雨の日用の靴は欲しいけど、毎回ゴツいアウトドアシューズを履くのも大げさなんだよね
それなら、紐を結ばずサッと履けて、そのまま街でも使える防水シューズがあると楽そう
みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
雨の日には防水シューズがあると便利です。
ただ、防水性能だけで靴を選んでも、毎回履くとは限りません。
私もサロモンやメレルなど複数の防水シューズを持っていますが、普段よく手が伸びるのは、結局「履きやすい靴」だったりします。

玄関からサッと出たい。車へ乗るだけだから靴紐までしっかり結びたくない。キャンプ中にテントからちょっと外へ出たい。
そんな日常の細かな場面を考えると、脱ぎ履きのしやすさはかなり重要です。
そこで気になるのが、KEENの「TTS MOC WP(ティーティーエス モック ウォータープルーフ)」。
スリップオンの気軽さに、KEENの防水機能とアウトドア向けのソールを組み合わせた一足です。
▶︎ KEEN VERSACORE WP(防水トレイルシューズ)の解説記事を見る
それでは早速いきましょう!
TTS MOC WPは「気軽に履ける防水靴」
TTS MOC WPを分かりやすく表すなら、街履きしやすい防水モックだと思います。
一般的な防水ハイキングシューズは、靴紐をしっかり締めて足を固定し、山道を歩くことを考えたモデルが多くなります。
それはそれで必要なのですが、日常ではそこまでの装備が必要ないことも多い。
TTS MOC WPは紐のないスリップオンデザイン。
KEENも「すっと履いてさっと出掛けられる」と説明しており、玄関で履いてそのまま出かけやすい作りになっています。
この違いは小さく見えますが、普段使いではかなり大きいと思っています。
私の場合も、防水シューズを何足か所有していますが、ちょっとした外出で使いやすいのは、やはり脱ぎ履きが楽なもの。

防水性能がどれだけ高くても、履くのが面倒で玄関に置いたままでは意味がありません。
「雨が降っているから特別な靴を準備する」のではなく、普段から履きやすい靴が、そのまま雨にも対応してくれる。
TTS MOC WPの良さは、この順番にあると思います。
▶︎ メレル カメレオン ゴアテックスを3ヶ月使ったレビュー(足を入れるだけで履ける着脱)の記事を見る
スエードのモックだから街でも合わせやすい
機能だけを見るとアウトドアシューズですが、見た目はかなり街寄りです。
アッパーには撥水処理を施したスエードレザーを採用しています。
いかにもトレッキングシューズというデザインではなく、モックらしいシンプルな形なので、デニムやチノパン、アウトドア系のパンツなどにも合わせやすそうです。
ブラック系ならさらに落ち着いた印象ですし、ブラウンやベージュ系ならスエードらしい雰囲気も楽しめます。
雨の日用の靴というと、どうしても「機能を優先した見た目」になりがちですが、TTS MOC WPなら晴れている日にも普通に履きやすい。
ここは、使用頻度を考えるうえでも重要です。
KEEN.DRYで雨に対応。見た目だけのモックではない
見た目はカジュアルですが、単なるスエードのスリップオンではありません。
TTS MOC WPには、KEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が使われています。
さらに速乾性と通気性を考えたメッシュライニング、圧縮成型EVAミッドソール、KEENオールテレインラバーアウトソールを採用。アウトソールには全方向対応型の4mmラグが設けられています。
つまり、
上は街で使いやすいモック、足元はアウトドアも考えた作り。
この組み合わせがTTS MOC WPらしいところです。
「防水スリッポンだから近所履きだけ」というより、ある程度歩くことまで考えた構成になっています。
キャンプでは「ちょっと外へ出る」が多い
このタイプは、キャンプともかなり相性がいいと思います。
キャンプでは、一日中靴を履きっぱなしとは限りません。
テントへ入る、また外へ出る。車へ荷物を取りに行く。トイレへ行く。朝起きてサイトの様子を見る。
意外と靴を脱いだり履いたりする回数があります。
そのたびにハイキングシューズの紐を締め直すより、サッと履ける靴の方が楽です。
さらにキャンプ場では、雨が降っていなくても朝露で芝が濡れていたり、前日の雨で地面が湿っていたりします。
普通のスニーカーでは少し気になる場面でも、防水仕様なら使いやすい。
「キャンプ専用シューズ」というより、街でも使っている防水モックを、そのままキャンプにも持っていけると考えた方が、この靴には合っています。
車移動が多い人にも使いやすそう
個人的にもうひとつ相性がいいと思うのが車移動です。
車で出かけるだけなのに、毎回本格的なハイキングシューズを履くのは少し大げさ。
でも雨の日に普通のスニーカーを履くと、駐車場を歩いただけでアッパーが濡れてしまうことがあります。
そんなとき、玄関でサッと足を入れて、そのまま運転して買い物や用事を済ませられる防水シューズは便利です。
特に北海道のように、雨の日の買い物や車での移動でも屋外を歩く場面がある地域では、こういう「大げさではない防水靴」が一足あると使いやすいと感じます。
本格的なハイキングシューズの代わりではない
一方で、TTS MOC WPを何でもできる靴として考えない方がいいでしょう。
スリップオンは脱ぎ履きしやすい反面、靴紐で細かくフィット感を調整するタイプではありません。
長時間の山歩きや、急な登り下りで足をしっかり固定したい場面なら、用途に合ったハイキングシューズの方が選びやすいです。
また「ウォータープルーフ」とはいってもローカットです。
アッパーからの浸水には備えられても、水が履き口を越えるような深い水たまりまで歩けるわけではありません。

アウトソールには4mmラグがあり、メーカーは防滑性を高める設計としていますが、濡れたタイルやマンホールなどを含め、あらゆる路面で滑らないことを保証するものでもありません。
防水性とグリップ性能は分けて考えた方が安全です。
▶︎ 防水シューズを数か月履いて分かったこと(履き口からの浸水・濡れたタイルでのグリップ)の記事を見る
TTS MOC WPが合いそうなのはこんな人
この靴が特に合いそうなのは、
という人です。
逆に、本格的なハイキングを主目的にするなら、足を固定しやすいハイキングシューズを選んだ方が用途には合います。
TTS MOC WPは、本格アウトドア用の靴を簡略化したものというより、普段履きのモックにアウトドアブランドらしい防水性と足回りを加えた靴と考えると分かりやすいでしょう。
まとめ
防水シューズを選ぶときは、防水性能だけでなく「普段、本当に履きたくなるか」も重要です。
TTS MOC WPは、紐を結ばずサッと履けるスリップオンと防水仕様を組み合わせ、街・車移動・キャンプへ自然につなげやすい一足。ゴツいハイキングシューズまでは必要ないけれど、雨には備えたいという人にとって、使いどころの分かりやすい防水モックです。
▶︎ KEEN ハイトレイル WP(防水シューズ)の解説記事も見る
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!







