車でも普通に寝られるなら、ホテル代が高い時は車中泊でいいんじゃない?
寝るだけなら、むしろ車の方がよく眠れる時もあるんだよ。でも、寝るまでの時間や翌朝まで考えると「今日はホテルがいいな」って日もあるんだよね。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
我が家では20年近く車中泊を続けています。
長くやっていることもあって、今は「車で寝る=我慢」という感覚はあまりありません。
ベッドキットを入れて、寝袋を使って、遮光カーテンも付ける。
この時期なら電気毛布も使います。
私たちなりに少しずつ快適にしてきたので、寝ることだけで言えば、下手なホテルより車の方がよく眠れると思う日さえあります。
それでも旅行へ行くと、「今日はホテルにしようか」と思う日はあるんですよね。
最近改めて思うのは、ホテルに払っているお金は、必ずしも寝心地のためだけではないということ。
寝る前から翌朝まで、いろいろ考えずにラクに過ごせる。
そこにお金を払いたい日があるんだと思います。
それでは早速いきましょう!
車中泊だから寝づらい、とはあまり思わなくなった

車中泊というと、
「ちゃんと眠れるの?」
「身体が痛くならない?」
「ホテルの方がゆっくりできるんじゃない?」
と思う方もいるかもしれません。
もちろん車や装備によって違いますが、私の場合は今の車中泊環境ならかなり普通に寝られます。
ベッドキットがあるので寝る場所はほぼ平ら。
寝袋もありますし、外からの光が気になるところには遮光カーテン。
この時期なら電気毛布も使えます。
だから、「寝る」という部分にはそこまで困っていません。
むしろホテルへ泊まった時の方が合わないこともあります。
布団が硬くて寝づらかったり、部屋が暑いのに思うように温度調整できなかったり。
場所によっては近くの部屋の音が気になることもあります。
ホテルだから必ずよく眠れるとも限らないんですよね。
自分の車なら、普段使っている寝具や環境に近づけられます。
その安心感もあって、睡眠だけなら「今日は車の方がよかったかも」と思うことさえあります。
それでもホテルへ行きたくなるのは「寝る前」がラクだから
では、なぜホテルにお金を払いたくなるのか。
大きいのは、寝る前の過ごし方です。
これは特に秋になると感じます。
車中泊の日は、どこかでお風呂へ入ってから車へ戻ることがあります。
でも、お風呂から上がった時間がまだ早かったらどうするか。
すぐ寝袋へ入るほど眠くはない。
かといって、この時期になると車内もだんだん冷えてきます。
寝るまでずっとエンジンをかけて暖房を使っているわけにもいきません。
身体を動かしたくなって外へ出れば寒い。
せっかく温まったのに、少し湯冷めするような感じになることもあります。
すると、
「何時にお風呂へ入ろう?」
「お風呂のあと、どれくらい車内で過ごす?」
「今日は何時に寝よう?」
と、意外と時間を調整することになります。
ホテルならここをほとんど考えなくていいんですよね。
お風呂から上がっても部屋は暖かい。
テレビを見てもいいし、椅子に座ってもいい。
ちょっと歩きたいなら普通に動けます。

