みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
蒸し暑い日のキャンプ、真夏の車内、それに2018年に北海道全域が停電した数日間。
外で過ごしてきて分かったのは、暑さをしのげるかどうかがテントを張った場所でほとんど決まるということでした。
道具の話はそのあとに来ます。
夏に電気や家が使えなくなったら何から詰まるのか、私が場所・風・冷やすの順番で考えている理由をお話しします。
この記事のポイント
・暑さ対策で先に効くのは道具ではなく場所だと分かる
・夏に電気が止まったとき、自分の家では何がなくなるのかを置き換えて考えられる
・大きな道具の前に、今日そろえられる1段目が分かる
真夏のキャンプで何が効いたのかは、別の記事でランキングにしています。
それでは早速いきましょう!
暑さをしのげたのは、道具ではなく場所でした
真夏のキャンプで涼しくいられるかどうかは、どこにテントを張ったかでほとんど決まります。
木陰、水辺の近く、風が抜ける高台。
同じ気温の日でも、日なたに張った日と木陰に張った日では、別の場所にいるような違いがありました。
携帯扇風機も、冷たい飲み物も使います。
それでも効き方で比べると、場所選びのほうが上でした。
お金がかからないものがいちばん効く、というのが正直な実感です。
夏に電気が止まった日や、家に居られなくなった日を考えるときも、私が先に探すのはここです。
日陰があるか、風が抜けるか。
そのうえで、地震のあとであれば「上から物が落ちてこないか」という目も加わります。
風が抜けるかどうかで、同じ気温でも変わります
湿気の多い日は、座っているだけでも汗が止まりません。
そういう日にテントの中の空気が重たくなるかどうかは、風が抜けているかどうかで変わりました。
同じ気温でも、風が通る場所と通らない場所では体の楽さがまるで違います。
私が夏に使ってきたのは、メッシュの多いテントと、日差しを通しにくいタープです。
設営そのものも、気温が下がる夕方に回すようにしています。
建物の中でも考え方は同じで、風の通り道を作れるかで感じ方が変わると思っています。
道具のほうも、年々増えてきました。
携帯扇風機を持ち歩くようになりましたし、首を冷やすものも夏の定番です。
通気のいいハットも、今年からかぶるようになってからは、これなしの夏がもう考えられません。
もちろん、水分をとるのは大前提の話です。
真夏の日中の車内を、私は選びません
私は車中泊を20年近く続けていて、車の中で過ごす時間は長いほうです。
それでも、日差しの強い日の車内は灼熱になります。
換気が弱く、日差しのない日でも空気がこもりがちだからです。
真夏の日中を車の中で過ごす選び方は、私ならしません。
車を涼しくするより、日陰と風のある場所に自分が移るほうが早いと感じています。
電気が止まると、冷やすものがなくなります
2018年9月6日の午前3時7分、北海道で震度7の地震がありました。
その直後から北海道全域が停電し、うちでは数日間電気が来ませんでした。
真っ暗な部屋で最初に困るのは明かりだろうと、そのときの私は思っていました。
けれど、あとから振り返るとこたえたのは食べ物のほうでした。
冷蔵庫に入れていたものは、ひとつ残らずだめにしました。
明かりは道具で取り戻せるのに、冷蔵庫の中身だけは戻ってきません。
悔しかった、という言葉がいちばん近いです。
私が経験したのは9月の停電で、夜はむしろ冷え込みました。
暑さで参った記憶はありません。
ただ、9月でも数日でだめになったのだから、真夏なら傷むまでの時間はもっと短いはずです。
冷たい飲み物を出せなくなることも、あの時期とは重さが違ってきます。
食べ物以外では、お湯でつまずきました。
あのころ、うちにはミルクで育てている子どもがいて、そのうえガスまで止まっていたんです。
働いてくれたのは、キャンプで使っていたカセットコンロとガス缶でした。
私も妻も、代わるがわるお湯を沸かしました。
シャワーはめちゃめちゃ冷たい水でしたが、ミルクのお湯だけは切らさずに済みました。
水道は止まらずに済みましたが、近所には断水した地域もありました。
そこの人たちは給水所で水をもらっていたそうです。
それ以来、水がなくなっても暮らせるように、ブッシュクラフトで使うような浄水ボトルを用意しています。
当時の私は、キャンプといっても安い道具で遊ぶ程度でした。
LEDランタンとヘッドライト、クーラーボックス、それに薄い寝袋。
そのくらいでも、あるかないかで数日の暮らしはずいぶん違いました。
キャンプにのめり込むようになったのは、この数日を過ごしたあとです。
