ファミリーキャンプ用に広い2ルームテントが欲しい。でも、大きなテントは設営が大変そうで踏み切れない……。
コールマンの「タフスピードドーム」は、大型2ルームの広さを確保しながら、設営のハードルを下げる方向で作られたモデルです。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
ファミリーキャンプを続けていると、一度は大型2ルームテントが欲しくなる人も多いと思います。
寝室とリビングをひとつのテント内に作れるので、ドームテント+タープよりサイトをまとめやすく、天候が変化したときにも対応しやすい。
その一方で、「大きくなるほど設営が大変」という問題があります。
自分も以前はサバティカルのアルニカを使い、現在はコールマンのコクーン ダークルームリミテッドなどを使っています。
大型2ルームの便利さはよく分かりますが、毎回の設営負担も無視できません。
そんな中、設営してみて「これはかなり使いやすい」と感じたのが、2026年に登場したコールマンの「タフスピードドーム」です。
それでは早速いきましょう!
2ルームはファミリーキャンプでやっぱり楽
まず、2ルームテントそのもののメリットから考えてみます。
ドームテント+タープの組み合わせなら、それぞれ好きなものを選べますし、夏は開放感もあって快適です。
自分もこのスタイルは好きです。
ただし、ファミリーキャンプでは設営するものが2つになります。
テントを建て、寝室を作り、そのあとタープを張り、風向きやサイトに合わせて位置を調整する。
子どもが一緒なら、その間にも荷物を出したり、子どもの様子を見たりとやることはたくさんあります。
2ルームなら、ひとつを建てればリビングと寝室の基本形が完成する。
これは使ってみるとかなり楽です。
雨が降ったときも、寝室からリビングまで屋根の下で移動できます。
特にファミリーキャンプでは、「設営後の快適さ」だけでなく「キャンプを始めるまでが早い」ということにも価値があります。
タフスピードドーム最大の特徴は設営
タフスピードドームを見て、自分が一番良いと感じたのはここです。
大型なのに、立ち上げ方がかなり分かりやすい。
センターポールには自立するAフレームが採用されていて、まず中央部分を自立させ、それを基準に全体を組み立てていく構造になっています。
大型2ルームでは、長いポールをしならせながらテント全体を持ち上げる作業が大変なモデルもあります。
タフスピードドームは、その「最初にテントを立ち上げる大変さ」を減らしている印象です。
自分も設営してみましたが、構造が理解しやすく、素直に「これは楽だな」と感じました。
コールマンがスタッフ2人で設営した例では、本体の立ち上げが約10分強。
インナーテント、ロープ、ペグダウンまで含めても約20分ほどです。
もちろん、これは2人で設営した場合の一例なので、「誰でも一人で20分」と考えるものではありません。
それでも、大型2ルームに初めて挑戦する人にとって、設営方法が分かりやすいこと自体が大きなメリットだと思います。
一人で設営する人にも向いている?
ファミリーキャンプでも、実際にテントを建てるのはほぼ一人という家庭は珍しくありません。
だからこそ「大型2ルームが欲しいけれど、一人で扱えるか不安」という人もいるでしょう。
タフスピードドームについて「一人でも簡単」とまでは断定しません。
設営時間の目安も2人での例です。
ただ、設営してみると、Aフレームを中心に形を作っていけるので、何をすればいいのか分かりやすいと感じました。
一人設営を考える場合でも、大型テントそのもののサイズより、立ち上げ工程でどれだけ無理な力や同時作業を要求されるかは重要です。
その点で、初めて大型2ルームを選ぶ候補には入れやすいと思います。
「簡単なテント」だけど、サイズはしっかり大きい
設営しやすさを重視したモデルというと、少し小さいテントを想像するかもしれません。
しかし、タフスピードドームは約620×360×210cm。
リビング側は幅約360cmあり、天井高も十分です。
寝室は約4〜5人用で、コールマンではシングルサイズのインフレーターマットなら4枚、ダブルなら2枚を並べられるとしています。
ファミリー向けの「簡単設営モデル」というだけでなく、きちんと大型2ルームとして使える居住空間があるのがポイントです。
自分はここがかなり良いと思っています。
せっかく2ルームを買ったのに、家族でチェアやテーブルを置くと窮屈では意味がありません。
