秋キャンプのストーブって、やっぱり大きい方が安心なの?
寒い日は大きい方が頼もしいけど、秋だと持て余すこともあるんだよね。気温とテントによっては、小さい方がちょうどいいこともあるよ。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
わが家は北海道で秋から冬までキャンプをしていて、石油ストーブ、ガスストーブ、セラミックファンヒーター、薪ストーブと、いろいろな暖房を使ってきました。
使ってみると、どれも得意な場面と苦手な場面がはっきりしています。
この記事では、どんな条件ならどの暖房を選ぶかを、わが家の使い方をもとに整理します。
この記事の内容は、YouTubeの動画でも紹介しています。
それでは早速いきましょう!
秋キャンプにストーブは必要?目安は最低気温15度
北海道の秋は、暖かい日は20度近くまで上がる一方、寒い日は氷点下近くまで下がることもあります。
昼は暖かくても、日が暮れると一気に冷えるのが秋キャンプです。

わが家が暖房を考え始める目安は、最低気温が15度を下回るかどうかです。
もちろん、服を重ねれば暖房なしでも過ごせる人もいます。
ただ、何枚も着込むと動きにくく、肩も凝ります。
できるだけ薄着で快適に過ごしたいので、15度を切りそうなら暖房を持っていきます。
選ぶ前に考えたい4つの条件
ストーブを選ぶときは、気温だけを見ればいいわけではありません。
わが家が考えるのは次の4つです。
| 条件 | 見るところ |
|---|---|
| 最低気温 | 15度前後か、10度を下回るか、氷点下まで下がるか |
| テントの大きさ | ソロテントか、2ルームなどの大きなテントか。スカートの有無やすき間 |
| 電源の有無 | 電源サイトか、電源のないサイトか |
| 持ち運びやすさ | 車にどれだけ積めるか、歩いて運ぶ距離があるか |
テントの条件は見落としやすいところです。
家でも窓を少し開けるだけで部屋が冷えるように、すき間の多いテントはすぐに寒くなります。
同じストーブでも、あるテントでは十分に暖かいのに、別のテントでは物足りないことがあります。

電源サイトならセラミックファンヒーター
いちばん手軽なのは、家でも使うセラミックファンヒーターです。
わが家で使っていたのは、シャープの加湿セラミックファンヒーター「HX-F120-C」です。
灯油もガス缶も要らず、スイッチを入れれば温風が出ます。
燃料を燃やさないので、燃焼による一酸化炭素が出ないのも安心できる点です。

以前、ローベンスのアパッチや2ルームテントでセラミックファンヒーターを使っていたころは、気温が10〜15度くらいなら暖かく過ごせた記憶があります。
一方で、大きなファミリーテントで10度を下回ると、これだけでは物足りないと感じます。
電気なら、ポータブル電源を持っていけばどこでも使えるんじゃない?
それが難しいんだよね。1,000Wで動かすと、容量1,000Whのポータブル電源でも理論上は1時間くらい。実際は変換のロスがあるから、もっと短くなるよ。
そのため、セラミックファンヒーターは基本的に電源サイト向きです。
電源サイトでも使えるW数には上限があるので、予約の前に確かめておきましょう。
W数の目安は、こちらの記事に詳しくまとめています。
荷物を小さくしたいならガスストーブ
ガスストーブのいちばんの良さは、コンパクトで持ち運びやすいことです。
わが家にあるのは、反射熱で暖めるイワタニの屋外用ヒーター「FORE WINDS アウトドアヒーター」と、ソトのCB缶バーナー(レギュレーターストーブ)に載せて暖房にするFUTUREFOXのヒーターアタッチメントです。
冬のワカサギ釣りでは、友人が持ってくるイワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」を使わせてもらうこともあります。
ワカサギ釣りは道具を持って歩くことが多いので、大きな石油ストーブを運ぶのは大変です。

反射熱のタイプは、近くにいると結構暖かく感じます。
ただ、石油ストーブほどの暖かさはありません。
もうひとつ気をつけたいのが、ガスは寒さに弱く、気温が下がると火力が落ちやすいことです。
ガス缶1本で使える時間も長くないので、長い時間暖めようとすると予備のガス缶が必要です。
そのため、一泊の秋キャンプではあまり使いません。
短い時間だけ暖まりたいときや、ソロで荷物を小さくしたいときに向いた暖房です。
炎を楽しみたいなら薪ストーブ
薪ストーブは、とにかく暖かいうえに、炎を眺められるのが最高です。
わが家も、テンマクデザインのウッドストーブや新保製作所の薪ストーブなど、いろいろな薪ストーブを使ってきました。
新保製作所は北海道・小樽の薪ストーブで、今使っているのは大きな窓の「ロマンチカル」です。
以前は、3面に窓がある「チョッパー」や「ファイアサイド」も使っていました。
寒い冬でも、テントの中でぬくぬくと焚き火を楽しんでいるような気分になれます。

