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【私の場合】冬キャンプの薪ストーブvs石油ストーブ|コスト比較で見えた驚きの差額

冬キャンプで薪ストーブと石油ストーブ、どっちを買うべきか悩んでます…コスト面ではどのくらい差があるんでしょうか?
その気持ち、すごく分かります。私も最初は同じように悩みました。結論から言うと、コスト差は想像以上に大きいです。でも、薪ストーブにしかない魅力もあるんですよね。

みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!

冬キャンプの暖房選び、本当に悩みますよね。私も石油ストーブと薪ストーブの両方を使ってきましたが、実際に計算してみたら「こんなに差があるのか!」と驚いた経験があります。

今回は、2泊3日の冬キャンプを想定して、両者のランニングコストを徹底比較してみました。ただし、これはあくまで「私の場合」の計算です。薪が自宅にある方や、使用時間が短い方なら、もっと節約できる可能性もあります。

この記事のポイント

・石油ストーブと薪ストーブの2泊3日のコスト差は最大10倍以上

・初期費用を含めると薪ストーブは石油ストーブの約3.6倍の投資が必要

・コストだけでは測れない薪ストーブの魅力と満足感も解説

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それでは早速いきましょう!

2泊3日のランニングコスト比較|驚きの価格差

まず、私が実際に使っている燃料の価格と使用量をベースに計算してみました。

今回の前提条件は以下の通りです:

  • 薪:1束1,000円(キャンプ場や道の駅での購入価格)
  • 灯油:1リットル150円(冬の北海道価格多めに概算)
  • 使用量:朝から晩まで稼働させる想定で多めに計算

1日あたりの燃料代

・石油ストーブ(灯油5〜10L使用):750〜1,500円/日

・薪ストーブ(薪5〜10束使用):5,000〜10,000円/日

価格差:約6.6倍

2泊3日(計3日間)で計算すると、さらに差が広がります:

  • 石油ストーブ:2,250〜4,500円
  • 薪ストーブ:15,000〜30,000円

薪ストーブで1日10束使うと、2泊3日で薪代だけで3万円。これ、キャンプ場のサイト代や食費を超えちゃうんですよね…。

初期費用も含めた総コスト比較

本体価格も比較してみましょう。

本体価格の目安

・石油ストーブ:10,000〜50,000円

・薪ストーブ:30,000〜100,000円(煙突等の付属品含む)

「とりあえず1回冬キャンプに行く」ための初期投資を計算すると:

  • 石油ストーブ:約12,250円〜(本体1万円+燃料2,250円)
  • 薪ストーブ:約45,000円〜(本体3万円+燃料15,000円)

初回だけで約3.6倍の差。これ、けっこう大きいですよね。

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石油ストーブの圧倒的なコスパと使いやすさ

正直に言います。コスト面では石油ストーブが圧勝です。

石油ストーブのメリット

・1日1,000円前後で安定した暖かさを確保できる

・10Lの灯油ならポリタンク1つで済み、積載が楽

・燃料補給の手間が少なく、夜間の温度管理も容易

・設営・撤収の手間が圧倒的に少ない

特に40代以降のキャンパーにとって、「薪10束を車に積んで、運んで、片付ける」という作業は想像以上に重労働なんですよね。腰にもくるし…。

石油ストーブなら、灯油タンクをひとつ積むだけ。設営も点火するだけ。撤収も消して冷めるのを待つだけ。この**「楽さ」**は、年齢を重ねるごとに重要になってきます。

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でも、石油ストーブだと雰囲気が出ないんじゃ…?
それが私も最初そう思ってたんですが、焚き火を別に楽しめばいいんです。暖房は石油、雰囲気は焚き火、と割り切る方が実は賢いかもしれません。

薪ストーブの魅力|値段では測れない満足感

ここまでコストの話をしてきましたが、正直に告白します。

私は薪ストーブが大好きです。薪ストーブなしの冬キャンプなんて考えられません。

なぜか?それは、薪ストーブにはお金では買えない満足感があるからです。

薪ストーブにしかない魅力

・揺れる炎を眺める至福の時間

・薪をくべる「作業」そのものが楽しい

・石油ストーブでは到達できない圧倒的な火力

・「炎を育てる」という非日常体験

薪ストーブは、もはや「暖房器具」ではなく「最高級のレジャー」なんです。2泊3日で3万円の薪代がかかっても、それに見合う体験と思い出が得られる。これは本当です。

冬の夜、薪ストーブの前でウイスキーを傾けながら炎を眺める時間。あれは何にも代えがたい贅沢なんですよね。

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重要な前提|この計算はあくまで「私の場合」

今回の計算は「朝から晩まで稼働」「購入薪を使用」という前提での最大コストです。
実際は状況によって大きく変わる可能性があります。

コストを抑えられるケース:

  • 自宅に薪がある、または無料で入手できる→薪代ゼロも可能
  • 使用時間が短い(夜だけ、朝だけなど)→1日1〜2束で済むことも
  • ペレットやオガ薪を使用→通常の薪より安価な選択肢
  • 燃焼効率の高いストーブを使用→薪の消費量を抑えられる

つまり、工夫次第では薪ストーブのコストをかなり抑えることができます。今回の計算は「これ以上かかる人はあまりいない」という最大値で設定しています。

賢い使い分け提案|両方のいいとこ取り

コストを抑えつつ、冬の雰囲気も楽しみたい。そんな方には、こんな使い分けをおすすめします。

ハイブリッド戦略

メイン暖房(石油ストーブ):常時稼働でベース温度を維持

サブ・雰囲気(焚き火または薪ストーブ):夜の数時間だけ炎を楽しむ

・薪の使用を1日1〜2束に抑える

この方法なら、2泊3日の燃料代を3,000〜5,000円程度に抑えつつ、冬キャンプの醍醐味を損なわずに楽しめます。

私も最近は「日中は石油ストーブ、夜だけ薪ストーブ」というスタイルに落ち着きつつあります。腰も楽だし、財布にも優しいし、でも雰囲気も楽しめる。これが一番バランスいいかなと。

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まとめ|コストと満足感、どちらを優先するか

冬キャンプ暖房選びのポイント

・コスト重視なら石油ストーブ一択(2泊3日で2,250〜4,500円)

・体験・満足感重視なら薪ストーブ(2泊3日で15,000〜30,000円)

・ハイブリッド戦略で両方のいいとこ取りも可能

正直なところ、「どっちがいい」という答えはありません。

経済性を優先するなら石油ストーブ。非日常の体験を求めるなら薪ストーブ。

私の場合は、薪ストーブの魅力に抗えず、高いと分かっていても使い続けています。でも、それで後悔したことは一度もありません。あの炎を見ながら過ごす時間は、お金には代えられない価値があるから。

ただし、初めての冬キャンプで予算が気になる方、体力的に不安がある方には、まず石油ストーブから始めることを強くおすすめします。十分に暖かいし、何より「冬キャンプって楽しい!」を実感できるはずです。

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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

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  • この記事を書いた人

ポロンノゆるっとキャンプ

略してポロキャンです! 40代2児の親。北海道アウトドア歴10年超。ギア・アパレル購入300万円以上、投資で300万円以上の失敗も経験し、そのリアルな体験から北海道ならではの『ゆるっと』キャンプとお金を豊かにする知恵を発信中。車中泊や防災(被災経験あり)のネタも多めです。一眼レフカメラ初心者。 当ブログとYouTube(登録者2000人〜)が主な活動場所です。各種SNSも更新中。

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