キャンプでは危ないこともあるし、子どもを注意する場面って避けられないよね。
そうだね。でも、やめてほしい「行動」を注意するのと、子ども自身を否定するような言葉をかけるのは違うと思うんだ。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
秋のキャンプ場で、ある家族の親子のやり取りが気になったことがありました。
子どもを叱る声が繰り返し聞こえてきて、正直、あまりいい気持ちにはなれませんでした。
ただ、その光景を見て考えたのは、相手の家庭のことだけではありません。
自分自身も、子どもへの言葉のかけ方には気をつけなければいけない。
そんなことを改めて感じた出来事でした。
それでは早速いきましょう!
秋のキャンプ場で気になった、ある家族の会話
秋の週末や連休は、ファミリーキャンプを楽しむ人も増え、キャンプ場がにぎやかになることがあります。
子どもたちの楽しそうな声や、家族で食事をする風景など、普段とは違う雰囲気もキャンプの魅力ですよね。
そんな中、私がキャンプをしていたときのことです。
近くにいたある家族の、母親と子どものやり取りが耳に入ってきました。
子どもは小学生くらいだったと思います。
母親からは「ダメ」「ダメでしょ」といった言葉が何度も聞こえ、時には笑いを交えながら、子どもを小ばかにするように感じる言い方もありました。
特に印象に残っているのが、「こういうことをするから友達がいなくなる」という趣旨の発言です。
もちろん、母親がずっと怒っていたわけではありません。
時には褒めるような言葉も聞こえていました。
ただ、それ以上に否定的な言葉や強い口調が耳に残り、私自身、聞いていて気持ちのよいものではありませんでした。
黙っていた子どもと、周囲の家族
その子どもは、あまり言い返さず、黙って聞いていることが多いように見えました。
父親もほとんど何も言わず、黙々としている印象でした。
さらに、同じ場所には別の家族もいましたが、特に何かを言う様子はありませんでした。
ただ、子どもがどう感じていたのか、父親や周囲の家族が何を思っていたのかは分かりません。
私が気になったのは、繰り返される強い言葉と、その声が周囲まで響いていたことです。
家族で楽しく過ごすはずのキャンプで、こうしたやり取りが続いていることに、何ともいえない気持ちになりました。
子どもを叱ること自体が悪いわけではない
ここは、誤解のないように伝えたいところです。
私は、子どもを叱ってはいけないとは思っていません。
むしろ、キャンプでは普段以上にしっかり注意しなければならない場面もあります。
例えば、焚き火の近くでふざけたり、車が通る場所へ急に飛び出したりすることは危険です。
そういうときには、はっきりと「危ない!」「やめて!」と伝える必要があります。
大切なのは、その後も含めて、どのように子どもと向き合うかだと思います。
行動を注意するのか、子ども自身を否定するのか
例えば、子どもが危険な場所で走っていたとします。
「車が通るから、ここでは走らないでね」
これは、やめてほしい行動と、その理由を伝える言葉です。
一方で、「だからお前はダメなんだ」「そんなことをするから友達がいなくなる」といった言い方はどうでしょうか。
注意しているのは一つの行動なのに、子ども自身の価値や人間関係まで否定するような話になってしまいます。
もちろん、言葉の受け止め方は人それぞれです。
それでも、何を直してほしいのかを伝えることと、相手を傷つけかねない言葉を使うことは、分けて考えたいものです。
同じ注意でも、何が危ないのかを教えてもらった方が、子どもも次にどうすればいいか分かるよね。
そうなんだよね。注意する目的は、子どもを言い負かすことじゃなくて、危険を避けたり、次の行動につなげたりすることだと思う。
親だって、いつも余裕があるわけではない
とはいえ、親も人間です。
子どもが思いどおりに動いてくれなかったり、何度注意しても同じことを繰り返したりすれば、つい強い口調になることもあると思います。
特にキャンプでは、設営や食事の準備、片付けなど、親がやることも少なくありません。
思った以上に時間がかかり、気持ちに余裕がなくなることもあるでしょう。
だからこそ、私は今回見かけた母親についても、子どもを傷つけようとしていたと決めつけるつもりはありません。
その家庭なりの事情や、普段の関わり方もあるはずです。
ただ、悪気がないことと、言葉が相手にどう届くかは別の話です。
普段から何気なく使っている口癖や、つい出てしまう強い言葉。
そうしたものが、子どもや周囲の人には思った以上に強く響いているかもしれません。
自分の言い方を振り返るきっかけになった
今回、最も考えさせられたのは、私自身の接し方です。
