冬用に暖かいフリースが欲しいけれど、薄手のフリースとは何が違うんだろう?
バーサロフトジャケットは、暖かさだけでなくシルエットや収納も含めて見ると、使いどころが分かりやすくなります。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「バーサロフトジャケット(NA62550)」は、寒冷時の着用を想定して作られたハイロフトタイプのフリースジャケットです。
私も昨年購入して使っていますが、このジャケットで一番印象に残っているのは、やはり暖かさ。
ただ、実際に使ってみると、暖かいだけではありません。
ゆとりがあって動きやすいシルエット、腰まわりに自然にフィットする裾、大きめで使いやすいポケットなど、冬の普段使いやキャンプで「普通に使いやすい」と感じる部分が結構あります。
今回はバーサロフトジャケットがどんなフリースなのか、実際の使用感も交えながら、サイズ選びまで整理していきます。
それでは早速いきましょう!
バーサロフトジャケットは「暖かさ重視」のフリース
公式定価:¥38,500(販売価格は変動します)
バーサロフトジャケットを考えるうえで、まず押さえておきたいのが生地です。
採用されているのは、毛足が長く、かさ高のあるハイロフトタイプのフリース。
フリースの中に多くの空気をため込むことで保温効果を高める設計で、寒冷時の使用を想定しています。首元もしっかり覆えるスタンドカラーです。

そのため、薄手のフリースを「少し肌寒いときの中間着」として考えるなら、バーサロフトはもう少し防寒着寄り。
秋口からすぐ使うというより、本格的に気温が下がってから良さを感じやすい一着だと思います。
私も昨年から使っていますが、この毛足のある生地はかなり気に入っています。
肌触りがよく、そして暖かい。

冬場に「今日はしっかり暖かいフリースを着ていこう」と思ったときに自然と手が伸びるような一着になっています。
POLARTECとは?バーサロフトが暖かい理由
バーサロフトジャケットの特徴を理解するうえで、知っておきたいのが「POLARTEC(ポーラテック)」です。
POLARTECは高機能フリース素材で知られるブランド
POLARTECは、アウトドアウェアなどに使用される高機能素材を開発しているブランドです。
1981年にフリース素材を開発して以来、保温性や通気性、速乾性など、用途に応じたさまざまな機能素材を展開しています。
ただし、POLARTECだからすべて同じ性能というわけではありません。
薄手で通気性を重視したものもあれば、保温性を重視したものもあり、製品によって特徴が異なります。
バーサロフトジャケットに使われているのは、保温性を重視したハイロフトフリースです。

毛足の長いフリースが空気を含んで暖かさを保つ
バーサロフトの暖かさの秘密は、フリース生地が含む空気にあります。
毛足を長くすることで生地内に空気をため込み、その空気の層が体の熱を逃がしにくくする仕組みです。
この空気の層は「デッドエア」とも呼ばれ、アウトドアウェアの保温性を考えるうえで重要な要素の一つ。
ダウンジャケットも空気を含むことで暖かさを保ちますが、バーサロフトはフリース素材で同様に空気の層を利用しています。
私自身、いろいろなフリースを着ていますが、バーサロフトはアウターとして着られる暖かさが魅力だと感じています。
冬キャンプでは風への対策も考えたい
秋冬キャンプでは、設営や撤収のように体を動かす時間もあれば、チェアに座ってゆっくり過ごす時間もあります。
特に動かずに過ごす時間は体が冷えやすいため、保温性の高いウェアがあると便利です。
バーサロフトは、そうした場面で暖かさを確保するためのアウターとして選択肢になります。

ただし、フリースは防風シェルとは役割が異なります。
首元のスタンドカラーには風の侵入を抑える効果がありますが、生地全体が風を完全に遮るものではありません。
風が強い日には防風性のあるジャケットを組み合わせたり、より防寒性の高いアウターを選んだりすることも大切です。
つまり、バーサロフトは保温性を重視して選び、風への対策は使用環境に合わせて考えるのが適切ですね。
ゆったりしているから、暖かいのに動きやすい
バーサロフトジャケットは、比較的ゆとりを持たせたシルエットになっています。メーカー側でもレイヤリングに対応しやすいシルエットとして案内されています。
実際に着ていても、このゆとりはかなり分かりやすいです。
厚みのある暖かいフリースですが、体にぴったり張り付くような着方ではないので、腕を動かしたり、キャンプで作業したりするときにも窮屈さを感じにくい。
中にロンTやスウェットなどを合わせる余裕もあります。
一方で、ゆったりしたシルエットだけだと、裾が開いたままで落ち着かないこともあります。
バーサロフトの裾はゴム(シャーリング)仕様です。
ゆったり着られるのに腰まわりには自然にフィットするので、裾まわりが開きっぱなしになりにくい作りです。