あの停電のときに何が役に立ったのかは、別の記事にまとめています。
▶︎9月の停電のときに役立ったキャンプ道具を5つに絞って書いた記事も読む
私は、この順番で足してきました
これは防災グッズの正解ではなく、悔しかったところから順に埋めていった結果です。
1段目:カセットコンロとガス缶、それと明かり
2018年に効いたのは、まずここです。
火が使えると、お湯が沸かせて、温かいものが口に入ります。
明かりのほうも、LEDランタンとヘッドライトがあるだけで、夜の動き方が変わりました。
大がかりな買い物ではないので、私はここを備えの1段目に置いています。
2段目:冷やして、保存する
おすすめなのは、ポータブル冷蔵庫のEcoFlow GLACIER Classic 45Lです。
デュアルゾーンなので冷蔵と冷凍を同時に使えて、氷まで作れます。
冷たい飲み物が出せるだけでなく、凍らせた保冷剤や首を冷やすものまでそこから取り出せます。
家の冷蔵庫とは別に冷やす場所を持つことが、私にとっては2段目でした。
うちでの使い方や冷え方は、キャンプで使ったときのレビューにまとめてあります。
▶︎ポータブル冷蔵庫を実機で使った感想を詳しく書いた記事も読む
3段目:電源と、電気を作る手段
あの停電のとき、ポータブル電源は家にありませんでした。
今災害に頼もしいと思って使っているのはEcoFlow DELTA 3 Ultra Plus(3072Wh)です。
冷蔵庫を動かしながら、ほかの家電も一緒に回せる容量があります。

ただ、電源は貯めた分がなくなればただの箱です。
そこで足したのがソーラーパネルでした。
大容量の電源を昼のうちに戻そうとすると、110Wのパネル1枚では追いつきません。
今は200Wのパネルを使っています。
足りない日は110Wと並列でつないで、300W前後まで増やすこともできます。
電源そのものの大きさや使い勝手は、開封したときの記事のほうが具体的です。
▶︎大容量ポータブル電源を開封して家電で試したときの記事も読む
パネルは電源の容量との組み合わせで働きが変わります。
4段目:暑さを電気で下げる
最後に足したのが、ポータブルクーラーのEcoFlow WAVE 3です。
去年から使っていて、テントの中の空気を冷やしてくれます。
ただ消費電力は大きく、3段目の電源があって初めて動く道具です。
私の中で順番が最後になっているのは、そのためです。
置ける場所も電気も必要なので、いつでも使えるわけではありません。
だから私は、この4段目を場所選びの代わりには数えていません。
どのくらい冷えるのか、電気をどれだけ食うのかは、夏のキャンプで使ったときに書いています。
向いている人と、無理にそろえなくていい人
ここまで書いてきた道具は、誰にとっても必要なものではありません。
うちは小さい子どもがいた時期にあの停電を経験したので、食べ物と飲み物のところに重みが寄っています。
家族の構成も住まいも違えば、詰まる場所は変わります。
もし物差しを一つ挙げるなら、暑い時期に電気が数日止まったとき、家で最初に困るのはどこかを書き出してみることです。
それが食べ物なら2段目から、スマホや家電なら3段目から入るほうが、順番としては素直です。
私の場合は冷蔵庫の中身でしたが、そこは家ごとに違っていいと思っています。
この記事の道具が合いそうな人・そうでもない人
・小さい子どもや高齢の家族がいて、冷やすものが止まると困る人
・キャンプや車中泊の道具を、非常時にも兼ねて使いたい人
・涼しい地域に住み、家に風が通るなら冷やす家電まではいらないかもしれない
・置き場所が取れないなら、1段目で止めておくのも一つの判断
まとめ
暑いところで電気や家が使えなくなったら、と考えると、道具の名前から浮かびます。
でも私が外で覚えたのは、その前に場所で決まるということでした。
日陰があるか、風が抜けるか、水分が足りているか。
ここまではお金をかけずに、今日のうちに見ておけます。
そのうえで、冷やすものが止まったら自分の家では何がなくなるのか。
私の順番を決めたのは防災の知識ではなく、あの数日で自分が詰まった場所でした。
だからこの並びが、そのまま誰かの正解になるとは限りません。
全部そろえて初めて備えになる、というものでもないんです。
冷蔵庫とクーラーを夏に一緒に動かすと電気がどうなるかは、別の記事で具体的に書いています。
▶︎真夏のキャンプで冷蔵庫とポータブルクーラーを一緒に使ったときの記事も読む
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!








