みなさんこんにちは!ポロンノゆるっとキャンプ略してポロキャンです!
「関東一の清流」と呼ばれる栃木県鹿沼市の大芦川で、火を使ったBBQのマナー違反が問題になっていると報じられています。
2024年から一部の区域を除いて火気BBQと騒音行為は条例で禁止され、パトロール隊が毎日見回り、多いときは1日100件ほど指導したこともあるそうです。
禁止の看板の目の前で直火をする人がいる、というのです。
このニュースに、私は「気持ちはわかる」と「悲しい」を同時に感じました。
その二つがどこから来るのか、昔さんざん川で遊んできた私自身の場面を交えて書いていきます。
この記事のポイント
・川でBBQしたい気持ちは、マンション時代の私にも痛いほどあった
・悲しいのは、直火の跡や炭が土に還らず、何年もその場所に残るから
・マナー違反が続くと立入禁止になり、困るのは守っているキャンパー自身
・私が今していること——炭は必ず持ち帰り、看板のルールには素直に従う
別角度で書いた記事もあります。あわせて読むと、この話がひとごとでないと感じてもらえると思います。
それでは早速いきましょう!
「気持ちはわかる」——マンション時代、私もBBQに飢えていた
このニュースを頭ごなしに責める気持ちには、どうしてもなれませんでした。
マンション暮らしだったころ、私はBBQがやりたくてやりたくて、たまらない時期がありました。
ベランダは当然禁止です。
だから、河川敷のBBQ開放エリアや、無料で開放されている公園、友人の家、キャンプ場と、やっていい場所を探しては出かけていました。
夏の川に足を浸して、火をおこして肉を焼く。
あれは、その季節にしか味わえない時間です。
川で涼んでBBQもしたい、という気持ちは痛いほどわかります。
正直に言えば、昔の自分にも、ルールをよく確かめないまま楽しんでいた身に覚えがあります。
だからこの件を、遠い誰かの話として切り捨てることができません。
気持ちがわかるからこそ、次に書くことが、よけいに悲しいのです。
それでも悲しいのは、あの炭が土に還らないから

つい最近も、海沿いの誰でも入れるような場所で、放置された炭と、直火をした跡が残っているのを見ました。
そもそも焚き火が推奨されていない場所です。
「なんで、ここで焚いたんだろう」。
そう思いながら、昔の自分と重なって、少し悲しくなりました。
というのも、炭は土に還りません。
分解されず、燃えかすもそのまま残ります。
その日限りの迷惑では終わらず、何年もその場所に残り続けるのです。
残った炭や燃えかすで足を怪我する人もいますし、私自身、子どものころに燃えかすでヒヤッとした記憶があります。
放置された炭は「その日だけ」の話ではない
炭は分解されず、燃えかすもそのまま残ります。放置された炭や焦げた石は、後から来た人が足を切るなどの怪我につながることもあります。
きれいな川辺に黒い焦げ跡が残っているのを見ると、「その日一日の話じゃないんだよな」と、いつも思います。
一番こわいのは、遊び場を自分たちで失っていくこと
そして、もう一つ。
マナー違反が積み重なると、その場所はやがて立入禁止やBBQ禁止になります。
大芦川の条例も、たぶんそうやって、困りごとが積み重なった末にできたものだと思います。
禁止には、禁止されるだけの理由があったはずです。
実際、昔に比べてBBQができなくなった川や、釣りができなくなった場所は、確実に増えています。
そして次にそこで静かに遊びたかったのは、ルールを守っている私たちキャンパー自身です。
違反は、めぐりめぐって自分たちの遊び場を狭めているのです。
これが、私がこのニュースで一番悲しいと感じたところでした。
誰かと対立したいわけではありません。
ただ、来年も再来年も同じ場所で遊びたいなら、守る側にいたほうが得なんじゃないか。
そう考えるようになりました。
今の私がしていること——炭は必ず持ち帰る

えらそうなことは言えません。
だから私は、まず自分の手元から変えるようにしています。
炭は必ず持ち帰る。
最近は、それまで使っていた火消し壺から、炭袋(火消し袋)に替えました。
そのほうが手軽で、持ち帰りが億劫になりにくいと感じたからです。
炭を持ち帰る道具が気になった方は、火消し袋や火消し壺の一覧から選べます。
そして、看板にルールが書いてあったら、素直に従う。
遠回りに見えて、それが結局、来年も再来年も同じ場所で遊ぶための一番の近道なのだと思います。
まとめ
清流でのBBQ違反のニュースは、私にとって、責める気持ちよりも悲しさの残る話でした。
気持ちはわかります。
川で涼んでBBQをしたい夏の気分は、昔の自分がよく知っています。
でも、炭は消えないし、直火の跡は何年も残ります。
そして違反が続けば、その場所そのものが立入禁止になり、次に困るのは、静かに遊びたいキャンパー自身です。
できるところから、炭を持ち帰る人が一人でも増えたら——と、今の私は思っています。
それが、大好きな川辺で来年も遊ぶための、いちばん確かな方法だと感じています。
炭の後始末に使う道具は、火消し袋・火消し壺の一覧から選べます。
川遊びやアウトドアの「場所を大切にする」話は、他の記事でも触れています。気になった方は、あわせて読んでみてください。
それでは皆さん、賢く『ゆるっと』豊かなアウトドアライフを!


