ポータブル電源って、3,000Whもあれば2泊3日でもかなり余るんじゃない?
そう思っていたけど、冷蔵庫と電気毛布を使ったら、帰る頃には残量が約23%だったんだよ。今回は大容量で本当によかったね。
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
今回は、EcoFlow(エコフロー)の大容量ポータブル電源「DELTA 3 Ultra Plus」を使って、改めて感じたことをご紹介します。
正直、最初は3,000Whクラスまで必要なのかと思っていました。
本体は重いですし、価格も高く、気軽に持ち運べるサイズではありません。
ところが、今回の3連休に行った2泊3日のキャンプで、その大容量が本当に役立ちました。
むしろ、今回の使い方ならこの容量がちょうどよかったと感じています。
▶︎ GLACIER Classic 45Lを1年以上使ったレビュー記事を見る
それでは早速いきましょう!
3,072Whはオーバースペックだと思っていた
👉 DELTA 3 Ultra Plusの価格・在庫を確認する
DELTA 3 Ultra Plusは、EcoFlowから発売されている大容量ポータブル電源です。
主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | EcoFlow DELTA 3 Ultra Plus |
| バッテリー容量 | 3,072Wh |
| 定格出力 | 3,000W |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 重量 | 約33.7kg |
| AC出力 | 5口 |
| USB-C出力 | 3口 |
| 出力ポート | 合計11口 |
| 持ち運び | ハンドル・キャスター付き |
3,072Whという容量だけでなく、定格3,000Wの高出力も特徴。
冷蔵庫や電気毛布などの電源としてはもちろん、IH調理器など消費電力の大きな家電も使える仕様です。
一方、私が最初に気になったのは大きさと重さでした。
約33.7kgもあるため、簡単に持ち上げて移動できるものではありません。

「もっとコンパクトなポータブル電源でもキャンプはできるし、ここまでの容量は必要ないんじゃないかな」
そんなことも思っていたんですよね。
しかし、最近の我が家のキャンプスタイルを考えると、電気を使う場面が確実に増えていました。
冬キャンプでホットプレート調理をした話はこちらです。
▶︎ DELTA 3 Ultra Plusを冬キャンプで使ったレビュー記事を見る
家電を多く使う連泊キャンプに合わせやすい容量です。
👉 DELTA 3 Ultra Plusの詳細・仕様を確認する
👉 DELTA 3 Ultra Plusの製品情報を詳しく見る
2泊3日のキャンプで使った電化製品
今回のキャンプで特に電力を使ったのが、ポータブル冷蔵庫と電気毛布です。
GLACIER Classic 45Lを使い続ける
最近、我が家ではキャンプにクーラーボックスを持っていかず、ポータブル冷蔵庫を使うことが増えています。
現在使っているのは、EcoFlowの「GLACIER Classic 45L」です。
45Lという容量があり、冷蔵だけでなく冷凍にも対応しています。
温度調整ができるので、食材や飲み物の管理がとても楽なんですよね。

氷や保冷剤の状態を気にする必要がなく、開け閉めも簡単。
もちろん本体は重いですが、45Lのクーラーボックスに食材や飲み物を詰め込めば、それも相当な重量になります。
個人的には、最近のキャンプではこの便利さを優先するようになりました。
ただし、冷蔵庫を長時間動かすには、それだけの電気が必要です。
コンプレッサーが常に最大出力で動いているわけではありませんが、2泊3日の間ずっと電源を確保する必要があります。
冷蔵庫を便利に使うようになったからこそ、ポータブル電源にも容量が欲しくなってきたんですよね。
寒くなってきたので電気毛布も使用
さらに、今回は夜間に電気毛布を使っていました。
北海道では10月になると、キャンプ場によっては夜間や朝方にかなり冷え込むことがあります。
今回も夜は電気毛布を継続して使用しました。
電気毛布は消費電力が比較的小さい家電ですが、長時間使えば、その分だけ電気を消費します。
そこへポータブル冷蔵庫の稼働が重なり、さらに家族のスマートフォンやLEDランタンなどの充電もあります。
一つひとつはそれほど大きな電力ではなくても、2泊3日となると積み重なっていくんですよね。
冷蔵庫を動かしながら、夜は電気毛布も使う。
そんな使い方を考えると、容量に余裕があることは大きなメリットだと改めて感じました。
ほぼ満充電から、2泊3日で残量は約23%に
今回、キャンプへ向かう際にはオルタネーターチャージャーを使って充電していました。
そのため、キャンプを始めた時点では、ほぼ満充電の状態です。
正直、3,072Whもあれば、2泊3日でもかなり電気が余るのではないかと思っていました。
ところが、最終的に確認した残量は約23%。
思った以上に使っていたんですよね。