眠くなったらベッドへ行けばいい。
この違いは、単純な寝心地以上に大きいと思っています。
ホテル代は「何もしなくていい時間」に払っているのかもしれない
以前はホテル代を見ると、どうしても「寝るだけでこの金額か」と考えることがありました。
車中泊なら宿泊費を抑えられるからです。
でも今は、少し見方が変わりました。
ホテルに泊まれば、
お風呂へ入る。
暖かい部屋へ戻る。
トイレにもすぐ行ける。
寝る場所を改めて準備する必要もない。
朝起きても、車内を大きく動かして寝床を戻す必要はありません。
私の場合は車中泊でも寝具を毎回きっちり片付けるわけではありませんが、それでもホテルの方が何も考えなくて済む部分は多いです。
特に翌朝早くから動きたい日。
そんな時は、宿泊費を「ベッド代」ではなく、
寝る前から翌朝までの面倒を減らすためのお金
と考えると、ホテルを選ぶ意味が変わってきます。
寝る場所を買っているというより、「今日はもう何も考えなくていい」を買っている感じなのかもね。
そうそう。車で寝られないからホテルじゃなくて、今日はそこをラクしたいからホテルっていう感じかな。
家族4人だと「寝られる」と「快適に過ごせる」は別
もう一つ大きいのが家族です。
我が家の場合、家族4人で車中泊することもあります。
ただ、4人になるとさすがに車内はぎゅうぎゅうです。
寝ること自体はできる。
でも、そこから誰かが動こうとすると話が変わります。
たとえば夜中にトイレへ行きたくなった時。
一人ならサッと外へ出られても、家族4人で寝ていると、それなりに気を使います。
さらに雨が降っていたら大変です。
靴を履いて外へ出て、雨の中トイレへ行って、また戻ってくる。
寝られるかどうかだけなら問題がなくても、一晩を通して考えると負担は増えます。
それに、私は「今日も車中泊でいいんじゃない?」と思っていても、家族も同じとは限りません。
一日観光したり、長く移動したりして、みんな疲れている日もあります。
そんな日にまで「車で寝られるんだから車中泊」と決めてしまう必要はないと思っています。
ご飯やお風呂まで含めて「ホテルに泊まりたい日」もある
ホテルを選ぶ理由は、ラクさだけでもありません。
その宿で食べたいものがある。
そこに泊まらないと入りにくいお風呂がある。
そういう日なら、ホテルに泊まること自体が旅の楽しみになります。

これは車中泊では代わりになりません。
車中泊には車中泊の良さがあるし、宿には宿の良さがある。
宿泊費だけを比べてしまうと、ここが抜けてしまうんですよね。
特に旅行なら、
「今日はどこで寝るのが安いか」
だけではなく、
「今日はどんな夜を過ごしたいか」
で決めてもいいと思います。
一方で、予定を決めすぎなくていいのは車中泊の強さ
もちろん、ホテルにはない車中泊の良さもあります。
一番大きいのは自由さです。
ホテルなら基本的には予約をして、その日にその場所へ向かいます。
旅程もある程度決まります。
でも車中泊なら、もう少し先まで進むこともできます。
今日はここまでにしよう、と途中で予定を変えることもできます。
落ち着かない場所なら、状況を見ながら別の場所へ移動することもできます。
もちろん、どこでも自由に泊まっていいわけではなく、利用できる場所やルールを守ることが前提です。
それでも、「今日はここへ行かなければならない」と決まりすぎないのは車中泊の良さです。
私はこの自由さが好きなんですよね。
パッと出かけて、行けるところまで行く。
その時の状況を見ながら予定を変える。
こういう旅なら、やっぱり車中泊が合っています。
車中泊が快適になったからこそ、ホテルも素直に選べるようになった
以前より車中泊はずっと快適になりました。
寝具もある。
寒ければ電気毛布も使える。
遮光もできる。
私の場合、「車で寝ること」に大きな不安はありません。
だから逆に、ホテルへ泊まる理由も分かりやすくなった気がします。
車中泊で眠れないからホテルへ行くわけではない。
今日は寝るまで暖かい場所でゆっくりしたい。
家族4人で窮屈に過ごさず、それぞれ身体を伸ばしたい。
夜中のトイレや雨を気にしたくない。
翌朝早いから、できるだけラクに出発したい。
美味しいご飯や、その宿のお風呂を楽しみたい。
そういう日は、ホテルにお金を払う価値があります。
反対に、予定を決めすぎず自由に動きたい。
車で寝ること自体を楽しみたい。
その日の気分で先へ進みたい。
そんな日は車中泊がいい。
20年近く続けてきて感じるのは、車中泊とホテルのどちらが優れているかを決める必要はないということです。
車中泊を快適にしてきたからこそ、
「今日は車でいい」
だけではなく、
「今日はホテルにしよう」
も素直に選べる。
この二つを使い分けられることが、今の私たちには一番合っているのかもしれません。
まとめ
車中泊は、工夫すればかなり快適になります。
私の場合、睡眠だけならホテルよりよく眠れる日さえあります。
それでもホテルに泊まりたくなるのは、寝る前から翌朝までをラクに過ごしたい時や、家族全員でゆっくりしたい時。
車中泊を快適にしてきたからこそ、「寝られるかどうか」ではなく、今日はどんな一晩を過ごしたいかで宿泊方法を選べるようになった気がします。
秋の車内を暖かくする道具は、こちらにまとめています。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!