設営しやすさのために、居住空間を大きく犠牲にしていないところが魅力です。
約17kgという重量も扱いやすく感じた
重量は約17kgです。
数字だけ見れば決して軽量テントではありません。
ただ、自分はアルニカや現在使っているコクーンなど、大型2ルームを扱ってきました。
その感覚からすると、タフスピードドームを触ったときに「重いテントだな」という印象はあまりありませんでした。
大型2ルームは、設営だけでなく、車から降ろす、サイトまで運ぶ、撤収して積み込むという作業もあります。
そのため、ファミリーテントを選ぶときは設営サイズだけでなく重量も確認しておいた方がいいです。
今はコクーンを使っていますし、しっかりした作りや機能には満足しています。
それでも設営の手軽さを考えると、「タフスピードドームでも良かったな」と思うことが何度もあります。
それくらい、毎回使うテントでは設営しやすさが効いてきます。
秋にも使いやすいフルスカート
タフスピードドームにはフルスカートが付いています。
スカートとは、テントの下部から地面側へ伸びている生地の部分です。
ここが地面とのすき間を覆うことで、雨風や冷気の入り込みを抑えやすくなります。
北海道では9月に入ると朝晩がかなり涼しくなる日も出てきます。
こうした時期になると、夏とは違って「どれだけ開けられるか」より、「必要なときに冷たい風を抑えられるか」が重要になってきます。
しかもタフスピードドームはルーフフライも標準装備。
テント上部が二重になることで、直射日光の影響を抑えたり、結露を軽減したりする役割があります。
春から秋まで長くファミリーキャンプを楽しみたい人には、使いやすい装備だと思います。
夏のメッシュ性能は確認しておきたい
一方で、自分が見ていて気になった部分もあります。
タフスピードドームは、どの面でも全面をフルメッシュにして風を抜けるタイプではありません。
ベンチレーションやメッシュドアなどは用意されていますが、とにかく真夏の通気性を最優先する人なら、一度実物を確認しておいた方がいいでしょう。
ただ、自分はここを大きな欠点とは感じていません。
真夏の暑い日は、大型2ルームをどれだけメッシュにしても暑いときは暑いです。
自分の場合は、そういう日はタープの下で過ごしたり、テントを大きく開放したりする方が快適だと感じます。
夏だけを最優先するか、春や秋まで含めて長く使うかによって評価が変わる部分です。
インナーを外せば大型シェルターになる
タフスピードドームは、吊り下げ式のインナーテントを取り外せます。
インナーを使わなければ、幅約360cmの大型シェルターとして利用可能です。
泊まりのキャンプだけでなく、デイキャンプやグループで集まるときにも使える。
ファミリーテントは大きいだけに保管場所も取るので、こうして用途を広げられるのはメリットです。
なお、本体だけでも約620×360cmあるため、キャンプ場の区画サイズは事前に確認した方が安心です。
どんな人に向いている?
逆に、収納時の小ささや軽量性を最優先する人には向きません。
また、真夏に全面フルメッシュで最大限に風を通したい人は、ほかのモデルも比較した方がいいでしょう。
コールマンではオールシーズン対応としていますが、自分は雪中キャンプや本格的な厳冬期キャンプでは、大型2ルームテントを積極的にはおすすめしていません。
雪が降らない地域を中心に春・夏・秋、そして比較的穏やかな冬まで使う、という考え方の方が自分にはしっくりきます。
まとめ
タフスピードドームを見ていて感じるのは、単なる「初心者向け2ルーム」ではないということです。
約4〜5人で使えるしっかりした広さがあり、フルスカートやルーフフライも備わっています。
そのうえで一番大きいのが、大型2ルームを使いたい人が感じやすい「設営が大変そう」というハードルを下げていることです。
ドームテント+タープも自由度が高く、良いスタイルです。
でも、ファミリーキャンプで設営から撤収までを考えると、寝室とリビングを1張りで作れる2ルームはやはり楽です。
自分も大型2ルームをいくつか使ってきましたが、タフスピードドームを設営してみて、かなり使いやすいテントだと感じました。
今コクーンを持っていなければ、自分自身かなり欲しいと思うモデルです。
「広い2ルームが欲しい。でも大変なテントは使い続けられるか不安」
そんな人ほど、一度候補に入れてみていいテントだと思います。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!