実際の消費電力量を家電ごとに計測したわけではありませんし、冷蔵庫の設定温度や外気温、電気毛布の使用状況などによっても結果は変わります。
それでも、今回の使い方で残量が約23%になったというのは、私にとって重要な結果でした。
仮に2,000Whクラスの製品だった場合、今回と同じ使い方を最後まで続けられたかは分かりません。
もちろん、途中で電気の使用量を減らすなどの工夫はできたと思います。
ただ、せっかくキャンプへ来ているのに、冷蔵庫を止めるか、電気毛布を弱めるかなど、常に残量を気にするのも大変です。
今回感じた大きなメリットは、電気を使いたいときに使える余裕があったことでした。
2,000Whクラスで足りる使い方は、こちらで整理しています。
コンセントやUSBポートが豊富で使いやすい
DELTA 3 Ultra Plusを使っていて、もう一つ便利だと感じたのが出力ポートの多さです。
ACコンセントが5口、USB-Cポートが3口など、合計11口の出力ポートを備えています。
特に個人的に気に入っているのは、前面に出力ポートがまとまっているところ。

キャンプでは冷蔵庫の電源をつないだまま、スマートフォンやLEDランタンなどを充電することもあります。
そんなとき、コンセントやUSBポートが豊富にあると使いやすいんですよね。
複数の機器をまとめて接続できるので、電源まわりの管理もしやすくなります。
ただし、複数の家電を同時使用する場合は、定格出力や各ポートの許容電力を超えないことが前提です。
電源サイトがあればポータブル電源はいらない?
キャンプ場には電源付きサイトもあります。
そのため、大容量ポータブル電源を購入するよりも、電源サイトを利用した方がいいのではないかと考える方もいると思います。
もちろん、それも一つの方法です。
ただ、電源サイトならどんな家電でも自由に使えるというわけではありません。
キャンプ場によっては、1サイトあたり1,000Wまでなど、使用できる電力に制限が設けられていることがあります。
以前、私も夏のキャンプでEcoFlowのポータブルクーラーを使おうとしたところ、キャンプ場の電源では使用できなかったことがありました。
そのときは、たまたまポータブル電源を持っていたため、そちらから電気を供給できました。
電源サイトでも使用制限があることを、改めて実感した出来事です。
DELTA 3 Ultra Plusは定格出力3,000Wなので、対応する高出力家電も使用できます。
もちろん使える時間は消費電力と残量次第ですが、電源サイトの制約に左右されず、自分で電力を確保できることは魅力ですね。
重量約33.7kgは、やっぱり気になる
ここまでメリットを紹介してきましたが、デメリットがないわけではありません。
特に気になるのは、やはり重量です。
本体重量は約33.7kg。
ハンドルとキャスターが付いているため、平らな場所では移動しやすいものの、車への積み下ろしは別の話です。