子どもに何かを教えようとして、必要以上に強く言っていないだろうか。
自分の思うように動いてほしくて、子どもの気持ちを後回しにしていないだろうか。
そうしたことは、自分一人ではなかなか気づけないものかもしれません。
今回、第三者としてほかの家族のやり取りを耳にしたことで、改めて自分を振り返る機会になりました。
これは子育てに限らず、夫婦の会話や日常の人間関係でも同じなのだと思います。
キャンプだからこそ、子どもに伝えたいこと
私自身、キャンプは子どもにとって、さまざまなことを学べる機会でもあると思っています。
テントを設営したり、道具を片付けたり、自然の中で遊んだり。
普段の生活ではできない経験がたくさんあります。
時には失敗もするでしょうし、思ったようにできないこともあるでしょう。
それでも、失敗したからすぐに否定するのではなく、なぜうまくいかなかったのか、一緒に考えられる時間にしたいものです。
「ダメ」の先に、どうすればいいかを伝えたい
例えば、キャンプ道具を乱暴に扱ってしまったとき。
ただ「ダメ!」で終わるのではなく、「壊れると使えなくなるから、こうやって持とう」と教えることもできます。
設営をうまく手伝えなかったときには、「ここを持ってくれると助かるよ」と、できることを具体的に伝える方法もあります。
もちろん、危険が迫っているときに、ゆっくり説明する必要はありません。
まず安全を確保することが最優先です。
それでも、落ち着いてから理由を伝えたり、言い方が強すぎたと感じたら言い直したりすることはできます。
せっかくのキャンプですから、子どもが「またやってみたい」「次はできるようになりたい」と思えるような時間にできたらいいですよね。
キャンプ場は、自分たち家族だけの場所ではない
今回、もう一つ考えたことがあります。
それは、家族同士の会話も、周囲のキャンパーには聞こえているということです。
キャンプ場は、壁で仕切られた自宅とは違います。
特に混み合う週末や連休には、ほかの利用者との距離が近くなることもあります。
楽しい会話や笑い声が聞こえることもあれば、叱る声が響いてくることもあるでしょう。
子どもが騒ぐこともありますし、親が注意する声が聞こえること自体は、決して珍しいことではありません。
ただ、大声で否定的な言葉を繰り返していると、それは家族内だけの問題ではなく、周囲の人が過ごす時間にも関わってきます。
もちろん、すべての人が静かに過ごさなければならないという話ではありません。
家族で笑ったり、子どもが元気に遊んだりするのもキャンプの楽しさです。
だからこそ、自分たちが楽しむことと、ほかの人が気持ちよく過ごせることを、どちらも大切にしたいと思います。
キャンプ場って、みんながそれぞれ楽しい時間を過ごしに来ている場所だもんね。
そうだね。自分たちの声や言葉が、周りにどう聞こえているのかも、時々意識したいところだね。
親子で楽しむ時間を、親の都合だけにしない
キャンプでは、親が準備をして、予定を考えて、子どもにいろいろな経験をさせたいと思うこともあるでしょう。
でも、子どもは必ずしも親が考えたとおりに動くわけではありません。
大人にとっては簡単なことでも、子どもにとっては難しいことがあります。
親が楽しんでほしいと思って用意した体験でも、子ども自身の興味が別のところに向いていることもあるでしょう。
そんなときに、思いどおりにいかないことばかりを注意するのではなく、子どもが何を楽しんでいるのかにも目を向けたいものです。
キャンプを通して子どもに学んでほしいことは、たくさんあります。
道具の使い方や自然の危険、周囲への配慮なども大切です。
でも、それと同じくらい、家族で協力したり、自分で挑戦したり、失敗してもやり直せたりする経験も大切にしたいと感じます。
まとめ
秋のキャンプ場で見かけた、ある親子のやり取り。
その家庭の事情や、普段の親子関係まで分かるわけではありません。
それでも、繰り返し聞こえてきた強い言葉は、私自身の子どもへの接し方を考え直すきっかけになりました。
子どもを叱ることは必要ですし、危険なことには毅然とした対応も求められます。
ただ、注意することと、子ども自身を否定することは違います。
そして、キャンプ場は家族だけでなく、ほかの人たちとも共有する場所です。
せっかく家族で自然の中へ出かけるのなら、親も子どもも、そして周囲のキャンパーも気持ちよく過ごせる時間にしたい。
今回の出来事を通して、そんな当たり前のようで難しいことを、改めて考えさせられました。
キャンプ場で夜の声がどこまで届くかは、こちらに書いています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!


