みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
最近、野鳥撮影のマナー問題を取り上げた記事を見かけました。希少な野鳥の撮影場所がSNSで広まって、翌日には数百人のカメラマンが集まってしまう。私有地や公道に無断で入り込んだり、餌付けや枝の伐採など「いい写真を撮るため」の行為が問題視されていたりする、という内容です。
私自身、去年から本格的にカメラを始めました。一眼レフを初めて購入して、キャンプや自然の景色、夜景を撮ることが楽しくなってきたところです。北海道に住んでいるので、いつかシマエナガも撮ってみたいという気持ちがあります。
そのタイミングでこういった記事を読んで、正直、少し立ち止まりました。「今のままカメラを持って野鳥に近づいたら、自分も同じことをしてしまうかもしれない」と思ったからです。
この記事は、誰かを批判したくて書いているのではありません。カメラを始めたばかりの自分が、野鳥撮影を楽しむ前に知っておきたいことを、自分のために書いておこうと思いました。
この記事のポイント
・野鳥撮影トラブルの記事を読んで、カメラ初心者として感じたこと
・知らないうちにやってしまいがちな、野鳥への負荷について
・北海道で長く撮影を楽しむために、最初から意識しておきたいこと
それでは早速いきましょう!
野鳥撮影がなぜ問題になるのか、調べて気づいたこと
記事を読んで最初に思ったのは、「悪意のある人ばかりではないはずなのに、なぜこういうことが起きるのか」ということでした。
調べてみると、日本野鳥の会が撮影マナーに関するガイドラインを公開していて、その内容がかなり具体的でした。巣に近づかない、追い回さない、珍鳥の情報を公開しない、餌付けや環境改変をしない、といったことが丁寧に説明されています。
それを読みながら思ったのは、「これは知っているかどうかの差でしかない」ということです。最初から悪いことをしようと思っている人は、そう多くないはずです。ただ、知らないままカメラを持って野外に出ると、気づかないうちに問題のある行動をとる可能性がある。
私自身も、このガイドラインを読む前は「近くで撮れたらいい写真になる」くらいにしか考えていませんでした。鳥にとって、それがどれほどのストレスになるかは、意識の外にあったと思います。
「いい写真」を目指すと、何を見落とすのか
野鳥撮影のトラブルが増えた背景として、SNSでの情報拡散のスピードが大きく関係しているようです。珍しい野鳥の出現情報が投稿されると、数時間で全国からカメラマンが集まる。そうなると、鳥へのストレスだけでなく、周辺の住民や公園利用者への影響も一気に広がります。
また、「鳥が映えるように」と木の枝を切ったり、捕食シーンを撮るために餌を投げ入れたりする行為も問題視されています。こうした「演出」は、一見すると熱心な撮影者が良い写真のために工夫しているように見えるかもしれません。でも実際には、野鳥の自然な行動や生育環境に直接手を加えることになります。
知らないとやってしまいがちなこと
・「近づくほどいい写真が撮れる」という感覚で、距離を縮めすぎてしまう
・撮影場所や撮れた日時をSNSに詳しく書いてしまう
・鳥を飛ばせようとして近づきすぎたり、音を出したりする
・餌付けや、鳥が見やすいように周囲の草木を折るなどの行為
知床財団の情報でも、クマに人間の食べ物を与えると行動が変わり、人の生活圏に入ってくるリスクが高まると説明されています。クマに限らず、野生動物への「人間側の都合による働きかけ」は、動物の生態そのものを変えてしまう可能性があります。
これは、ヒグマの餌付け問題と同じ構造だと思います。北海道に住んでいると、そういった事例が身近に感じられる分、「野鳥も同じことが言えるんだな」という実感が湧いてきました。
場所情報の公開、どこまでが適切なのか
これは、カメラを始めたばかりの自分にとって、正直一番迷うポイントです。
「シマエナガが見られた」という投稿をSNSでたまに見かけます。詳しい場所名が書かれていることもありますし、公園名や地区名だけにとどめている場合もあります。日本野鳥の会のガイドラインでは、場所情報は都道府県程度にとどめることが推奨されています。
これを読んで、少し腑に落ちた気がしました。「北海道で撮れました」という情報は共有できますが、「○○公園の△△あたりの木にいます」まで書いてしまうと、それを見た多くの人が一斉に集まる可能性があります。特に珍しい鳥であれば、その影響は数日で出ることもあるようです。
SNSで撮影場所を詳しく書くと、意図せず大勢の人が集まるきっかけになることがあります。
日本野鳥の会では「場所情報は都道府県程度にとどめる」ことを推奨しています。
自分が発信したことで、その場所の野鳥が追い回されたり、地元の人に迷惑がかかったりするのは、それは誰も望まないことだと思います。「自分の発信が何につながるか」という想像力を持っておくことが、カメラを楽しむ上で必要なことなのだと感じました。
自分なりに考えた、これからの撮影との向き合い方
この記事を書きながら、「じゃあ自分はどうするか」を考えました。
撮影が制限されるべきだとか、野鳥の近くには行くべきではない、ということを言いたいわけではありません。ただ、何も知らないままカメラを持つよりも、少し前に学んでおいた方が、長く楽しめると思っています。
具体的には、こういうことを意識しようと思っています。
これから意識したいこと
・撮影場所のルールを事前に調べる(公園や保護区の規則)
・巣やヒナには近づかない。繁殖期はとくに距離をとる
・鳥を追いかけない。飛ばせようとしない
・SNSに場所情報を詳しく書かない
・三脚や機材が他の利用者の通行を妨げないように置く
・餌付けや、周囲の草木への手入れは絶対にしない
どれも「当たり前のこと」と言えばそうですが、カメラを構えて夢中になっているときに、自然と守れるかどうかは別の話だと思います。だからこそ、先に言葉にして自分の中に入れておきたいです。
マナーを守ることが、撮影の場所を守ることにもなる
今回の問題を調べていて、もう一つ気になったことがあります。
マナー違反が続くと、結果的に「撮影禁止」になるエリアが増えたり、地域住民からカメラマン全体が警戒されたりする可能性があります。ただ写真を撮りたいだけなのに、撮れる場所が少しずつなくなっていくのは、カメラを楽しむ人全員にとってもったいないことです。
一人ひとりの行動が、その場所を「撮影できる場所として続けられるかどうか」に直結している。そういう意識を持って撮影に行けるかどうかが、長く楽しめるかどうかに関わってくるのかなと思いました。
まとめ:いい写真より先に、自然との距離感を知りたい
いい写真を撮りたいという気持ちは、悪いものではないと思います。私もシマエナガを撮ってみたいですし、北海道の自然の景色をきれいに残したいという気持ちがあります。
ただ、自然の中に撮りに行くということは、そこで暮らしている生き物の場所にお邪魔するということでもあります。それを意識しているかどうかで、撮影のしかたはかなり変わってくるはずです。
カメラを始めたばかりだからこそ、技術だけでなくマナーも一緒に学んでいきたいと思っています。いつかシマエナガを撮れたときに、「いい写真が撮れた」だけでなく、「ちゃんと距離を守って撮れた」と思えるようにしたいですね。
まだ勉強中の身なので、野鳥撮影で気をつけていることがあればぜひ教えていただければ嬉しいです。
ブランドで迷う前に、まずマナーを知りたい方は、日本野鳥の会のガイドラインも読んでみると参考になります。
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それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!

