薄いフリースって、登山する人が着るものじゃないの?
私もずっとそう思ってた。でも普段に着てみると、これが意外なくらい使いやすいんだよね。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
私は昔からフリースが好きで、長い間ユニクロやワークマンなどのフリースも普通に着てきました。
暖かいし、あの柔らかい肌触りも好き。
それで特に不満があったわけではありません。
ただ、登山をする親が着ていた薄手で体に沿うようなフリースについては、少し違った見方をしていました。
「ああいうのは登山する人が着る服なんだろうな」と。
私も軽登山はしていましたが、本格的に山へ入るわけではありません。
だからライトフリースのようなテクニカルなウェアは、私にはあまり関係がないと思っていたんです。
ところが昨年あたりから、パタゴニアのR1をはじめ、薄手のフリースを着る機会が増えてきました。
そこで気づいたのが、
これ、山へ行かなくてもめちゃめちゃ便利じゃないか。
ということでした。
▶︎ 厚手フリースが暑く感じる人へ、マムートのアコンカグアライトのレビューを読む
それでは早速いきましょう!
そもそもライトフリースって何?
「ライトフリース」という言葉だけを見ると、普通のフリースとは別の服のように感じるかもしれません。
でも、基本的にはフリースの中でも薄手・軽量で、動きながら着たり、上からシェルを重ねたりしやすいタイプと考えると分かりやすいです。
メーカーによって名称や構造は違います。
たとえばパタゴニアのR1 Airジャケットは、軽量で通気性・速乾性に優れたテクニカルフリースとして作られています。
ジグザグ状の生地構造でかさばりを抑えつつ、空気を循環させる設計です。
マムートのAconcagua Light ML Jacketも、Polartec Power Gridを使い、通気性や汗の処理、軽さ、収納性を重視したモデル。
重量は282gで、通常のAconcagua ML Jacketより軽い位置づけになっています。

つまり、「とにかく厚くして暖かくする」のではなく、
必要な暖かさを確保しながら、動いたときの暑さやムレも逃がしやすくする。
そんな方向に作られているフリースが多いんです。
普通のフリースとの違いは「どちらが暖かいか」だけではない
以前の私は、フリースをほぼ「暖かい服」として考えていました。
寒くなったら着る。
もっと寒くなったら、その上にアウターを着る。
もちろん、それでも間違いではありません。
ただライトフリースを使ってみると、少し考え方が変わりました。
普通のボリュームのあるフリースが「しっかり保温する服」だとしたら、ライトフリースは体温を調整しながら着続けやすい服という感覚に近いです。
暖かい。
でも暑すぎない。
寒ければ上から一枚着られる。
暑ければ脱いでも持ち運びやすい。
この中途半端さが、むしろ普段の生活ではすごく便利でした。
一番便利なのは「何を着ればいいか迷う日」
特にライトフリースが便利だと感じるのが、今のような季節の変わり目です。
朝は寒い。
昼は少し暖かくなる。
夕方になるとまた冷える。
ロンTだけだと寒い時間があるけれど、厚手のフリースを着っぱなしにすると暑い。
そんな日に薄手のフリースがちょうどいいんです。
私の場合は、車に乗ったり、買い物へ行ったり、外を歩いたり、キャンプで動いたりと、一日の中でも運動量が変わります。
ライトフリースなら、その変化に合わせやすい。
「今日は防寒着を着るほど寒いのか?」と考えるより、とりあえず一枚着ておいて、暑ければ脱ぐという使い方がしやすくなりました。
綿のパーカーより軽くて、脱いだあとも楽
普段着として考えたとき、私が大きな違いを感じたのがパーカーです。
もちろん綿のパーカーには、見た目や着心地など別の良さがあります。
私も好きです。
ただ、厚みのあるパーカーは意外と重量がありますし、脱いだあとにバッグへ入れようとすると結構かさばります。
その点、薄手のフリースはかなり楽。
軽くて動きやすく、脱いでも比較的コンパクトです。
さすがに小さなミニショルダーへ何でも入るわけではありませんが、私が使っているものなら小さめのリュックや少し大きめのショルダーにも収まりやすい。
季節の変わり目は「着たり脱いだり」が増えるからこそ、この差が効いてきます。
動きやすさは、山へ行かなくても普通にありがたい
そして、ライトフリースを着て強く感じたのが動きやすさです。
登山用の服で動きやすさが必要なのは当たり前。
でも考えてみれば、日常でも動きます。
車の乗り降りをする。
買い物をする。
キャンプでは設営や撤収をする。
子どもと出かける。
散歩する。
そういう普通の動作でも、軽くて体についてくる服は楽なんですよね。
私はお腹まわりが気になる体型なので、最初は細身のアウトドアウェアに少し抵抗もありました。
ところが着てみると、意外とシルエットも悪くない。
「登山する人にしか似合わない服」という印象も、かなり薄くなりました。

