜひコメントで教えてください。SNSでのシェアもしていただけたら嬉しいです。みんなで安全なキャンプ文化を作っていきましょう。
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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!