ただ、氷点下になるような寒い時期でないと、秋は暖かすぎることがあります。
それ以上に大変なのが準備と燃料です。
本体のほかに煙突が必要で、付属の煙突だけでは長さが足りず、買い足すこともあります。
初めて使ったころは、薪を6束ほど用意したのに一晩持たなかった記憶があります。
薪を運んで、設営して、火の番をして、最後は片付けもある。
薪ストーブは暖房というより、それ自体を楽しむ道具だと思っています。
冬キャンプで薪ストーブを使うか迷っている人には、こちらの比べ方が参考になります。
電源のない一泊なら小型の石油ストーブ
わが家が秋キャンプでいちばん使いやすいと感じているのは、小型の石油ストーブです。
ガスのように缶を何度も替える必要がなく、薪ストーブのように薪をくべ続ける必要もありません。
灯油は必要ですが、タンクに入れておけば長い時間使えます。
公式定価:¥54,780(販売価格は変動します)
昔から使っているフジカ・ハイペットは、小川のソロテント「ステイシーST-II」で寒い秋の夜に使い、十分な暖かさでした。
このくらいのサイズでも暖かく感じられるなら、無理に大型を選ばなくてもいいと思っています。

公式定価:¥275,000(販売価格は変動します)
最近使い始めたのが、トヨトミの「K3-GM1」です。
正確には煮炊きと暖房に使える石油こんろで、出力は2.45kW。
もともとは料理に使うつもりで買いました。
外の気温が10〜15度ほどの日にコールマンの大型テントの中で使ったところ、Tシャツに軽く羽織る程度で過ごせる時間もありました。
ただ、使ったのはまだ数回なので、長く使ってどうかはこれから確かめていきます。

燃焼式の暖房をテントの中で使うときは、メーカーの注意書きに沿って、換気や寝るときの消火を守って使います。
大型の石油ストーブは秋に必要?小型との違い
公式定価:¥36,080(販売価格は変動します)
公式定価:¥41,800(販売価格は変動します)
わが家には大型の石油ストーブもあります。
以前は白いトヨトミのKS-67H系を使っていて、その後、ギアミッションの「KS-GE67」のコヨーテブラウンを買いました。
大型は、薪ストーブに負けないと感じるほど暖かいです。
ただ、車に積むと場所を取り、灯油もかなり減ります。

それだけ暖かいなら、大きい方を持っていけば間違いないんじゃない?
冬はそうなんだけど、秋だと暑いくらいのこともあるし、積み込みも灯油の準備も増えるんだよね。暖かさが足りる分だけあれば、あとは運びやすさや燃費を優先していいと思う。
氷点下の冬キャンプや広い空間を暖めたいときは、大型の暖房能力が頼りになります。
秋なら、まず小型で足りるかを考えてみるのがおすすめです。
自分ならどれを選ぶ?条件別の目安
| こんなキャンプなら | 選びたい暖房 |
|---|---|
| 電源サイトで、そこまで冷えない秋 | セラミックファンヒーター |
| ソロで荷物を小さくしたい、短い時間だけ暖まりたい | ガスストーブ |
| 炎を眺めながら過ごしたい、準備も楽しめる | 薪ストーブ |
| 電源のない一泊で、暖かさと手軽さのバランスがほしい | 小型の石油ストーブ |
| 氷点下になる冬キャンプ、広いテント | 大型の石油ストーブ |
迷ったら、最低気温、テントの大きさ、電源の有無、持ち運びやすさの4つを順に当てはめてみてください。
まとめ
秋キャンプのストーブは、大きくて暖かければいいわけではありません。
わが家の経験では、電源のない秋の一泊なら小型の石油ストーブで足りることが多く、大型は冬や広いテントで頼りになります。
自分のキャンプの気温とテント、電源、荷物に合わせて、ちょうどいい暖かさを選んでみてください。
大型の石油ストーブを北海道の秋冬で使い続けて分かったことは、こちらにまとめています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!