私がバーサロフトを使っていて気に入っているポイントのひとつもここ。
「動きやすいゆとり」と「腰まわりは開きっぱなしにならない」の両方があるので、冬のキャンプや普段使いでも扱いやすく感じます。
大きめのファスナーポケットが3つある
バーサロフトジャケットには、両サイドと左胸の合計3か所にファスナーポケットがあります。
これはスペックだけを見ると地味ですが、実際に使うと結構便利です。

私の場合、長財布のような少し大きめの物を入れることもあります。
キャンプ場を少し歩いたり、近所へ出かけたりするときなら、財布や鍵などをジャケット側へ入れてしまえば、ちょっとしたバッグを持たずに済む場面もあります。
しかもファスナー付きなので、物を入れた状態で動きやすいのもポイント。
暖かさだけではなく、こうした収納の使いやすさまで含めて、日常的に羽織りやすいフリースだと感じています。
アウトドア用だけれど、街でも着やすい
バーサロフトは寒冷時のアウトドアを想定したフリースですが、見た目はいわゆる登山用のミドルレイヤー一辺倒という感じではありません。
少しゆったりしたシルエットで、メーカー側でもタウンユースを想定しています。
私としても、ここは使いやすいところです。
キャンプなどの外遊びはもちろん、普段の外出でも普通に羽織れる。
特にブラックのような定番カラーなら合わせる服を選びにくく、冬場に「とりあえず暖かいものを一枚」という場面でも使いやすいと思います。

もちろん、風を完全に遮断するハードシェルや、中綿入りの防寒ジャケットと同じ役割ではありません。
あくまでフリースです。
だからこそ、暖かさを確保しながらフリースらしい柔らかさや動きやすさが欲しい人に向いています。
▶︎ 外で使いやすいフリースの考え方はアドバンスドジャケットの解説記事でも整理しています
サイズは「大きめ前提」にしなくていい
バーサロフトを選ぶときに少し注意したいのがサイズです。
シルエットそのものにゆとりがあります。
そのため、「冬だから中に着込むし、普段よりワンサイズ上げよう」と最初から考えなくてもよさそうです。
少なくとも私の場合は、普段通りのジャストサイズで十分でした。

私はお腹まわりも含めて少し体格がありますが、それでも窮屈には感じず、中に着る余裕もあります。
むしろ体型が細めだったり、すっきり着たかったりする場合は、サイズを下げる選択肢も考えられると思います。
もちろん体型や中に何を着るかで変わるため一概には言えませんが、バーサロフトについては「防寒着だからワンサイズ上」という選び方をするより、まず普段のサイズを基準に考える方が自然です。
▶︎ 薄手フリースのサイズ感はマウンテンバーサマイクロジャケットの解説記事で書いています
こんな人ならバーサロフトを選びやすい
バーサロフトジャケットは、薄手のフリースでは少し物足りなくなる季節に使いやすい一着です。
特に、ダウンや中綿ジャケットだけではなく、柔らかく動きやすい防寒着も一枚持っておきたい人とは相性がいいと思います。
そう考えているなら、バーサロフトの性格はかなり分かりやすいです。
逆に、秋口から長期間使える薄手のフリースを探している場合や、風雨まで一枚で対応したい場合は、別のタイプを選んだ方が用途には合いやすいでしょう。
👉 バーサロフトジャケットが自分に合うか、サイズ感・レビューを確認する
まとめ
バーサロフトジャケットは、毛足の長いフリースによる暖かさだけでなく、ゆとりのある動きやすさ、腰まわりに自然にフィットする裾、3つのファスナーポケットまで含めて使いやすい防寒フリースです。
私も実際に使っていますが、冬のキャンプから普段の外出まで幅広く使えるところが気に入っています。
サイズも最初から大きめを選ぶ必要はなく、まず普段のサイズを基準に考える。暖かさを重視しつつ、冬でも動きやすいフリースを探している人なら、検討しやすい一着です。
暖かさの理由は、POLARTECのハイロフトフリースがため込む空気の層。
風が強い冬キャンプでは、防風性のあるジャケットと組み合わせて使いたいところです。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!






