インサレーションジャケットって暖かいけど、歩いていると暑くならない?
そこで「動いている時間」まで考えた一枚がありますよ。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
インサレーションジャケットを選ぶとき、どうしても暖かさに目が行きます。
ただ、暖かい一枚ほど、歩き出すと暑いという問題もついてくる。
だからこの手の一枚は、暖かさだけでなく、動いているときの熱の逃がし方まで見ると選び方が変わります。
ノースフェイスのベントリックスジャケット(NY82501)は、その「動いている時間」をかなり意識した一枚です。
それでは早速いきましょう!
ベントリックスは「暖かくする」だけのインサレーションではない
この一枚を理解するなら、まず中のわたを見るのが早い。
使われているのは、スリット入りの化繊わた「VENTRIX ECO」です。
スリットは、登山で伸縮の大きい部分に置かれています。
体を動かすと切れ込みが広がって通気を促し、立ち止まると閉じて熱を逃がしにくくする。
動いている時間と止まっている時間でわたの働き方が変わる——ここが、単に保温力を積み増した一枚との違いになります。
暑くなったら、わただけでなくポケットからも逃がせる
表地と裏地は「PERTEX Quantum Air」で、通気性のある軽量ストレッチナイロンです。
さらに両脇と左胸には、ベンチレーションを兼ねたファスナー付きポケットが付く。
暑くなったらファスナーを開けて換気し、それでも暑ければ脱ぐ。
最初から「脱ぐ・着る」の二択ではなく、着たまま調整する余地があるわけです。
ベンチレーションのあるウインドジャケットを使っていて、歩きながら温度を戻せるのは本当に助かります。
ベントリックスは、その考え方をインサレーションへ広げた一枚と見るとわかりやすい。
フリースと保温重視のジャケット、どちらを着るか迷う日に合いやすい
私は上着の中身を、その日にどれだけ動くかで決めています。
動く量が多いほどフリース側、少ないほどライトダウン側へ寄せる。
ではベントリックスはどこに入るかというと、私ならフリース寄りの一枚として考えます。
わたが入っているので保温はできて、その一方で通気する仕組みも持っているからです。
「フリースでは少し心細いけれど、保温重視の一枚では歩くと暑い」——そんな場面で、この一枚が候補になってくる。
もちろん製品によって暖かさも通気性も違うので、あくまでざっくりした立ち位置として捉えてください。
約275gなら「着るかわからない日」にも持っていきやすい
重量はLサイズで約275g、コンパクトに収納できるスタッフサックも付属します。
暖かさと同じくらい、「着ていない時間をどうするか」も大事になってくる。
朝は寒く、日中は暖かく、夕方にはまた冷えてくる。
小さくできるなら、着るためだけでなく、念のため持っていく上着としても扱いやすくなります。
ZIP IN ZIP対応なら、さらに寒くなってからも使える

対応シェルとは、「ZIP IN ZIP」という仕組みで直接つなげます。
手持ちのマウンテンライトジャケットでも、この連結は日常的にやっている。
一度つないでしまえば、まとめて脱ぎ着できるのが便利です。
ベントリックスをここに加えるとしたら、やはり動く日の側になる。
一枚で着る時期が終わってもシェルの内側へ移せるので、使える時期を広げやすい。
▶︎ ZIP IN ZIPの仕組みはこちらで詳しく解説しています
サイズは「何を中に着るか」まで考える
メンズのサイズ展開はS〜XXLで、実寸が確認できているのは次の3サイズです。
・M:着丈67cm/身幅56cm
・L:着丈69cm/身幅58cm
・XL:着丈71cm/身幅60cm
数字だけで決めるより、中に何を着るかまで考えたほうが失敗しにくくなります。
薄手のインナーの上から着るのか、フリースを重ねるのか、さらにZIP IN ZIPでシェルの内側へ入れるのか。
手持ちの近いジャケットの着丈と身幅を測って比べるのが、一番判断しやすいです。
ベントリックスが向かない使い方もある
防水シェルではないので、雨の中を長時間歩くなら防水ジャケットを別に用意する必要があります。
また、表地・裏地は20D×15Dの軽量素材で、厚手のジャケットのようにラフには扱えない。
そして一番大事なのが、「着たまま動ける=暑くならない」ではないことです。
登りが続けば暑くなるので、そのときはベンチレーションを開け、それでも暑ければ脱ぐ。
脱がなくてよくなるのではなく、着たまま調整できる幅が広がる一枚です。
まとめ:暖かさだけで選ばない人向け
インサレーションジャケットを選ぶときは、どれだけ暖かいかに目が向きます。
でも外で動く時間が長いなら、熱をどう逃がすかも同じくらい大切になってくる。
ベントリックスジャケットは、暖めながら、必要なら熱を逃がすという考え方で作られています。
フリースだけでは少し心細く、保温重視の一枚では歩くと暑い。
そんなところで迷っていた人なら、比較しておきたいタイプだと思います。
反対に、ほとんど動かず暖かさを最優先したいなら、保温力を重視したモデルのほうが合う場面もあります。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!