ノースフェイスなど、普段使いを意識しやすいモデルもある
最近は、いかにも山専用という見た目だけではありません。
たとえばノースフェイスの2026年モデル「バーサベントフリースジャケット」は、軽量なポリエステルスウェットと通気性のよいフリースを使い分けたミドラーで、おすすめシーンとして「ライフスタイル、アウトドア」の両方が挙げられています。
Lサイズで約345g、ZIP IN ZIPにも対応しています。

一方、パタゴニアにはR1シリーズ、マムートにはAconcagua Lightのような、よりテクニカル寄りのフリースがあります。
ブランドやモデルによって方向性は違いますが、共通しているのは、
厚手のモコモコしたフリースだけがフリースではない
ということです。
街で着るならデザインが気に入ったものを選べばいいし、キャンプや軽登山まで使うなら通気性や動きやすさも見ておく。
ライトフリースは、使い方によって選択肢がかなり広がります。
▶︎ バーサベントフリースジャケットを買って着てみたレビューを読む
防風・防水ウェアではないことは知っておきたい
もちろん、ライトフリースだけですべての天候に対応できるわけではありません。
基本的に、私が使っているフリースに期待しているのは保温や通気性、動きやすさです。
風が強くなれば、フリースだけでは寒く感じることがあります。
雨が降れば、防水ジャケットの代わりにもなりません。
ただ、ここも使い方次第です。
風が出たら上からシェルを着る。
雨なら防水ジャケットを重ねる。
逆に歩いたり設営したりして暑くなれば、フリースの通気性がありがたい。

一枚ですべてを解決するウェアではなく、気温や天候に合わせて調整するための一枚と考えると、その良さが分かりやすくなります。
▶︎ 薄手で軽いフリース、マウンテンバーサマイクロジャケットの解説を読む
ライトフリースは登山用品ではなく「普段にも使える機能服」だった
私は長い間、薄手のテクニカルフリースを見ると「登山する人の服」という印象を持っていました。
親が着ているのを見ても、私には必要ないと思っていたくらいです。
でも着てみると、むしろ日常で使いやすい理由がたくさんありました。
軽い。
動きやすい。
薄いのに暖かい。
暑くなりすぎにくい。
脱いでも持ち歩きやすい。
寒くなれば上からジャケットを重ねやすい。
そして何より、昔から好きだったフリースならではの肌触りもちゃんとあります。
特に「ロンTでは寒い。でも普通のフリースや厚手のパーカーを着るには少し早い」という時期には、本当に使いやすい。
登山をしないからライトフリースは必要ない。
以前の私はそう考えていました。
今はむしろ、登山をするかどうかとは関係なく、季節の変わり目に一枚持っておくと便利な服だと思っています。
薄手のフリースをまだ普段着として試したことがないなら、「暖かいフリースを買う」というより、「暑すぎない防寒着を一枚足す」という感覚で見てみると、使いどころが分かりやすいかもしれません。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!