段差や砂利道など、キャスターだけでは移動しづらい場所もあります。
また、車内に積むとなると、設置スペースも必要です。
容量に余裕があるのは確かに魅力ですが、1泊2日でスマートフォンやランタンを充電する程度なら、ここまで大きなポータブル電源は必要ないでしょう。
私自身、重量が気にならなくなったわけではありません。
ただ、今回のように冷蔵庫と電気毛布を使う2泊3日のキャンプでは、持ち運びの負担よりも、容量に余裕があるメリットの方が大きかったと感じました。
これからはIH調理器も使ってみたい
今回、3,072Whの容量を使ってみて、今後は調理家電にも活用してみたいと思うようになりました。
特に気になっているのがIH調理器です。
北海道ではこれからさらに寒くなり、ガス缶を使う調理器具は低温の影響を受けることもあります。
今回も煮炊きには石油ストーブを利用する場面がありましたが、調理方法の選択肢を増やすという意味では、IHも便利そうなんですよね。
IHは消費電力が大きいものの、短時間の調理であれば使い方次第で十分活用できそうです。
もちろん、今回のキャンプでIHを試したわけではありません。
冷蔵庫や電気毛布などの電力も必要になるため、今後使う場合は消費電力と残量を確認しながら試してみたいと思っています。
3,000Whクラスが向いているのはどんな人?
今回の体験から考えると、3,000Whクラスの大容量ポータブル電源は、次のような使い方に向いていると思います。
ただし、3,000Whあれば誰でも2泊3日を過ごせるというわけではありません。
冷蔵庫の消費電力、電気毛布の枚数や設定、外気温などによって必要な容量は変わります。
容量を選ぶときは、使う家電の消費電力(W)だけでなく、使用時間を考えることが重要です。
例えば、消費電力50Wの家電を10時間使う場合、単純計算では500Whの電力量が必要になります。
一方、1,000Wの家電を15分使う場合は250Whです。
実際には電力変換などの損失もあるため、計算上の合計より余裕を持たせる必要があります。
また、DELTA 3 Ultra Plusの3,072Whはバッテリー容量、3,000Wは定格出力です。
この2つは別の数字なので、混同しないようにしたいですね。
連泊で長時間使うなら容量を、消費電力の大きな家電を使うなら出力を確認する。
そのうえで、重量や持ち運びやすさとのバランスを考えるのがよいと思います。
冷蔵庫を動かし続ける連泊キャンプに向く1台です。
👉 DELTA 3 Ultra Plusの容量・出力を確認する
冬キャンプや車中泊、防災用としても考えたい
大容量ポータブル電源は、キャンプだけでなく、車中泊や停電への備えとしても活用できます。
私自身、今後は車に積んで活用する機会も増やしたいと考えています。
ただし、車内への置きっぱなしには注意が必要です。
EcoFlowは使用・保管時の推奨温度を20〜30度としており、夏場の高温や極端な低温への注意を呼びかけています。
DELTA 3 Ultra Plusも低温下では性能が低下する可能性があり、充電できる温度にも制限があります。
そのため、冬キャンプで大容量を用意しておくことは安心材料になりますが、寒い場所で容量どおりの電気を取り出せると考えるのは禁物です。
また、夏でも冬でも車内に長期間放置することは避け、使用時や保管時にはメーカーの温度条件を守ることが大切ですね。
まとめ
最初は、3,000Whクラスのポータブル電源は少しオーバースペックだと思っていました。
しかし、今回の2泊3日のキャンプでは、冷蔵庫を使い続けながら夜間に電気毛布も使用し、最終的な残量は約23%。
使ってみて、3,072Whという容量が決して大きすぎるわけではないことを実感しました。
もちろん、重量や価格を考えれば、誰にでもおすすめできる製品ではありません。
それでも、連泊で電気をしっかり使う我が家のキャンプスタイルには、非常に相性がよかったと感じています。
大容量ポータブル電源の魅力は、単純にたくさん電気を使えることだけではなく、電気の残量を過度に気にせずキャンプを楽しめること。
今回のキャンプで、改めてDELTA 3 Ultra Plusを持っていてよかったと思いました。
出発前の充電に使った走行充電器のレビューはこちらです。
▶︎ EcoFlowの走行充電器を1年以上使ったレビュー記事を見る
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!






