

冬キャンプの服装選びは、命に関わる重要なポイントです。
しっかりと基本を押さえて、安全で快適なキャンプを楽しみましょう。
この記事のポイント
・レイヤリング(重ね着)の基本が分かる
・気温別の具体的な服装選びが学べる
・就寝時の適切な服装と注意点が理解できる
はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾です。北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なキャンプライフ情報としてお届けしています。
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1. レイヤリング(重ね着)の基本
レイヤリングは冬キャンプの要となる技術です。
一つ一つの層の役割をしっかり理解することで、より効果的な防寒が可能になります。
冬キャンプで最も重要なのは、適切なレイヤリング(重ね着)です。3層構造で考えることで、効率的な防寒が可能になります。
レイヤリングの3層構造
・ベースレイヤー:汗を逃がす肌着層
・ミドルレイヤー:空気層を作る保温層
・アウターレイヤー:風や雪から守る防御層
それでは、各レイヤーの詳細を見ていきましょう。
特に重要なのがベースレイヤーの選択です。
①ベースレイヤー(肌着)

おすすめベースレイヤー素材
・メリノウール:天然の防臭性と保温性を持つ最強素材
・吸水速乾性インナー:コスパに優れた定番素材
・ハイブリッド素材:部分的に機能を使い分けた新素材
経験者の多くが、最初はコスパの良い化繊素材から始めています。
しかし、本格的に冬キャンプを楽しむなら、メリノウールへの投資をおすすめします。
北海道での経験上、冬キャンプではメリノウールが最強です。汗冷えしにくく、長時間の着用でも快適さを維持できます。
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②ミドルレイヤー(中間着)
ミドルレイヤーは、状況に応じて着脱を繰り返す調整レイヤーです。
活動強度や気温の変化に合わせて、柔軟に対応していきましょう。
効果的なミドルレイヤー選び
・フリース:軽量で保温性が高く、動きやすい
・インナーダウン:薄手だが高い保温力を発揮
・厚手のセーター:ウール素材なら防臭効果も期待できる
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③アウターレイヤー(外着)
アウターレイヤーは、キャンプ場の環境や天候によって大きく選択が変わります。
複数の選択肢を用意しておくことをおすすめします。
アウターレイヤーの重要機能
・防風性:冷たい風を確実にブロック
・撥水性:雪や雨から身を守る
・適度なゆとり:内側の重ね着を考慮した設計
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2. 気温別の具体的な服装選び
気温によって服装を変えることは、快適性だけでなく安全性にも関わります。
自身の体感温度と照らし合わせながら調整していきましょう。
気温別おすすめコーディネート
・10度~15度:薄手インナー+薄手フリース+軽量パーカー
・5度~10度:メリノウール+厚手フリース+ダウン
・5度以下:厚手メリノウール+フリース+ダウン+防寒パーカー
3. 就寝時の服装と注意点
就寝時の服装選びは、意外にも難しいポイントです。
多くの初心者が厚着をしすぎて、汗をかいてしまう失敗を経験します。
就寝時は意外にも薄着がベスト。寝袋内で汗をかくと、その後の冷えで危険な状況になる可能性があります。
就寝時の推奨服装
・清潔な薄手のインナー着用
・薄手の靴下で足元保温
・必要に応じて薄手の帽子やネックウォーマー
まとめ
ここまで冬キャンプの服装について詳しく見てきました。
最後に重要なポイントを整理しておきましょう。
冬キャンプの服装 重要ポイント
・3層構造のレイヤリングを基本とする
・気温に応じて適切な厚みを選択する
・就寝時は薄着を心がける
・汗冷え対策を常に意識する
これから寒い季節のキャンプを始める方は、まずは比較的気温の高い時期から始めてみましょう。
徐々に経験を積みながら、自分に合った服装選びを見つけていってください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
これから冬キャンプにチャレンジする方は、ぜひこの記事を参考に服装選びをしてみてください。
次回もお楽しみに!
ポロンノゆるっとキャンプ塾