みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
北海道にいると、ゴールデンウィークあたりからようやく「水辺で遊べる季節がきたな」という気持ちになってきます。今年も湖でのキャンプやSUPを楽しみにしていたところだったのですが、2026年5月3日、福島県の猪苗代湖で水上バイクが転覆し、高校生が亡くなったというニュースが飛び込んできました。
私自身、水上バイクの免許を持っていて、湖でのレジャーは身近なものとして感じています。だからこそ、このニュースはどこか他人事には思えなくて。今回は「誰かに何かを教える」というより、自分がこのニュースを見て感じたことや、改めて気をつけようと思ったことを、そのまま書いてみます。
この記事で書いていること
・猪苗代湖の事故を見て、自分が感じたこと
・ライフジャケットは「絶対の安全」じゃないと改めて思った話
・天候・航行エリア・現地ルール、水辺で確認しておきたいこと
・子どもと一緒だからこそ、「行かない判断」も大事だと感じた話
それでは早速いきましょう!
ライフジャケットを着ていても、事故は起きる
今回の報道で気になったのは、転覆した水上バイクに乗っていた3人は、全員ライフジャケットを着用していたとされている点でした。
それでも、命が失われた。
正直、これは少し頭をガツンとやられた感じがしました。「ライフジャケットさえ着ていれば、最悪でも浮いていられる」という感覚が、自分の中に薄くあったことに気づいたからです。
ライフジャケットは必要です。これは間違いない。着用していることと、着用しないことでは、生存率がまったく変わります。ただ、それは「どんな状況でも遊んでいい」という意味とは違う。当時の猪苗代湖は風が強く、白波が立っていたとの証言もあります。そういう状況の中で沖合に出ること自体が、リスクを高める判断だったかもしれない。
ライフジャケット=安全のゴール、じゃなくて、ライフジャケット=スタートラインの最低条件。そう言葉にしてみると、当たり前のことなんですが、改めてそう認識し直しました。
天候と「その日の湖の顔」を見ること
北海道の湖も同じですが、水辺というのは天候によって全然違う顔を見せます。朝は穏やかだったのに、昼には急に風が出てきて波が高くなる、ということは珍しくない。
私がSUPをするとき、一番気にするのは風速と風向きです。特にスタンドアップパドルは、風の影響を受けやすい。少しでも強い風が出てきたら、岸に近い場所でゆっくり遊ぶか、早めに上がるようにしています。
水上バイクも同様で、波が高い・風が強い・視界が悪い、という状況では、操縦の難易度がぐっと上がります。免許を持っている私でも、「今日はやめておこう」と判断する日は正直あります。むしろ、そういう判断をためらわない方がいい、と今回のニュースで改めて思いました。
水辺の天候は変わりやすく、出発前の予報と現地の状況が異なることがあります。
「少しくらい大丈夫」と感じても、強風・白波・急な雷雲などが見えたときは、早めに引き返す判断が安全です。
現地のルールは、思っているより細かく決まっている
猪苗代湖では、2024年7月から、河川法に基づいて水上バイクやモーターボートが航行できる区域とできない区域が規制されています。違反すると30万円以下の罰金対象になるとのことです。
こういったルールって、実は全国の湖や海で細かく決まっていることが多くて、「なんとなく広い水面があるから自由に使えそう」というイメージとは違うことがある。私自身も、新しい場所に行く前は必ず地元の漁協や自治体のサイト、現地の管理事務所に確認するようにしています。
遊泳エリアと動力船の航行エリアが分かれているかどうか、これは子どもと一緒に水辺に行くときに特に確認したいポイントです。子どもが泳いでいるすぐ近くを水上バイクが走ってくるような状況は、双方にとって危険です。
「今日はやめておく」が言える状況を作っておく
私が今回のニュースで一番考えさせられたのは、「天気が悪くても行ってしまう」というシチュエーションの怖さです。
せっかく計画して、移動してきて、楽しみにしていた日。そこで「やっぱり今日はやめよう」という判断を下すのは、思っているより難しい。特に複数人で来ていると、「せっかくだし」という空気になりやすい。
子どもも連れていれば、なおさら難しい判断になるかもしれない。
でも、水辺での「せっかくだし」は、リスクを底上げする方向にしか働かないことがある。装備が整っていても、「行かない判断」ができることの方が、実は難しくて大事なスキルなのかもしれないと、改めて感じています。
水辺レジャー前に確認していること(私の場合)
・出発前に風速・波高・天気の変化を複数の天気アプリで確認する
・現地の遊泳エリアと動力船航行エリアの区分けを調べておく
・ライフジャケットは体格に合ったものを使う(借り物や古いものに頼らない)
・子どもが水辺に近づく範囲と、ボートや水上バイクの動線が重ならないか見る
・「今日はやめる」という判断を、一人でできる状況を作っておく
おわりに
今回の事故で亡くなった17歳の方のことを思うと、何とも言葉になりません。
私もこれから夏にかけて、湖でキャンプしたり、SUPをしたりしたいと思っています。子どもたちも一緒に連れて行きたい。そのために、今回のニュースで改めて考えたことを、自分の中に残しておきたくてこの記事を書きました。
誰かに「こうしなさい」と伝えたいわけじゃなくて、自分自身への確認として。
水辺はたくさんの楽しさがある場所です。ただ、自然の中では「思ったよりも」という事態が起きやすい。装備と判断と、引き返せる余裕を持って、今年の夏も楽しく過ごせればと思っています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

